2007年8月3日 15:00 青森県八戸市 ちょっと狭い道。慎重に進みます。 裏の道でしたが、大勢の観客の人達が集まっていました。 観客の人達の笑顔が私たちに元気をくれます。 ロープの先頭で一生懸命に引っ張る女の子がいました。 あどけない表情がかわいらしいです。頑張れ! Sさんの笛が鳴りました。 どうやら行列の前の人達がストップしたようです。 私達の前には武者押行列が歩いていました。馬がいます。 しばらくひと休みです♪ 鍛冶町は再び動き出しました。 ちなみにこの日もとても暑かったです。 暑さで皆の顔に疲労の色が出てきました。 そのとき、ふと見ると十一日町の屯所でお水が配られていました。 十一日町の皆さんありがとうございます! そして私達は進み続けます。 子供を抱っこしながら、ロープを引っ張る姿。母の強さを感じます。 鍛冶町の先頭を歩くじゃんがら持ち。綺麗です。 ふとみると屋根の上に座っている人発見!屋根の上って座れるんだ(汗) 鍛冶町のロープを引っ張る小さな子がいました。 カメラを向けてみました。 すると・・・ まだきちんと動かせない指でピースをしていました。この小ささでカメラ慣れしています!(笑) 鍛冶町の子供たちには、小さな子もたくさんいます。 小さな体で一生懸命引っ張ります。 小さくても、お祭りへの気持ちは一人前です。 さて、ここで再びストップです。 私は山車の後ろの虎舞を見に行きました。 すると・・・ 虎がおすわりして、口を開けてうちわであおいでもらっていました。(笑) Yさん「あっちでは歯を磨いてもらっているよ。」 ひょうきんで愛らしい虎舞です(笑) さて、鍛冶町は大きな道に出てきました。 ここで折り返して中心街に向かいます。 無事中心街へ向かう道に入りました。すごい観客です。 たくさんの拍手の中を鍛冶町の山車が進んでいきます。 通り道にある企業の人達がお水を用意してくれていました。ありがとうございます。 時々こんな風にお水を用意してくれる光景を見かけます。 こういう光景を見るたびに、八戸は本当にいいところだなあと思います。 東京では犯罪が多いため、人同士が距離を置いています。 だから知らない人を助けようとして親切にしても逆に 「何かたくらんでいるかもしれない」と疑われます。 だから今までに、誰かを助けたいと思ってもできなかったことがあります。つらいことです。 そんな社会で育ってきた私は八戸に来てびっくりしました。 知らない人にも親切にすることが当たり前に行われています。 親切にする人もされる人もお互いを警戒せず、むしろ信頼関係すら感じます。 そして親切にされた人はきちんと感謝します。八戸の人達は品格があります。 人に親切にしたいときに、親切に出来る社会。 うらやましいです。 ここで育ちたかったと思いました。 やがて中心街が近づいてきました。 お囃子に力が入ります。頑張れー! おっと、虎舞がすぐ近くまで来ていました。 虎舞が暑さでひっくり返っています。観客が笑っています。 Yさんが虎舞のお囃子に合わせて、エアギターならぬ、エア太鼓をしていました!ノリノリです(笑) ちなみにYさんは太鼓の人ではなく、笛の名人です(汗) さて、いよいよ中心街に来ました。 この電線をくぐれば、山車を上げるポイントです。 動作が不安定だったため、山車をあちこちで上げることはできませんでした。 だからここで勝負です。 緊張が走ります。 昨夜、カラクリが全く動かなくなった山車。 製作の人達が、夜を徹して修理作業を行いました。 かなり困難を極めた作業だったようです。 カラクリは動くのか。 祈る思いで山車を見ます。 そのときでした。 小さな男の子が言いました。 はへっ!?(汗) このタイミングですかい!(泣) 近くにローソンがあります。 男の子を連れてローソンに駆け込みます。 「すみません、お手洗い貸してください!」 男の子をトイレに行かせたあと、男の子と一緒に行列に戻りました。 さてどうなった!? 鍛冶町の山車を見ます。 ・・・ 山車が・・・ 中央の人形だけが上がっていないけど、あとは全て上がっていました。 山車が動きました! 一晩で、壊滅状態のカラクリが復旧していました。 製作の人達、頑張ったんだなあ・・・! 私達は中心街を進んで行きました。 電線のため一回山車をのカラクリを降ろしました。 そして再びカラクリを上げます。 音を立てながら少しずつ上がっていきます。 掛け声 太鼓の音 笛の音 そしてカラクリの音が山車の息遣いのように音が聞こえます。 皆が見守ります。 カラクリが上っていきます。 あとは最後の主役のみ。 操作をしている人の必死な思いが伝わってきます。 あがれ! あがれ! でも・・・あがりません! 次の瞬間でした。 勢いよく炭酸の煙が噴射されました。 観客から拍手が湧き起こりました。 主役はあがらなかったけれど、素晴らしいと思いました。 こんな巨大な山車を一晩で復旧させる。 ものすごい情熱とスキルに圧倒されました。 立派な敢闘賞です。 私達は拍手の中をゆっくりと歩いて行きました。 そして中心街を通り抜けて行きました。 こうしてお還りが終了しました。 鍛冶町附祭組のホームページ→http://www.htv-net.ne.jp/%7Ekajicho/ このシリーズを最初から読みたい方は→http://blogs.yahoo.co.jp/chinabluepeugeot/50271299.html
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本当に暑そうで大変でしたね。
それにしても、からくりが上がったところの記事、感動しました!
2007/10/5(金) 午後 1:14
子どもたちが頑張っている姿を見ると、
頑張れ〜って素直に応援したくなりますねぇ♪
2007/10/5(金) 午後 1:36 [ a17**36 ]
残念ながら主役のカラクリまでは復旧出来なかったようですが、でも何とかカラクリが動くとこまで、復旧おめでとうございます。
カラクリ担当として、本番でのトラブルは非常に情けないし、特に子供達に申し訳なので今回の鍛冶町さんと同じように徹夜してでも復旧しないといけないのが良く判ります。
2007/10/6(土) 午後 5:34 [ ゴン太 ]
アンソニーさん>>
本当に暑かったです。のどかわきましたよー(汗)
からくりがあがったところ感動しましたか。ありがとうございます!
2007/10/8(月) 午後 4:47
あきさん>>
そうですよね!子供達が頑張っていると本当に応援したくなりますよね*^^*
2007/10/8(月) 午後 4:49
ゴン太さん>>
ありがとうございます。カラクリが動くようになりました*^^*
ゴン太さんもカラクリ担当なのですか。
カラクリを担当している人の気持ちがものすごくよくわかる立場ですね!
2007/10/8(月) 午後 4:51