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2008年2月17日 3:30 携帯の目覚ましで目が覚めました。 睡眠時間1時間です。頭クラクラです。 がんばるぞ(汗) まずは顔を洗おう。うん。 4:40 思った以上に支度に時間がかかってしまいました(汗) 急いでホテルを出て、タクシーで中居林えんぶり組のヤド※に向かいました。 ※ヤドとはえんぶり組の集合場所・練習場所のことです。 5:05 中居林のヤドのそばに着きました。 ああ、懐かしいこの風景。 去年の今頃、ヤドに入っていいものか迷ってモジモジしていたのを思い出します。 ヤドを見ると明かりがついています。 あの中に行けば、中居林えんぶり組の人達に久しぶりに会える。 嬉しさを胸に抱えながら、ヤドに向かって行きました。 ヤドのドアを開けました。 「おおー!今年も来たか!」 「お!ひさしぶりだねえ!」 中居林の皆さんが口々に声をかけてくれました。 久しぶりに見る中居林えんぶり組の皆さんの笑顔がとても嬉しかったです。 Oさんもいました♪ 皆さんは朝から始まるえんぶりに向けて、支度をしようとしていました。 中居林えんぶり組はヤドが新しい屯所になってから初めてのえんぶりです。 それでも今までと同じように2月17日の朝は、皆さんの衣装が 名札つきで綺麗に並べられていました。その光景は今までと変わりませんでした。 *^^* そして綺麗に並べられた5枚の烏帽子。 今年も本当に美しいです。 中居林えんぶり組の人達が次々にヤドに入ってきます。 半年ぶりの人、1年ぶりの人、懐かしい人達が大勢入って来ました。 「あー!今年も来たんだぁ!」 「あ!去年来た東京の人だよね!」 私の顔を覚えていてくれてとても嬉しかったです。 さて、本格的に支度が始まりました。 皆さんが着替え始めました。 中居林えんぶり組はえんぶり期間中、羽織の下は必ず着物と股引です。 防寒用に着物の下に暗色のセーターを着たりはしますが、派手な色のものは着ません。 えんぶりの間は正装をして、えんぶりの品格を大事にしようという、 中居林えんぶり組の人達の心を感じます。 さて、中居林えんぶり組では親方さんが2年おきに変わります。 今年の親方さんです。気配りが細やかで、とても優しい方です。 ふと見ると、去年一緒に中居林えんぶり組の撮影をしたブリキさんがいました。 (ブロガーさんなので顔を隠しました) 私「ブリキさん!お久しぶりです!埼玉から来たんですね!」 ブリキさん「お久しぶりです。会社の休みとって来ましたよ〜♪」 ブリキさんは、八戸出身の方ですが、埼玉県に住んでいます。 ごまさんご夫妻の幼なじみです。 今年も一緒にカメラ撮影をすることになりました♪ ブリキさんのブログはここをクリック ふと見ると、Sさんのえんぶり人形がありました。 さらにその人形の横にはSさんが載った雑誌もありました。 『えんぶり愛』の文字がすごく似合っています(笑) 私「Sさんのえんぶり人形がガラスケースに入ってますね!」 ごまさん「ガラスではないんですが、M上さんが作ったんですよ。」 私「えっ!!このケースは手作りなんですか!!」 ごまさん「ええ、そうなんですよ(笑)」 えんぶり人形を作ったSさんもすごいけど、こんなケースを作るM上さんもすごい(滝汗) 八戸は器用な人が多いですね。 ふと壁に貼られた役割表を見ると、 今年の一斉摺りの藤九郎のところにM上さんの名がありました。 大舞台での藤九郎。M上さん、頑張ってくださいね*^^* 【藤九郎】解説 太夫の中の主役です。 昔、藤九郎という、えんぶりの名人がいたことから、 そう呼ばれるようになったそうです。 ながえんぶり※では藤九郎の烏帽子に花がついています。 ※【ながえんぶり】と【どうさいえんぶり】についてはこちらをクリック さて、支度が終わった子供達は、お母さんたちに化粧をしてもらっていました。 じっとしています。 一通り着替えが終わった人達は、豆絞りを頭に巻きます。 子供達は大人の人に結んでもらいます。かわいい♪ 5:40 賑やかなヤドの空気が変わりました。 烏帽子にお神酒が捧げられました。 親方さん達と、太夫(たゆう)を行う人達が烏帽子の前に集まりました。 烏帽子に祈りを捧げる時間です。 烏帽子には神様が宿るとされているので、必ず烏帽子に祈りを捧げます。 えんぶりはお祭りというよりは神事です。 八戸は昔は飢饉が多く、大勢の人が飢えで亡くなった悲しい歴史があります。 そのため、人々の豊作に対する祈りは切実なものがありました。 えんぶりとは、舞を舞い、烏帽子に田の神様を呼び、 「どうか豊作になりますように。」と人々が祈り続けてきた神事です。 えんぶりには、昔からの八戸の人々の強い思いが込められているのです。 ヤドの中がしんと静まり、厳かな空気が流れました。 全員で礼 拍手 そして祈り 大昔から受け継がれてきた八戸の人々の思いが伝わってきます。 最後に礼をした後、親方さんが振り返りました。 親方さん「皆さんよろしくお願いします。」 力強い声。 親方さんと太夫さん達の結束力を感じました。 挨拶が終わると、おにぎりとたくあんが出てきました。 婦人部の人達が作ってくれていたようです。ありがとうございます! 皆で輪を作り、軽く朝ごはんです。 コップに注がれたのはお神酒。 えんぶり期間中は、毎朝必ずお神酒をいただきます。(未成年は飲みません) 出発前の暖かなひとときです。 6:15 食事の時間が終わり出発の時間が近づいてきました。 皆が一斉に足をビニールに入れ、ぎゅっとしめています。 これは、これからツマゴという履物を履くのですが、 直接はくと、雪の上を歩いたときに足が濡れてしまうため ビニールをはいてから、ツマゴをはいているのです。 外に出ると明るくなっていました。 冷たい朝の風が私の顔をなでていきました。 ふと見ると、隣の家の屋根からつららが下がっていました。 つららを見るなんて、子供の頃以来です。本当に久しぶりでした。 屯所から皆さんが出てきました。 烏帽子をもった太夫さんたちも出てきました。 帽子をかぶった太夫さんと目があいました。 見覚えのある顔でした。 私「あ!去年、三社大祭のときに中居林太神楽にいましたよね!」 「はい!お久しぶりです。今年からえんぶりにも参加したんですよ。」 私「今年からってことは、今日がデビュー?」 「そうなんです。」 私「へえええ。おめでとうございます!!」 「でもまだうまく摺りが出来ていません。私のことを藤十郎と呼んでください。」 私「へっ?藤十郎?」 私「なんじゃそりゃー!!」 藤十郎に決定。 6:35 いよいよ出発の時間です。皆さんが車に乗っていきます。 ふと見ると綺麗な朝日が顔をのぞかせていました。 まるで今日のえんぶりの日を祝っているかのようでした。 このシリーズを最初から読みたい方はここをクリック
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おじゃまします。
楽しそうですね^^
2008/3/1(土) 午後 1:10 [ けい ]
けいさん>>
こんにちは☆
中居林えんぶり組というと伝統ある格式の高いえんぶり組なのですが、
中の人はとても暖かくて優しくて楽しい人達がたくさんいるんですよ。
楽しみながら見ていただけたらと思います*^^*
2008/3/1(土) 午後 1:21
桃たまの父です。
いや〜、えんぶりの朝に烏帽子に祈る太夫達の姿、何度見ても感動ものです。未だにこんな神聖な所があるなんて、もう感動で涙が出て来ました。
このような場所に一緒に入れる子供達はホントに幸せだと思います。
でもともえさん、毎晩酒飲んで睡眠時間1時間なんて......こんなことしてたら死んじゃうよー!
2008/3/1(土) 午後 1:34 [ momotama5 ]
ともえさん、取材は大変でしたね。
睡眠時間1時間はきついですよ。
良く頑張られましたね。
2008/3/1(土) 午後 5:18
ほぉ、準備夜通しですかぁ・・・。
私はこのさらに数時間後に新羅神社から見始めたわけですが。
烏帽子はほんとかっこいいと思いましたねぇ。
トラックバックさせて頂きますね。
2008/3/1(土) 午後 6:40
すごいです!私なら寝過ごしてた・・・
八戸ではすっかり顔を覚えられましたね^^
2008/3/1(土) 午後 10:40
Sさん>>
本当にこの祈りの瞬間というのは、えんぶりの真の姿を見る瞬間ですね。
神聖で、八戸の人達が受け継いできた『心』を感じることが出来ますね。
本当にこんな場所に入れる子供達は幸せですね。
こんな場所に入れる東京の人間も幸せですよ。
睡眠時間1時間はきつかったです。でもこんな無茶をするのは
1年に1回だけだから、大丈夫です(笑)
2008/3/1(土) 午後 11:07
宮本武蔵さん>>
睡眠時間1時間はかなりきつかったです。
でもえんぶりのヤドに入ったら思いっきり元気でした(笑)
それだけ楽しんでいたんですよ(笑)
2008/3/1(土) 午後 11:11
ぱいさん>>
ぱいさんは新羅神社にも行かれたのですか。同じ場所にいたんですね。
烏帽子は本当に格好いいですね。芸術的だと思います。
トラバありがとうございます!
2008/3/1(土) 午後 11:12
MICHUさん>>
えんぶりになるともう夢中なんですよ(笑)
そうですね。かなり顔を覚えられたような気がします(笑)
2008/3/1(土) 午後 11:13
烏帽子のミニチュア(¥500)買えば良かった・・と実は後悔して
おります。あれは、かっこいいっす。
2008/3/2(日) 午前 0:58
ぱいさん>>
烏帽子のお土産いいですよね!!
去年、大きな袋に烏帽子のお土産をすごい量つめこんでいる
観光客の女性を見ました(汗)
2008/3/2(日) 午後 2:02