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アントン・モーヴ(Anton Mauve)はオランダ、ハーグ派の代表的画家。ハーグ派は、フランス、バルビゾン派から影響を受け、自然のなかの大気と光を表現しようとした写実画派。彼の妻はゴッホの従姉妹に当たり、画家を志したゴッホは、このモーヴに最初の絵の手ほどきを受けた。伝統的な訓練に反撥したゴッホは、すぐに、大喧嘩の末にモーヴのアトリエを飛び出したというが、ゴッホはその後も、同様の訓練を自分なりに、独学で続けている。 |
写実派
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写実派 Realism
対象の美醜に関わらず、現実をありのままに表現するのが特徴。
率直な主題を、理想化せずに、また形式論に追従せずに描いた。また、現実に対する関心から、農民や労働者の像、身近な風景などをモティーフとした。
社会的背景に、産業革命による物質生活や自然科学の進歩、資本主義社会の成熟、それらの反面として、労働・社会問題の深刻化、などがある。
現実に対する姿勢は、印象派に影響を与えた。
代表的な画家は、コロー、ミレーなど。
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マッキア派は印象派の先駆けとか、イタリアの印象派とかと言われるが、印象派と比べるとフォルムが古典的でしっかりしている。だから、見た目には外光派のようでもあるし、点描派に似通ってもいる。などなど、美術史的にはいろいろあるのだろうが、いずれにしても近代イタリア絵画の重要な流れには違いない。ところで同じ明るい色彩でも、この明快なフォルムのせいで、私にはマッキア派の光がイタリア的な陽射しに見えてくる。ストルネッロとは、「3行の音節からなる民謡曲」だということ。 |
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シルヴェストロ・レーガ(Silvestro Lega)もイタリア、マッキア派の画家。マッキア派(マッキアイオーリ)は、従来のアカデミー教育への反撥、イタリア統一の支持などの思想を共有し、フィレンツェのカフェ・ミケランジェロにたむろして、新しい絵画の方向を探った画家グループ。色斑によって外光を表現し、メディアから、伝統的手法の丁寧さを欠いた「シミのような」絵と評価されて、その名が付いたというエピソードまで、フランス印象派に共通している。印象派の先駆けとも言われているこのグループ、もっと紹介されてもいいように思う。 |
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19世紀後半、ちょうどフランスで印象派が盛んだった時期とパラレルに、イタリアのフィレンツェでは、マッキア派(マッキアイオーリ、Macchiaioli)という流れが現われた。マッキアというのは「シミ」の意味。戸外制作を主とし、その新鮮な光を描写するため、点描のような小さな色斑のタッチを用いたが、主題上の思想としてはバルビゾン派からの影響が強い。モルベッリもこのマッキア派の流れを汲む。安息日の早朝、ミサへと向う老人たちの背に、画家は当時の社会が負う諸問題のやるせなさを語らせている。 |
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こちら、マリアンネの夫、アドリアン・ストークス(Adrian Stokes)、イギリスの風景画家。とあるラファエル前派の画家に才能を見出され、絵を学ぶようになった彼は、訪れたフランスでマリアンネと結婚、帰国後は、セント・アイヴズの芸術家村にも加わったという。このセント・アイヴズは、近郊のニューリンとともに、芸術家コロニーが形成された漁村。モダニズムな抽象絵画も展開し、テート・ギャラリーの分館もある。 |




