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2007年2月19日 16:05 青森県八戸市 八戸市グランドホテルの駐車場 私「Sさん・・・車パンクしていますよ。」 Sさん「えーっ!」 見事なまでにタイヤの空気が抜けていました。 Sさん「まいったなー。」 Sさんが車のトランクから替えのタイヤを取り出します。 私「Sさん、タイヤ交換できるんですか。」 Sさん「できますよー。最近できない人多いですけどね(笑)」 私「・・・できません(汗)」 Sさん「・・・。」 私「あの何かお手伝いできることありますか?」 ごめんなさーい・・・!(泣) そして3分で終わりました。さすがです! そしてSさんと私は車に乗り、ラピアのそばにある 『リカーショップ夢ギャラリー』へと向かいました。 そこにSさんのえんぶり人形が展示されているのです。 リカーショップ夢ギャラリーに着きました。 ドアを開けると・・・早速Sさんの人形が並んでいました。 これは中居林えんぶり組の「礼」です。 本物そっくりです。 (本物) ちなみに人形のお顔はどんな感じ・・・? 下から失礼しまーす。 あ、目が開いてる 見たくなるんですよー!(笑) 中居林えんぶり組の太夫のポーズ 本当に良く出来ています。そっくりです。 (本物) ちなみにこの人形、人形本体はもちろん、 衣装、烏帽子、小道具にいたるまで、全てSさんの手作りです。 えんぶりはえんぶり組によって、衣装や小道具、烏帽子の絵などが違うのですが、 Sさんはしっかりと調べて細かく作っています。 本当に芸が細かいです。 そして、中居林えんぶり組 藤九郎の【鶴鴨】 ※【鶴鴨】=【鶴の羽返し】と【鴨の練り首】のこと Sさん「これはね、中居林の藤九郎のTさんをモデルにしているんですよ。 Mさんちで飲み会を開いたんですが、Tさん親子も呼んで。 そこで【鶴の羽返し】を見せてもらったんですよ♪」 Sさん、その飲み会、私も呼んで欲しかったです・・・鶴の羽返し〜っ(泣) Sさん「これも新作なんですよ^^」 これは糠塚えんぶり組の太夫さんですね。 (本物) 衣装とかもそっくりです。ここまで作るとは(笑) しかもこの顔! 仕事を終えた太夫さん達のホッとした顔が良く出ています。 ↓こんな感じ (組違うけど) Sさん「ちなみに桃川の酒袋にお酒を入れてみました。」 ビンのふたにまで【桃川】って書いています(笑) 私「これ・・・Sさんが作ったんですか?」 Sさん「ビンはもらったんですけどね。袋は自分で作りました。 酒袋を計ってスケールダウンして、文字を筆で書いて♪」 Sさん、タダものではありません(汗) 筆で書いたって・・・普通書けないですよ! 私「あの・・・ビン引っこ抜いていいですか?」 Sさん「いいですよ。」 抜いて見ます。えい。 ・・・。 ねぶたでした(笑) Sさん「ちなみに写真家の方は、後姿がいいって言うんですよ。」 私「後姿ですか。」 ・・・なるほど。 背中で語る男です。 Sさん「ちなみにこっちが尻内えんぶり組です。」 Sさん「烏帽子が珍しいでしょう。」 私「文字が書いていますね。」 Sさん「そう。文字が書いてあるんですよ。 藤九郎が黒い烏帽子、あとの2人が白い烏帽子なんです。」 白い烏帽子の太夫さん ちなみに本物↓ Sさん「これも一個一個書いたんですよー。」 ものすごい器用さですね・・・(汗) 私「一つ聞いていいですか?」 Sさん「はい。」 私「もしかしてこの衣装の柄もご自分で作られたのですか?」 ちなみに本物↓ Sさん「ええ、私が書いて、アイロンで布にプリントして・・・。」 ここまでしますか(笑) ちなみにこれはSさんの職業ではありません。 あくまでも趣味なのです。 Sさんはえんぶりが大好きで大好きで、 その思いで人形を作っています。 どれだけえんぶりが好きか、ものすごく伝わってきます。 他にも様々な人形があります。 重地えんぶり組 (本物) 塩町えんぶり組 (本物) お囃子さん (本物) この他にも様々な人形があります。 さて、このギャラリーにはお客さんが時々えんぶり人形を見に来ます。 Sさんはお客さんに解説します。 人形について、えんぶりについて。 1年前を思い出しました。 1年前、長者山でMさんから紹介された、見ず知らずの私に Sさんはえんぶりのことを色々教えてくれました。 八戸は昔は飢饉が多く、貧しくて本当に大変だったこと。 えんぶりは、豊作を必死の思いで祈る、南部の人達の神事であること。 烏帽子は馬の頭の形から出来ていること。 烏帽子の柄には色々なものがあること。 中居林えんぶり組のこと。舞いの美しさ。 えんぶり組によって烏帽子や衣装、踊りなど全然違うこと。 その他にも様々なことを教えてもらいました。 Sさんのおかげで、私はえんぶりに興味を持つようになり、 えんぶりの魅力を知り、深く深く知りたいと思うようになりました。 大きな楽しみを私は見つけました。 Sさんには本当に感謝しています。 Sさんみたいな人がたくさんいたら、 県外の人も大勢えんぶりに興味を持つようになるかもしれませんね。 Sさんとお客さんの会話が続いています。 お客さん「本当にえんぶりがお好きなんだってことが伝わってきますね。」 Sさん「もう好きで好きで。気がつくと扇子にまでこだわって自分で作っちゃいます。」 お客さん「ひゃーっ(汗)」 お客さん「この首の手ぬぐいの模様も、もしかして書かれたんですか?」 Sさん「ええ、渋紙に丸く一個ずつ小さな穴を彫って、布にその型紙をあてて 刷毛でシャカシャカーッと染料で染める【型友禅】の技法で。」 お客さん「へえーっ!」 『リカーショップ夢ギャラリー』ではお客さんは驚きの声が止まりませんでした。 18:00 Sさん「ではそろそろ行きましょうか。これから東十日市えんぶり組のかがり火えんぶりですね。」 私「はい。」 Sさん「私は奥さんを迎えに行かないといけないので行かれませんが、 ウチの子と一緒に行ってもらえますか。」 私「わかりました。」 Sさんと私は『リカーショップ夢ギャラリー』を出ました。 このシリーズを最初から見るには→http://blogs.yahoo.co.jp/chinabluepeugeot/46380092.html
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この人形達も素晴らしいですね。地元人のえんぶりに対する思い入れがあるからこそできるんでしょうね♪あっ、タイヤの交換は雪国の人間ならできる人が多いよ。。。冬用のタイヤに交換しなきゃいけないからね♪
2007/3/18(日) 午後 6:40
久しぶりに、ともえさんの記事をじっくりと読まさせて頂きましたぁ♪素晴らしい文章の表現力には感心するばかりです(おせいじじゃないよ)少しは見習わないとなぁ〜〜〜♪
2007/3/18(日) 午後 6:42
一つ森さん>>本当に今にも踊りだしそうですよね。「実は夜中に動いてるんじゃないかな・・・。」なんて考えたりしてしまいます(笑)あ、ちなみにこのえんぶり人形展は2月いっぱいしかやっていないんです・・(汗)
2007/3/18(日) 午後 11:31
荻野誠人さん>>本当にSさんの技術、情熱、集中力、持続力はものすごいですよね。尋常ではないですよね。もしかしたら世界に通用する人なのかもしれませんね。私の持続力はそんなにたいしたことないです(笑)でもうれしいです。ありがとうございます^^ 荻野さんの、文学作品に対する情熱もすごいです。私にはできません。
2007/3/18(日) 午後 11:38
BLUEさん>>人形と本物の対比芸が細かいですか。ありがとうございます^^ ぜひ本物と見比べて見て欲しかったのです。 Sさんは本当に見事な腕前ですよね。人形を見るたびに「凄いなあ〜!」と叫んでしまいます。
2007/3/19(月) 午前 0:00
akiさん>>Sさんの「えんぶり」に対する情熱は本当に凄いですね。驚くばかりです。私の情熱も素晴らしいですか。ありがとうございます。うれしいです^^ 気がつくともう23回目なんですね。去年の青森一人旅シリーズは23回で終わっているので、それよりも長くなってしまいましたね^^;傑作ありがとうございます!
2007/3/19(月) 午前 0:06
Toruさん>>本当に素晴らしいですよね。えんぶりに対する思い入れを感じますよね。タイヤの話、冬用のタイヤに交換しないといけないから、北国の人は出来る人が多いのですね!なるほど!私は自信がないので、いつもカー洋品店でやってもらっちゃいます^^;
2007/3/19(月) 午前 0:10
Toruさん>>じっくり読んでくださってありがとうございます!褒めてくださってありがとうございます!とてもうれしいです^^ Toruさんの記事も読みやすくて面白いですよ*^^*
2007/3/19(月) 午前 0:11
こんなギャラリーがあったんですね!地元ながら、知らないことがたくさんあります。
2007/3/19(月) 午前 2:21
>2月一杯、、、ガクッ。いつか機会があれば、教えてくださいね。
2007/3/19(月) 午前 7:42
桃川キタ━━━━━━(◕ฺ∀◕ฺ)━━━━━━ !!!!!このCM・・・見たことあります??
2007/3/19(月) 午前 11:22 [ - ]
本当にご無沙汰していました!「えんぶり」凄いですね!そしてそれを見事に人形にして、更にギャラリ−にして展示しているのも又凄いですね!
2007/3/19(月) 午後 1:39 [ roppaku ]
こんにちは〜 もうえんぶりから1か月経ちましたね〜 早いなぁ〜 それなのに、まだまだ続くえんぶりシリーズ ともえさんすごい!! K夫妻宅の玄関にSさんが作ったえんぶり人形が飾ってありました。 ものすごく良く出来てましたよね。 これを作ったSさん ただものじゃないです(^^
2007/3/19(月) 午後 3:45 [ ぶりき ]
ちゅらさん>>こんなところにギャラリーがあるんですよ。ビックリですよね。ただ・・・この人形展は2月だけなのです^^;
2007/3/19(月) 午後 9:49
一つ森さん>>2月だけなのが残念ですよね。来年の2月にもまた展示してくれるかもしれません!
2007/3/19(月) 午後 9:51
pinkyさん>>桃川のCM!?見たことがないです。どんなのだろう・・・^^;
2007/3/19(月) 午後 9:51
TAKASHIさん>>お久しぶりです!えんぶりは面白いですよ。ぜひ見に来て欲しいです。ギャラリーに展示できてしまうほどの人形を作るのもすごいですよね!えんぶりに対する情熱を感じますね*^^*
2007/3/19(月) 午後 9:55
ぶりきさん>>あ、もう一ヶ月も経ったのですね。早いですね!えんぶりシリーズ、すごいですか。ありがとうございます。褒めていただいて嬉しいです*^^* K夫妻宅の玄関にえんぶり人形があるのですか。それは知りませんでした。今度行ってみたいです^^ Sさんは本当にただものじゃないですよね。菊人形作ったりも出来るんですよ〜(ボソッ
2007/3/19(月) 午後 10:00
細かい作業でしょうに、このお人形達は、本当に生きているように出来てますね。感心します。それだけ作者のこのお人形と伝統文化に対する思いが強いのでしょう。しかし、本当に細かい所まで、所作も心情も、そっくりそのままお人形に出ていますね。お見事です。
2007/3/20(火) 午前 0:18
ノニータさん>>本当に生きているようですよね。この人形と伝統文化に対する思いの強さを感じますね。所作だけでなく、心情も表現しているところがすごいですよね。私も本当に驚くばかりです。
2007/3/20(火) 午前 10:30