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呉茂一先生の「イーリアス」が読み終わり今は何故かオウィディウスの「変身物語」を読んでいます(笑) 今更ながらっていう気もするんですが、私の読書の仕方って自分の読みたいところだけ抜粋して読んでいるので実は読んでいそうで読んでいない部分が多々あったり^^; 「変身物語」の下巻などトロイア関連の話が多いので完璧に読んでいると思われた方・・・甘いです。 実はきっちり最初から最後までは完読していません。(上巻は読んだんだけどね〜) 「ギリシア悲劇」なんかも実は読んでない話がたくさんある(汗) 「ホメロス諸神賛歌」「アポロドーロス」「ヘシオドス」然り。。。 本の数ばっかりあるくせに読む箇所はアキレウスを中心としているので他のところは結構読み飛ばしているのだ・・・このエセギリ神好きめorz その代わり一冊丸ごとトロイア関連の本はちゃんと最初から最後まで読んでますよハハハ・・・ (そのわりにオウィディウスの恋愛指南は一気に読んだんだよなぁ〜) でもって最近読書熱も上がってきていることだし一冊一冊をきちんと読もうととりあえず選んだのが「変身物語」なわけで今日の昼休みも切々と読んでいました。 そして「ケユクスとアルキュオネ」の話で思わず涙ぐみましたよ(TT) 会社でうっかり涙腺緩みました、やべぇ! 別にこの話が初読みだったわけではないのですが改めて読んでなんか泣けた。 2人の愛があまりにも切なくて・・・ このブログでも以前この話を書いたけど書きながら号泣していた私 何故か「ピレモンとバウキス」でも! 今はアキレウスの武具争いの所まで来ているのでこの先泣くことはないと思うけどこの間の「イーリアス」でも泣けたし最近とみに涙腺緩んでいるかもしれん。
でも思いっきり泣くのってストレス発散になるそうですね! いや別に号泣しながら読んでいるわけではないが・・・ 「変身物語」が終わったら今度は真面目に「ギリシア悲劇」を読もうと思っています。 |
読書
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先日呉茂一訳「イーリアス」を読み終えてどうしてもツッコミたくなった箇所がありました! それは24書。 24書といえばパトロクロスを討たれた怒りと悲しみからいまだ心晴れないアキレウスの元へプリアモスがヘクトルの亡骸を引き取りに行くラストシーンですよ。 毎日毎日パトロクロスを討たれたウサを晴らすためヘクトルの亡骸を戦車で引きずり回すアキレウスの所業に憐れんだ神々がテティスをオリュンポスへ招いて亡骸をトロイアへ返すように説得させるように依頼するわけですが、そこでテティスが我が子を諭す言葉 「我が子よ、何時まで嘆き悲しみ、悩みつづけて、自分の胸を苦しめるのです、食事のことも、また臥床さえすっかりわすれて。ほんとに女の人をしっぽりと可愛がるのはよいことなのに。」 テティスがアキレウスを慰めるために女を抱けと勧めるシーン いや、今更それに驚いたりはしません。知っていたことだし。 では何にツッコミたかったかと言うと いや〜久しぶりに聞きましたこの言葉(笑) まさかテティス様からこんな「しっぽり」なんていう言葉が発せられるとは! しかもこの呉訳「しっぽり」の解説までしてあるのですよ(爆) 原文は「en philoteti misgesthai」で意味は「愛情において交わる」こと。 「しっぽり」なんて言葉今時の若い子は知っているのでしょうかねぇ〜? ちなみにこのシーン松平版だと 「倅よ、食事も眠りも忘れ、いつまで嘆き悲しんでわれと我が心を蝕んでいるのです。こんな時には女を抱いて楽しむのもよいことなのだよ。」 となります。 いやぁどっちもどっちの表現かとは思いますが、息子に女を抱けと勧める母親っていうのもいかがなものでしょうかねぇ〜 私は息子はいないので男の子を持つ母親の気持ちは分かりませんが^^; でもってアキレウスがそのしっぽりの相手に選んだのはディオメデではなくてブリセイスなわけで、アキブリ好きな私にはそれが妙に嬉しかったりしてvvv 他の女の子にいろいろ手は出すもののアキレウスの心を癒すのはやはりブリセイスであって欲しい。。。 アキレウスが苦しくてつらいときに慰めるのはブリセイスであって欲しいのです。(パトだったかもしれんが) ちょうどこのシーンにピッタリな色塗り途中の絵があったのでグレースケールでUPしてみます☆ |
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やっとこさ呉茂一先生訳の「イーリアス」完読しました! さすがアキレウスの出演率が高かったせいか上巻に比べて下巻を読むペースは早かった^^ なんか呉訳を読んでいたらまた松平訳が読みたくなってきた(笑) いい加減他に読む本あるだろう!って感じですが^^; アエネイスも下巻の途中でストップしているし、その他にも後で読もうととりあえず買ってある本がたくさんあるのよね(汗) 現在相互のSさんが土井晩翠の「イーリアス」を読まれているようですが、この土井先生のイーリアスは呉版よりもかなり古い翻訳で漢語をおおくちりばめてある相当難しい訳のようですね。 呉書の解説に出だしの部分が少し載っていましたが全く意味が分かりません^^; それに挑戦しているSさんはスゴイ!尊敬に値します。ガンバレー!! 例えばイリアスの出だしの部分 松平訳「怒りを歌え女神よ、ペレウスの子アキレウスの―アカイア勢に数知れぬ苦難をもたらし、あまたの勇士らの猛き魂を冥府の王に投げ与え、その亡骸は群がる野犬野鳥の喰らうにまかせたかの呪うべき怒りを」 呉訳「怒りを歌え、女神よ、ペーレウスの子アキレウスの、おぞましいその怒りこそ 数限りない苦しみを アカイア人らにかつは与え、また多勢の 勇士らが雄々しい魂を 冥王が府へと送り越しつつ、その骸をば 犬どもや あらゆる鷙鳥のたぐいの餌食としたもの」 土井版「女神よ歌へ、アキリュウス・ペーレイデース凄まじく燃やせる瞋恚―その果てはアカイア軍に大いなる禍来たし、勇士らの猛き魂冥王に投じ、彼らの屍を野犬野鳥の餌と為せし」 あなたはどれが好みですか?の世界ですね。 私のなまくらな脳ミソでは最初に読んだのが土井版だったら全く意味分からなかったと思います^^; 同じ話の翻訳なのに訳した人間によって本当に全然違うんだなぁ〜と実感。 まあ私も最初に読んだギリシア神話は小学校の図書館においてあった児童書だったわけだから、それで大体の全容を知ったわけで、次に読んだのは多分呉茂一先生の「ギリシア神話:新潮文庫」この呉先生の「トロイア戦役の顛末」を読んで完全にトロイアにはまったことは間違いない! 最初の児童書を読んだ時点から多分アキレウスのことは好きだったと思うのだけど(何せ小学校の卒業文集の尊敬する人物にアキレウスの名前を書こうとしたくらいだし)その当時はもっぱら読むのは学校の図書館の本か本屋でのマンガ本の立ち読みだったからやはりこの呉版の影響は絶大だったと思う。(しかも2冊目だし・・・) その後トロイア戦争関連の伝承が載っている本を見つけては読み漁り今に至っているわけなのだけれど個人的なバイブルはやはり松平千秋訳の「イリアス」かなぁ〜
なんというか分かりやすい上に訳し方も美しいのよ〜vvv(と思っている) とは言ってもギリシア神話はおろかトロイア戦争の話を読んだことが無い人にはオススメしないけど。 やはり「イリアス」とか「オデュッセイア」はある程度ギリシア神話を理解した上で読むべき本ではないかと思う。でもって「アエネイス」はさらにその後に読むべき本だよね(笑)ガンバロー! |
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たらたら読んでいる呉茂一先生の「イーリアス」もとうとう23書まできました。 今パトロクロスの葬送競技の場面です。 松平訳に慣れているせいか読みづらい面も多々ありますが、違う発見なんかもあって楽しいです^^ 訳し方によってさらっと読み飛ばしてしまったような場面を理解できたりすると嬉しいですね! 本当は原文とかが読めれば言うこと無いのでしょうけど、ギリシア語を勉強する気がさらさら無いのでまあ無理です^^; ところで今回23書を読んでいて思わずあのシーンで泣きそうになってしまいましたよ。。。 自分が無事に故郷へ戻れたときスペルケイオス河に捧げるために伸ばしていた黄金の髪・・・ 呉版では亜麻色の髪と表現されていました。 それを亡きパトロクロスの手に持たせるシーン!! 目がうるうるしてしまいました(TT) このシーンの松平版と呉版を比較してみると 松平版:愛する戦友の手に髪を持たせ 呉版:髪の毛を、愛しい友の手の中に置き となるのですが、同じ表現でも訳し方によって心に残る印象がずいぶん違うと思います。 このシーンに関しては呉版の方が私は心に染みました・・・ あと亡霊となったパトロクロスがアキレウスの元を訪れてアキレウスがパトロクロスを抱きしめようとして空を掴むところが大好きなんですけどこのシーンもかなり呉版グッと来ました。 松平版:手を差し伸べたが捕らえることはできず 呉版:愛しい腕(かいな)をさし延べたが、掴まらなかった ううっ・・・ アキレウスがパトロクロスを抱きしめられなかったときの悲しさがひしひしと伝わってくるようです(涙) このシーン・・・いつか絵にしてみたい場面なのだけれど表現できずにいる名場面なのだ・・・ でもって23書を読んで(まだ途中だけど)唐突に描いてみた。 髪を切るアキレウス・・・ 先日のプチオフで某Tさんが「ハデスのこと愛しているんでしょ!?」と突っ込まれてタジタジになっていましたが、私は声を大にして言っちゃいます! |
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会社帰りに耳鼻科へ寄って待合時間に相変わらず呉訳「イーリアス上巻」を読んでいました。 そしてとうとう終わりました、上巻が! ヤッター! アキレウスの登場が少ない上巻はやたらと長かった。。。 とはいえ数少ない登場シーンには常にときめいておりましたが☆ 下巻はかなり戦闘も白熱してて船陣を守ろうと必死に戦うアカイア勢、一気に敵を蹴散らそうと猛攻撃を仕掛けるトロイア勢と戦闘シーンも迫力満点で大好きです。 上巻よりも下巻の方が個人の活躍が生き生きと描かれている様な気がする。 何気に大暴れする大アイアースとかパトロクロスの亡骸を守るために一人敵に立ち向かうメネラオスも大好きですね! でもってヘラの「ゼウス騙し」とか「神々の戦い」とかもあって英雄のみならず神々の活躍にも目が離せません。 そしてパトロクロスの出陣のくだり。 ここのシーン大好き! 我が愛すべきミュルミドネスたちも大活躍ですしね☆ 後、サルペドンとの一騎打ちも好きだし、サルペドンとグラウコスの友情シーンも良いですよね〜vvv もちろんここまで来れば我が愛するアキレウスの出陣まであとわずか。 アキレウスが登場するシーンはもちろん全部大好きです!! 怒るアキレウスもよし、嘆くアキレウスもよし、冷酷な戦士であるアキレウスもステキです。 とにかくこれから下巻を読み進んでいくのが楽しみです♪
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