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ミカエル・アンカー(Michael Ancher)もデンマーク、スケーエン派の画家。余暇に絵を描くうちに本格的に絵を学ぶようになった彼は、20代半ばにスケーエンを訪れ、その地で生まれ育ったアンナと結婚、終生スケーエンで暮らして、海岸風景や漁師たちの生活を描いた。アンカー夫妻は、デンマーク国内では今も人気があるらしく、クローネ紙幣にも二人の肖像が描かれているのだとか。 |
写実派
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写実派 Realism
対象の美醜に関わらず、現実をありのままに表現するのが特徴。
率直な主題を、理想化せずに、また形式論に追従せずに描いた。また、現実に対する関心から、農民や労働者の像、身近な風景などをモティーフとした。
社会的背景に、産業革命による物質生活や自然科学の進歩、資本主義社会の成熟、それらの反面として、労働・社会問題の深刻化、などがある。
現実に対する姿勢は、印象派に影響を与えた。
代表的な画家は、コロー、ミレーなど。
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画家の母というのは、よく見かける画題。母という存在は、子に対する無条件な母性愛の象徴なんだろうか。でも、卑近な例で想像してみると、私が自分の母を描くとなると笑っちゃうし、母のほうでもイヤと言うに違いない。 |
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アンナ・アンカー(Anna Ancher)も、その夫ミカエルとともに、デンマーク、スケーエン派を代表的する画家。彼女はスケーエンの生まれで、当時のデンマーク画家の例に漏れず、コペンハーゲン、次いでパリで絵を学び、結婚後も描き続けた。パリでは、先のクロイヤーの妻マリーと同期。クロイヤー本人も、スケーエンにて、このアンカー夫妻から影響を受けたという。 |
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気のせいかも知れないが、太陽の光の下、水辺で水遊びをしている絵というのは、もちろん若い女性たちが描かれる場合がほどんどなのだが、それが子供となると、少年たちが戯れている絵のほうが圧倒的に多い。と言うか、少女たちが裸になって水遊びをしている絵を、観た記憶がない。まあ、子供なんだから、遠目には男の子か女の子か、はっきり分からないんだけど……。 |
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19世紀末というのは、フランスでは印象派が興隆した後の、いわゆる後期印象派や象徴派の時代。フランス周辺の国では、少し遅れて印象派からの影響が広がった時代。北欧でもそうで、スケーエン派の絵は概ね、外光を帯びた明るい色彩と、軽やかな筆致の画風、そしてモダンな主題のものが多い。マリーというのは画家の妻。 |




