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ダン・シモンズの「イリアム」3分の2くらい読み終わりました。
面白いです!

この作者の方執筆にあたってトロイア関連の書物を相当読んだらしいのですが、おそらくホメロスのイリアス片手に物語を書いていったのではないかというくらい緻密です。
といっても物語りは「イリアス」の世界だけを語っているだけではなく


神々・英雄たちが存在する「イリアス」の世界
古典的人類
モラヴェック

という3つの異なる世界というかストーリーが交互に語られていっているので、最初のうちはよく意味が分からなくて混乱しました。
「イリアス」の世界はバッチリなのですが、普段SF小説を読んでいないせいか残りの2つの話の中に出てくる専門用語的なものがあまり理解できない。
QTとかファックスノードとかってこの小説内だけの専門用語なのかSF小説ではごく当たり前の用語なのかそれすらも分からないって感じで^^;
できれば初心者のためにリファレンスつけて欲しかったorz
最初のうちはほんと「イリアス」だけでいいよって思ってた(笑)

だけど中盤「古典的人類」のストーリーでオデュッセウスが出現しだんだん面白くなってきましたよ。
このオデュッセウス初老の年齢なのですがものすごくタフで野性的です!
オデュというと知略智謀の将というイメージで武勇においてはアキレウスやディオメデス、大アイアースの陰に隠れてあまりパッとしない印象なのですが、それは他の英雄たちが驚異的に強すぎたというだけでオデュも相当な実力者ではあるんだよね^^と思い出したような気分です。
「オデュッセイア」ではかなり頑張ってますしね☆

おそらくこの3つの話が最終的には一つの話に繋がっていくのだろうけど現在のところはまだ分かりません。
やはり私が一番気になるのは「イリアス」の部分なわけで現在「第9歌」いわゆるアキレウスに戦線復帰の嘆願をする章まで概ね「イリアス」通りです。
というかこの「第9歌」で大きく「イリアス」とかけ離れるのですけれどね。

「イリアス」の章は学者ホッケンベリーの目を通して語られていくのですが、誰が誰に倒されたとか私だってそんな奴の名前覚えてないよ!っていうくらい細かく描写されています。
でもってSF小説なだけにハイテクでアテナがアキレウスの髪を掴んだときは時間制止していたりディオメデスが獅子奮迅の活躍をするときは神々を見分けられるコンタクトレンズをはめ体中をナノテクで強化されています(笑)
ええーっそんなの「イリアス」っぽくないじゃんと思いそうですが、これが違和感なくすんなり受け入れられてしまうし「イリアス」で不可解な部分もすごく上手くフォローしていると思います。

でもってアキレウスが子供っぽいとか我がままだとか言われている部分、つまり彼の怒りについてもアキレウスがそういう態度を取るのは当然だというような解釈がされていて私としてはそれがすごく嬉しかったりvvv
常日頃から「悪いのはアガメムノンでアキレウスが怒るのは当然」と思っているのでアキが9歌で戦線復帰を拒否するくだりが正当化されていてすごく満足です^^
私自身「そうだよね、そうだよね、うんうんその通りよ!」と納得しながら読んでしまったという・・・


この先は「イリアス」からどんどんかけ離れていくと思うので今後の展開がとても楽しみです☆

ダンナの手術に続き今度は下の娘が熱出してダウン。。。
ここのところ病気だらけの我が家族です

かかりつけの病院がショッピングセンターの中に入っているのだけれど、診察後子供が本買ってと言うので店内の本屋に行ったら「イリアム」「オリュンポス」という名の本が目に付いた。
この両方はネットでギリ神本を探しているとよく目にしていたのだけれどSFということなのでタイトルはそれらしいけれど内容はギリ神とは関係ないんだろうなぁ〜と思っていたの。
でも名前にとても惹かれるのでどんな内容なのかな?と開いてみたところ



イリアスが舞台になってるじゃん!!



しかもしょっぱなからあのイリアスの出だし
「怒り。歌え、おお、ムーサよペレウスの子アキレウスの怒りを〜」
で始まってるじゃないの!!


登場人物を見ると

アカイア勢(ギリシア勢・イリアム攻囲側)
 アキレウス
 オデュッセウス
 アガメムノン
 メネラオス
 ディオメデス
 パトロクロス
 ネストル
 フォイニクス

トロイア勢(イリアム防衛側)
 ヘクトル
 アンドロマケ
 プリアモス
 パリス
 ヘレネ
 ヘカベ
 アイネイアス
 カッサンドラ

オリュンポスの神々
 ゼウス
 ヘラ
 アテナ
 アレス
 アポロン
 アフロディテ
 ヘファイストス

以下その他モロモロ・・・

となっているではないか!!
ええーっ!?アキ筆頭!も・・・もしかして主役!?
これはもう買うしか(笑)

すっごく分厚い本で¥3,000したのだけれどもう即決ですよ!
でもってもう一つの「オリュンポス」っつーのはどうなの?とめくったところ



なにーっ!「イリアム」の完結が「オリュンポス」だとー!



どうやらこの2作品は2部作らしい、そして「オリュンポス」は上下巻に分かれている。。。
すると全部で3冊か・・・
まだ面白いかどうか分からないし取り合えず「イリアム」だけ買っておけばいいよね・・・と思いつつそこで頭をよぎるのは今までどれだけの本が油断しているうちに「絶版・重版未定」になったことか!ということ。

「もしも、もしもよ?ここで3冊買わなかったら買おうと思ったとき既に手に入れられない状態になってるかもしれないよ?ここは思い切って買うしかないんじゃない?」

「いやいやいくらなんでも3冊はキツイでしょう。全部で¥7,400だよ、しかもこんな分厚い本3冊も重くて仕方がないだろう・・・」

という2択の選択に迫られた私・・・本棚の前でパラパラ捲りながら悩みに悩んだ・・・
で結局3冊買っちゃいました^^;


まだ本当に最初の最初しか読んでいないのですが、なんと出だしが「イリアス1歌」のアキレウスとアガメムノンの争いから始まるんですよ!いやっほう♪
しかもセリフ自体もイリアスに忠実。アテナがアキの髪を掴むシーンもあります!(大興奮)
オリュンポスの場面ではテティスの嘆願を聞き届けたゼウスにヘラ様がいやみを言って場を凍りつかせるシーンが再現されておりますよ☆

だからといって「イリアス」の話だけではなくて英雄・神々以外の人間やその他生命体の場面に次々に切り替わっていくのですけれどね。私としては「イリアス」のシーンだけで大満足なんですけど^^
これからが楽しみで〜すvvv


以下今のところ分かっているネタバレ(反転)

どうやらアキレウスがアガメムノンの地位を奪うらしいです!
そしてなんと英雄たちは神々に反乱を起こす模様!
アフロディテがなんと策略家!アテナを殺そうとしている!!

抄訳ギリシア神話

ロバート・グレイヴズの「ギリシア神話」
内容が超カルトで以前から欲しくてたまらないのですが、現在「絶版・重版未定」状態。。。
さっさと買えばよかったのだろうけど値段が¥11,500もするのよ!
さすがの私も即決で決断できるほど安くはない・・・むしろ高すぎるよ!!
と躊躇しているうちに購入不可状態になってしまったのだ(−_−;)
Amazonで中古は出ているのだけれど最低でも¥26,000の値がついているのですけれど!!
高いのは¥63,000だよ!
こんなの買う奴いるのか!?
って言いたくなるような金額。
だったら¥11,500のうちに買っておけば良かったorz


でもって目に付いたのがロバート・グレイヴズの「抄訳:ギリシア神話」
しかも値段も超お手頃¥720♪
ネット上の内容を見た限りではトロイア関連が載っているかどうかなんともいえない状況だし、抄訳だから原文をかなり端折った内容なんだろうなぁと思いつつもまあ¥720だったら失敗してもいいか!
ってな位の気持ちでショッピングカートへ突っ込んだ^^

そしたらね、なんとその後確認したら「絶版・重版未定」に表示が変わった!!
も・・・もしかしたら最後の1冊だったの!?やったぜ!


そして到着した「抄訳:ギリシア神話」思ったとおり薄くてアッと言う間に読み終わっちゃったよ(笑)
心配していた通りトロイア関連は載ってませんでした。
なんか内容も児童書?って感じで字も大きくてかなり読みやすかったのですけれどね。
でもさすがにカルトなグレイヴズだけあって他のギリシア神話とはちょっと違った内容というか、ゼウスがヘラ様と結婚するまでに毎年一回300年間かけて口説いたとか、TUさんがおっしゃってたハデスが首輪をされて犬小屋に繋がれた話とか載ってましたよ^^


でもやっぱりトロイア関連が載っていないと物足りないよ〜
でもグレイヴズのアキってすごく残忍でえげつないのよね。。。
いや実は以前図書館で借りたことはあるのですよ^^;
といいつつもそのときはトロイア関連しか読まなかったけど
それでかなりカルトであることは分かっていたので欲しくなったわけなんだけど。

再販しないかな〜
できれば文庫本で!

トロイラスとクレシダ

シェイクスピアの「トロイラスとクレシダ」を読みました!

なんというか・・・ここまで「イリアス」とかけ離れているともはや怒る気にもなれないむしろ笑っちゃう(苦笑)



まずは登場人物の名前から英語読みなのでコレ誰?ってな感じ

プライアム=プリアモス
ヘクター=ヘクトル
パリス=パリス
ディーフォーバス=デーイポボス
ヘリナス=ヘレノス
カルカス=カルカス
アガメムノン=アガメムノン
メネレーアス=メネラオス
アキリーズ=アキレウス
エージャックス=大アイアース
ユリシーズ=オデュッセウス
ネスター=ネストル
パトロクラス=パトロクロス
ヘレン=ヘレネ
アンドロマキ=アンドロマケ
カサンドラ=カッサンドラ


まあここら辺はいい、分かりやすいし・・・
でも大アイアースってオフ会の時のカードゲーム「イリアス」の時に「Ajax」だっけ?スペル忘れた。
ってなっていててっきり「アジャックス」だと思ったのよ。
これ「エージャックス」って読むんだ^^;


イーニーアス=アイネイアス?
アンティーナー=アンテノル?
ダイアミディーズ=ディオメデス?
サーサイティーズ=テルシテス?
クレシダ=クリュセイス?


でいいのかなー?って感じ(笑)
でもってマーガレロン、アレグザンダーって誰よ?
シェイクスピアの創作か?

エージャックスについてはプリアモスの妹へシオネの息子という設定になっていて大アイアースとテウクロスを合体させたんだ。。。

舞台背景は「イリアス」時なのだろうけど内容は全然違います。
アキリーズはアガメムノンとの確執が原因ではなくてポリュクセーナ(ポリュクセネ)に求婚するために戦線から身を引いている状態。
まあアンチホメロス作家たちが書いた「トロイア戦争」がベースになっているような話運びですね。
チョーサーの「トロイルスとクリセイデ」を元にしているらしい。未読なのでしらんが・・・
パトロクラスが戦死してアキリーズが戦線復帰してヘクターを倒すあたりは「イリアス」と一緒。
チラリホラリと「イリアス」を匂わせる出来事はあるのだけれどまるで別物ですね。
トロイルスも「イリアス」前に死んでいるはずだからね・・・というか年齢設定が23歳になっている時点で「トロイロスが20歳になるとイリオスを落とすのは不可能」とされた落城条件が既に無視されている^^;

グイドの「トロイア滅亡史」ではカルカスの娘はブリセイダ(ブリセイスがモデル?)でディオメデスに猛烈ラブアタックされまくってトロイロスを裏切るわけだけどここではダイアミディーズなのでやはりダイアミディーズがディオメデスなんだろうと思う。
おそらく正伝であろう「キュプリア」「イリアス」「アイティオピス」「小イリアス」「イリオスの攻略」「ノストイ」ではディオメデスの色恋沙汰はないので(奥さんのアイギアレイアの不倫しか)こうしてアンチホメロス作家がディオメデスの恋愛について書いているのは興味深い反面ちょっと抵抗がありますね。彼はストイックなイメージがあるので・・・

しかもこのクレシダ(グイドのブリセイダもそうだけど)浮気でケツの軽い小娘のイメージ
最初は「ヘクターステキvvvトロイルスより絶対にヘクターよ!!」と言っていたくせにあっさりトロイルスに乗り換えやがった!!
しかもトロイルスに「決して心変わりはしません」と言い切ったくせにギリシア軍に行った途端「私には好きな人がいるの」と言いつつダイアミディーズを誘っているとしか思えんあの態度!
ヘレネも真っ青なぐらいの魔性の女というか小悪魔ぶりを発揮していますよ!!

こんな小娘に振り回されている男たちが憐れだ。。。

このクレシダとそれを取り巻く男たちのやり取りのほかに思わず突っ込みたくなるのが「オイオイここは古代のギリシア神話の世界だろ?お前らキリスト教なんか!?」という表現
なんとトロイルスとクレシダの誓の言葉が



アーメン




ですよ!!
なんじゃそりゃー(爆)
その他にも時代間違ってないかい?っていうところが多々あったよ。

しかもアキリーズとエージャックスは脳ミソが足りない筋肉バカとか書かれているし(実際バカっぽい)、しかもアキリーズに至っては何度。いや何十回となく



高慢




と言われ続けている!!
ほんの数ページの間の中で何度高慢と言われ続けたことか!!
「イリアス」の中でもディオメデスに高慢な男と言われたことがあったがここまでしつこく言わなくても良いだろうよ(TT)
最初のうちは


おのれーシェイクスピアめー!!


と思ったが読んでいるうちにだんだんどうでもよくなっちゃったんだけどね^^;
だって本当にここまで別物に書かれたらマジで怒る気も失せる。。。

そうさ私はそんな高慢なアキレウスが大好きなのさ!

ネストルの年齢

相変わらずオウィディウスの「変身物語」をタラタラ読んでいるワタクシ。
今日は昼休みに読めなかったクソー

ところで話が長くて有名な最長老ネストル爺さん、変身物語でもくどくどと長話をしております。
ネストルが話し始めると何故か自分の若い頃の昔話になることは必然ですが、当然アキレウスが聞かせてくれとせがんだカイネウスの話からいつの間にか違う話にも輪が広がっていってましたよ。
でもってカイネウスの話に戻るとき「そうだ、話を戻そう」と言っていますよ^^;
どうやら話がそれている自覚はあるらしい(笑)


ところでこのネストル、3世代の御世を生きたと「イリアス」の中でも語られている最長老なわけですが、なんとこの「変身物語」で自分の年齢を語っていますよ!!
しかも





200歳!!





ありえんだろう普通!
この200歳というのはおそらくオウィディウスの創作だとは思いますが、神でも半神でもないネストルが200歳とはいくらなんでも・・・(汗)
それで戦場に出ているんですか!?
戦車乗っているるんですかこのジジィは!



それじゃあこの爺さんの長男であるアンティロコスっていったいいくつよ!?



ちなみにイリアス23歌のパトロクロスの葬送競技の中でアンティロコスはメネラオスよりはるかに若いとお互いが言い合っているシーンがありますが、他の伝承でもアンティロコスは開戦当時まだ若すぎたので従軍していなかったが後から父親の後を追って参戦したという説があります。
ネストルがもし本当に200歳というのが定説であったらアンティロコスは一体何歳のときの子供なのさ!
絶倫なのか!?このジジィ(爆)
しかもその後にトラシュメデスとかその他にも息子たちがいるわけだし、末息子のペイシストラトスなんてあのテレマコスと同年代ですよ!

どこまで元気なんだこのハッスルジジィは!
例のカードゲームでアキレウスを差し置いてネストルが最強だったことが頷ける。
やはり




ジジィ最強ですか(笑)

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