象徴派

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象徴主義 Symbolism

 19世紀後半、フランスを中心に起こった、反写実主義を特徴とする美術運動。

 詩界における「象徴主義宣言」を起点とする文芸運動に由来する。背景に、近代的合理主義に反対したユング、フロイトなどの哲学思想がある。
 眼に見えない内的世界や、現実を離れた暗示的な象徴世界を、具象化し再現するのが特徴。

 神話や宗教における神秘的感情、内的な思考、魂、夢、精神や観念、普遍的な理念などを主題とし、それらを現実世界に存在するものの姿を借りて、装飾的、夢幻的に描いた。それにより、人間の存在や運命に関する苦悩、精神の優越性などを表現した。

 内面世界を描く姿勢は、表現主義などに影響を与えた。
 
 代表的な画家は、モロー、ルドン、シャヴァンヌなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 ヤクプ・シカネデル(Jakub Schikaneder)はチェコの画家。彼が好んで描いたのは、ソフトなタッチとソフトなムードの、哀愁漂う小暗い風景。彼の絵では、悲嘆に打ち沈んだ人物たちは仄かな薄明かりのなかに溶け込んでいて、画面全体に一つのメランコリックな物語を醸している。

 プラハ国立美術館。

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 この種のグレートーンのピンクは、北欧の絵によく見かける。フィンランドの象徴主義絵画には、ほとんどモノトーンに近い色数の、薄ぼんやりしたものがあり、かと思うと、外光派と見紛う、色彩豊かで眼を射るようなブリリアントなものもある。一年の半分が白夜で、もう半分が常夜だと、こんなふうな両極端な傾向になるのだろうか。よく分からない。

 ヘルシンキ、フィンランド国立美術館。

テスレフ「こだま」

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 エレン・テスレフ(Ellen Thesleff)はフィンランドの女流画家。やはりパリにて、当時流行していた象徴主義に参加した彼女は、フィンランド象徴主義の最初期の画家に位置づけられている。一般に自然主義に反対した象徴主義ではあるが、フィンランドに生まれた彼らが描く故国の風景は、自然に対する当然のような敬意が感じられる。

 ヘルシンキ、ガッレン=カッレラ美術館。

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 エンケルの描く男性の裸像は、筋肉美が目に立つタイプのものではなく、なよやかで貧弱な少年的、女性的タイプのもの。けれどもそれらは肉感的。スピリチュアルなムードを持ちつつ、やはり肉感的。同性愛者だったエンケルは、数々の著名な象徴主義画家たちが出品した画展「薔薇十字展」を主催したジョゼファン・ペラダンの神秘主義に心酔し、彼の文学から両性具有的な美意識を得た、とある。

 ヘルシンキ、フィンランド国立美術館。

エンケル「目覚め」

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 マグヌス・エンケル(Magnus Enckell)もフィンランドの画家。パリにて象徴主義運動に加わった彼は、フィンランドで最初に自然主義を捨てた画家として紹介されている。禁欲的な色彩で内面的な雰囲気を醸す彼の絵で、最も印象的なのは、とにかく男性のヌード、ヌード、ヌード!

 ヘルシンキ、フィンランド国立美術館。


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