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http://blogs.yahoo.co.jp/chinabluepeugeot/40533621.html のつづきです。 (前の記事を読まなくてもわかるようにしておきます。・・・できるかぎり。) 2006年 8月2日 15時40分 青森県八戸市 この日は午後6時から山車の夜間運行がありました。 私は鍛冶町の人達と一緒に、八戸市役所向かいの消防署内で食事をしていました。 メニューは婦人部の方々が作ってくれた、おにぎり・おでん・からあげ・漬物・ジュースです。 とてもおいしいです。 写真には子供達しか写っていませんが、ここでは鍛冶町の子供達から60代くらいの人達まで 様々な年代の人が一緒になって食べていました。 同じ場所で、同じ服を着て、同じものを食べて。 本当に暖かな一体感がここにはありました。 気が付くと私の後ろに、鍛冶町の大人の方が来ました。50代くらいのYさんです。 私は、Yさんの隣に行きました。 その人は見たことが無い足袋を履いていました。 足袋の裏に靴底が付いています。 地下足袋[じかたび]というもののようです。 私が興味を持っていると、Yさんが話してくれました。 Yさん「この足袋はかなり古くて、昔からずっと使っているんですよ。」 私の目には新品同様に見えます。 私「物持ちがいいですね。」 Yさん「ははは。大事に使っていれば何年でも使えるんですよ。太鼓でも何でも。」 太鼓・・・。 鍛冶町では今年、お祭り前に、大太鼓の皮が破れてしまうというトラブルが発生しました。 急いで張り替えてお祭りには間に合いましたが、30万円の修理代がかかりました。 Yさん「太鼓が破れたのはね、一箇所だけを叩いていたからですよ。 きちんと考えてまんべんなく叩けば、太鼓は破れたりはしません。 きちんとした叩き方をしていないから破れるんですよ。」 すると鍛冶町の20代の女性のRさんが来ました。 Rさん「Yさんは私が子供の頃、鍛治町で子供達に色々教えていた人なのですよ。 それはもう厳しかったです。私は泣いたこともありますよ。(笑)」 Yさん「昔は厳しく教えていたんですよ。まずは小太鼓から教えて、完璧に出来るようになったら 笛、次に大太鼓、音頭という風に教えていました。今は小学生は小太鼓、 中学生になったら笛を教えると言う感じですが、本当は一つが完全に出来てから 次に進まないといけないんですよ。私は、鍛冶町のことは全てできますよ。」 私「太鼓も笛も全部ですか。」 Yさん「できますよ。笛やりたい人は笛だけ、太鼓やりたい人は太鼓だけを 覚えるんじゃだめなんですよ。」 確かに。 皆で一体となるのに、他の人達のことがわからなくてはいけないですね。 Yさん「でも今はそこまで完全にしていません。時代の流れでしょうか。 だから太鼓を叩くのにしたって、一箇所だけ叩いて太鼓を破ってしまったり、 力を入れすぎて、すぐに疲れてしまったりします。 太鼓では叩いている最中でも、力を抜いて叩いて休む時もあるんですよ。 それもきちんと覚えていかないといけません。 本当はそれを覚えるまではお祭りで叩いてはいけないんですよ。」 Rさん「うんうん。他にも色々ありました。例えば小太鼓のバチを上げたとき 5人全員バチの高さが揃わないといけなかったんですよ。 背が小さい子は高く上げないといけないんです。で、ずれると怒られて。 私はお祭り前日にYさんに『お前は本番で出さない!』と言われて泣いたんですよ。(笑)」 Yさん「そう。バチもそろえました。そうやって次の人達に受け継いでいくんですよ。 昔からそうやって受け継いできました。それがこのお祭りの伝統なんです。 若い人達にきちんと伝統を受け継いでいって欲しいものです。」 鍛冶町という山車組は、伝統を重んじる山車組です。 太鼓や笛、音頭、習慣など鍛治町には色々なところに伝統が残っています。 戦争や時代の流れに負けず、ずっと伝統や文化を守り続けてきたのですね。 実際に写真に写っている浴衣や半纏も、鍛治町の人達はデザインを変えずに大事に 毎年毎年受け継いできています。 全ての世代が同じ服を着ています。 私は鍛冶町の浴衣をお借りして、その浴衣を着た瞬間 伝統の重みやお祭りへの責任感、そして鍛治町の人達との一体感を感じました。 なんとも言えない良い気分になりました。 また、食事で食べる経木に包まれた手作りおにぎりも 鍛冶町の人達が代々食べていたものと全く同じものと聞いていました。 (このときは経木が売り切れてパックでしたが・・・) 婦人部の方々の手作りであることも嬉しいのですが、 それに加えて、やはり昔の鍛冶町の人達と連続しているんだと言う一体感を感じ、 本当にいい食事だと思いました。 私は八戸の人間ではないし、太鼓も笛もできないけれど、 伝統を守るために何か出来ないかと思わずにはいられません。 さて、Yさんのお話をいただいたあと、私は山車のある市役所前へ向かいました。 市役所に置いていた鍛冶町の山車です。 しばらくすると子供達のお囃子が始まりました。 ここで山車が出発する時間まで、待ちます。 市役所前には山車がたくさん置いてありました。 ちょっとぐるっと一周してきました。 たくさんの山車が並んでいます。 市役所お隣の公会堂のほうに行くと、屋台がずらりと出ていました。 さすが八戸。「せんべい汁」があります。(笑) ステージもありました。 色々なイベントが行われるのですね。 市役所前に戻ると、先に出る山車が出発していました。 山車の後ろに獅子舞がたくさん! 私は鍛冶町の山車に戻りました。 お囃子はさらに加熱していきます。 笛吹きも堂々と吹き続けます。 おや。山車の製作部の人達は何か不具合を見つけたようです。 一生懸命直します。 届かなかったようで、Sさんが20代の男性を肩車して直しています。 Sさん、すごい! 周囲の子供達が心配してみています。 どうやら治ったようです。良かったです。 ホッとしているところに、他の山車組の人が私を訪ねてきました。 テレビに出てきそうなかわいい女の子。 mixi友達のはるちんさんでした。 私に会いにわざわざ来てくれたのでした。 とっても感激。*^^* はるちんさん、ありがとうございます! さて、いよいよ出発の時間が来たようです。 山車から2本のロープが伸びて行きました。 |

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見事な山車ですね。ともえさんの気持ちとともに、お祭りの感動が伝わってきますよ。こちらでもお祭りや、行事があるとよく太鼓が出てきますが 今回勉強になりました。まんべんなく叩かないといけないのですね。
2006/8/24(木) 午後 8:47
本当に見事な山車で、迫力がありますね^^太鼓の話がありましたが、こちらの祭りではそこまでは厳しくないですが、太鼓同士の息が合わないと怒られましたね^^;
2006/8/24(木) 午後 10:14 [ - ]
お祭りの伝承は地域の皆さんが一体となってはじめて続いていくのだと思いますが、ここの街の皆さんは大人から子供まで一体になって素晴らしいですね、私の地元では夏祭りはもうやらなくなってしまいました、続けていける それだけで地元の皆さんの努力がうかがえます。
2006/8/25(金) 午前 0:09 [ demitasseyまたはデミと呼んでくだ ]
akiさん>>お祭りの感動が伝わりますか。そう言っていただけるとうれしいです。ありがとうございます!私も太鼓はまんべんなく叩かないといけないとは知りませんでした。勉強になりますね!
2006/8/25(金) 午後 11:05
くろさん>>迫力ありますよね。あれを毎年作る八戸ってすごいと思います。くろさんも太鼓をやっていたのですね。練習が結構厳しいみたいですね。
2006/8/25(金) 午後 11:06
デミさん>>その通りですよね。八戸は大人から子供まで一体になって本当に凄いと思います。そちらでは夏祭りをやらなくなってしまったのですか。それは悲しいことですね。お祭りを続けていく八戸の人達の努力もすごいですよね。
2006/8/25(金) 午後 11:08
***さん>>ありがとうございます〜♪
2006/8/25(金) 午後 11:08