写実派

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写実派 Realism

 19世紀半ば、新古典派およびロマン派の過度の演出に対する反動から起こった美術様式。

 対象の美醜に関わらず、現実をありのままに表現するのが特徴。
 率直な主題を、理想化せずに、また形式論に追従せずに描いた。また、現実に対する関心から、農民や労働者の像、身近な風景などをモティーフとした。

 社会的背景に、産業革命による物質生活や自然科学の進歩、資本主義社会の成熟、それらの反面として、労働・社会問題の深刻化、などがある。

 現実に対する姿勢は、印象派に影響を与えた。

 代表的な画家は、コロー、ミレーなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 フィンランドの画家と言えば、誰はともあれ、国民的な神話叙事詩「カレワラ」を描いたアクセリ・ガレン=カレラ(前掲)。パリで学ぶが、祖国への思い絶ちがたく、帰国後は「カレワラ」に取材した連作を発表。当時ロシア統治下にあったフィンランドで、自国の民族や文化への誇りを喚起した。レンミンカイネンは「カレワラ」に登場する、武術・魔術ともに優れたハンサムな女たらし。
 
 ヘルシンキ、アテネウム美術館(Ateneumin Taidemuseo)。

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 ジョン・フランシス・マーフィ(John Francis Murphy)もアメリカの風景画家。解説によると、独学で絵を学んだ彼は、ハドソンリバー派やバルビゾン派から影響を受け、特にワイアントとの交流は彼の画風をトーナリズムへと導いた。ローキーな色調の、茫漠とした吹きさらしの不毛な平野を好んで描いた、とあるが、ひたすら広がる縦横無尽の大地も、やっぱり自然風景の一つだろう。

 個人蔵。

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 アレクサンダー・ヘルウィグ・ワイアント(Alexander Helwig Wyant)もアメリカ、トーナリズムの風景画家。解説によると、オハイオに生まれた彼は、イネスらハドソンリバー派のスタイルで、オハイオ川沿いを遊歴しつつトポログラフィカル(地形学的)な風景画を描いていた。パリへと遊学、例によってバルビゾン派に染まるが、ノルウェーの国民ロマン派の画家ギューデの絵に感銘を受けて、さらにデュッセルドルフへ赴く。ある画家の絵に感動し、その画家に会いに行き、その画家を思わせる画風で描いてみる。その時代に生きた生身の絵描きの特権なんだろうな。

 個人蔵。

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 好みの問題ももちろんあるだろうが、静物画が俄然、興味深く感じられるようになるのは、近代以降のように思う。特に花の絵は、生き生きとした、躍動感あるものが多くある。花という対象そのものが生命を感じさせるし、花はそれだけで絵になるという強みに乗っかって描かれた、画家の伸びやかさも感じさせる。まあ、私の個人的な感想なんだけど。

 ブカレスト、ルーマニア国立美術館。

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 ルキアンの絵は、グリゴレスクやアンドレエスクよりも世代が若いせいもあって、モダニズムに通ずるシンボリスティックな雰囲気がある。それでも彼の描いた風景や花は、とても絵画的な、癒されるものがあるのに対して、人物はかなり内面的で、ときに苦悩に満ちている。彼もまた病苦に苛まれ、安楽椅子に座りきりの生活だったというから、とりわけ自然を美しく感じ、人間の病・老・死をやるせなく感じていたのかも知れない。

 ブカレスト、ルーマニア国立美術館。


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