アカデミズム

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アカデミズム Academism

 19世紀後半、フランスを中心とするヨーロッパのアカデミーおよびサロン(官展)で支配的だった絵画様式。

 アカデミーとは、正規の美術教育や技術習得を目的とする美術学校のこと。美術界に対する権威も付与されていた。
 1664年、フランスで王立絵画彫刻アカデミーが創立され、美術学校と公式の展覧会を支配するようになった。18世紀、この例にならってヨーロッパ各国にアカデミーが生まれた。
 「アカデミズム」は主に、19世紀半ば、その伝統を墨守した保守的傾向を指す。

 新古典派の伝統にもとづいて、高度に完成された様式、特に滑らかな仕上げにより、歴史や神話の主題を道徳的に表現するのが特徴。
 同時に、新しい市民社会の趣味に対応したため、浅薄で卑俗な一面も現われるようになり、新古典派の様式、内容は形骸化しつつ残存することとなった。

 代表的な画家は、ジェローム、カバネル、ブーグローなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 ジャメ・ベルトラン(James Bertrand)はフランスの画家。美しい女性の絵が多い。この絵は、モデルにオフィーリアの格好をさせて描いたもの。フランスのアカデミズムらしい美人。

 個人蔵。

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 ヘンリク・ロダコフスキ(Henryk Rodakowski)もポーランドの画家。ポーランドの画家たちは、パリで絵画を学ぶのはもちろんのこと、ドイツやロシアでも学ぶことが多い。で、このような、正統的な写実に則った肖像画や歴史画も多い。

 所蔵不明。

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 ヤン・マテイコ(Jan Matejko)はポーランドの国民的画家。肖像画や、ポーランド史をテーマとした歴史画を描いた。スタンチク(Stanczyk)はポーランド史で最も有名な宮廷道化師なのだとか。王宮の舞踏会で、隣の部屋の華やいだ人々から一人離れて坐る道化師。スモレンスクがロシアに占領されたという知らせが届いたシーンらしい。私は史実には詳しくないけれど、察するに、この道化はポーランドという国の意識を一人格として表現しているのだろう。

 ポーランド、ワルシャワ国立美術館(National Museum, Warsaw)。

エネル「読書する女」

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 エネルは裸婦も多く描いている。同じく背景が暗いなかに、白い肌の女性の裸体が、幽霊のようにぼーっと浮き上がっている。そのせいか、女性たちは特別なポーズや表情というわけではないのに、妖艶な雰囲気。

 パリ、オルセー美術館。

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 ジャン=ジャック・エネル(Jean Jacques Henner)はフランスの画家。女性や裸婦を描いた。彼の絵は、真横から見た顔が多く、輪郭がぼやけていて、暗い背景に、女性の白い肌がぼうっと浮かび上がっている感じ。いろんな女性の描き方があるもんだ。

 個人蔵。


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