写実派

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写実派 Realism

 19世紀半ば、新古典派およびロマン派の過度の演出に対する反動から起こった美術様式。

 対象の美醜に関わらず、現実をありのままに表現するのが特徴。
 率直な主題を、理想化せずに、また形式論に追従せずに描いた。また、現実に対する関心から、農民や労働者の像、身近な風景などをモティーフとした。

 社会的背景に、産業革命による物質生活や自然科学の進歩、資本主義社会の成熟、それらの反面として、労働・社会問題の深刻化、などがある。

 現実に対する姿勢は、印象派に影響を与えた。

 代表的な画家は、コロー、ミレーなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 パール・ラースロー(Paal Laszlo)はハンガリーの風景画家。ムンカーチ・ミーハイに感化されて絵を描き、ムンカーチと共にパリに渡っている。フランスではバルビゾンに腰を落ち着けたという彼の風景画は、バルビゾン派と同じく、自然に対する憧憬が漂っている。

 ブダペスト、ハンガリー国立美術館。

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 いかにもリアリズムという姿勢の絵から離れたムンカーチは、サロン好みのカラフルな風俗画や、風景画、有名人の肖像画、伝統的な宗教画など、いろいろと描くようになった。若気の偏狭な思想から解放されてのことか、それとも世評を狙って節操をなくしてのことか、まあ、本人でなければ分からない。ハンガリー絵画については、実に充実したサイトがあって、ハンガリー画家とその主要作品、略歴などがまとめられている。日本の洋画にも、こんなふうなサイトがあったらな、と思う。

 ブダペスト、ハンガリー国立美術館。

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 画家として珍しいことなのかどうかは分からないが、ムンカーチの絶頂期は、リアリズムの姿勢から働く人々を主題として描いた初期にあるとされている。彼は男爵未亡人と結婚した後は、こうした姿勢を解き、もっぱらサロンを意識した、泥臭くない風俗画を描くようになったという。つまり、絵もまた上流階級的になったということだろうか。こうした視点から絵を評価するのも、センチメンタルだと思うのだが。

 ブダペスト、ハンガリー国立美術館。

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 ムンカーチ・ミーハイ(Munkacsy Mihaly)もハンガリーの代表的画家。パリに渡り、バルビゾン派やクールベから影響を受けたという彼は、自身もまた、働く人々の生活を主題としたリアリズムの画家として画壇に登場した。生涯、パリに暮らし続けたというムンカーチだが、故国ハンガリーの絵画史上での彼の影響は、絶大なものなのだそう。

 ブダペスト、ハンガリー国立美術館。

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 モーヴの水彩画には味があり、モーヴの絵だとすぐに分かる。ほとんど緑とグレーのツー・トーンで描かれていて、その緑もまたくすんでいる。よどんだ空には、雲が織り成す微妙なニュアンス。丁寧に描き込まれた絵もいいが、一目で絵だと分かるような、サササと描かれた絵もまた、絵画らしくていい。

 アムステルダム、ヴァン・ゴッホ美術館。


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