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今回は今までとちょっと違うバージョンのお話を・・・。
突然命を絶たれたら・・・あなたならどうしますか??
19歳夏、短大からの帰り道、画材道具を片手に
歩道を自転車で走っていた。
するとふわっと・・・道路脇に男の人が立っているのが見えた。
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
すぐにわかった。
生きている人ではない。
だって腰から下が透けているし、モノトーンだ。
今晩は課題が沢山あるし、バイトもはいっているし、見なかった事にしよう!!
とぶつぶつと自分に言い聞かせ、
自転車で通り過ぎた。
そして数日後・・・。
ベランダで洗濯物を干していたら・・・
部屋の中のすぐ横で男の人の声がする。
推定40歳くらいだ。
テレビもステレオも付いていない。
「あちゃ〜〜ついてきてるよ〜〜〜。
この前除霊に行ったばっかりなのに〜〜〜!!」
除霊代も結構バカにならない。
しばらく様子を見ようと思った翌日・・・
昼からの講義を受けるため、出かける準備をしていた。
歯磨きしていたその時、
目の前に突然いなかの様な風景が広がり、
大きな古い家の庭に50代くらいの女の人が立っているのが見える。
「ありがとう!!本当にありがとう!!」
ぼろぼろと涙がこぼれおちて。
歯ブラシを入れたままの口が勝手に動く。
「ありがとうありがとうありがとう・・・・・」
私を動かしている人は男の人で、年配の人のようだ。
何度かお礼を言いまくった後、気が済んだのか、
ふっといなくなった。
道路の脇に立っていた人は、交通事故で亡くなったらしい。
その時同乗していた人、おじいちゃんと男の人、女の子が3人とも
付いてきていたという事だ・・・・。
どうりで・・・異常に肩がこっていたはずだ・・・。
おじいちゃんはあの女の人に、最後に感謝の言葉を言いたかったのだろう。
わかるものなら、女の人に伝えてあげたかった。
すごく暖かく、涙が流れるほど、感謝していたのだ。
でも・・・そこまでは出来ない。
一度やっちゃうと、また最後の言葉を伝えてほしい霊が
ぞくぞくと寄ってきてしまうからだ。
ごめんねおじいちゃん。
成仏してください・・・・・。
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