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グイド・レーニ(Guido Reni)はイタリアの画家。フェルメール「真珠の耳飾の少女」は、この絵からインスピレーションを得たものだとか。そう言われれば、振り返るポーズやターバンがよく似ている。ベアトリーチェは名門に生まれた絶世の美少女ながら、サディスティックな父親から、性的を含む精神的肉体的虐待を受け続け、ついに父親を殺して処刑された、悲劇の女性らしい。限定された色数が、彼女の憂いを際立たせている。 |
バロック
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バロック Baroque
バロックの名称は、「歪んだ真珠」を意味するバロッコ(Barocco)に由来する。伝統や精神性への回帰として、カトリック教会から奨励された。
調和と均衡の理想美を目指すルネサンスの様式に対して、ドラマティックな迫真性、ダイナミックな動感が特徴。
ルネサンスの理想美やマニエリスムの人工的な誇張美に対する反動はあるが、基本的に盛期ルネサンスの伝統を継承している。
一方で、主題、様式とも、現実への関心が高まった。また、より率直で、より自然主義的、主情主義的な表現を好んだ。
光の効果を駆使した、劇的な明暗対比も特徴の一つ。
代表的な画家は、カラヴァッジオ、ルーベンス、レンブラント、フェルメール、ベラスケス、プッサンなど。
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フェルメール(前掲)の超有名な絵。日本にもやって来た。私は、とある事情で、この絵を観るのに死ぬ思いをした。フェルメールのほかの風俗画とは一風異なる雰囲気の、人物に焦点を当てた絵。真珠と瞳と唇の、光の反射がなければ、魅力が半減したかも知れない。 オランダ、ハーグ、マウリッツハイス美術館。 |
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ルーベンスにはもう少し、この手の肖像画を描いて欲しかったな。色も派手すぎないし、女性も太すぎないし。ちなみに、タイトルの「麦藁帽子」というのは誤訳で、この女性のかぶっているのは、麦藁帽子ではないのだそう。本当は、金襴(キンラン)帽子なのだとか。どう見ても麦藁には見えないと思った。 |
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狭義のバロック(=「歪んだ真珠」)を最も体現しているのは、やはりこのルーベンスだと思う。明暗などの劇的な効果だけでなく、力強い人体表現や、華麗な色彩などなど、すべてが派手で、柔らかで、輝かしい。が、私の好みから言うと、ルーベンスの女性たちはちょっとプヨプヨしすぎている。 |
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ピーテル・パウル・ルーベンス(Piter Paul Rubens)はご存知、王の画家にして画家の王と言われたフランドルの巨匠。この生々しい絵、数年前にホンモノを観た。首を切られたばかりのメドゥサが、私を睨んでいたっけ。どうも向きが逆だった印象があるのだけれど(簡単に画像を反転できるためか、サイトによってはこれとは逆向きの絵もある)、企画展の公式サイトで調べなおしたら、こちら向きだった。 |




