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失敗は成功の母、といいますが、2度目の捏ねの最中に、五穀粉を入れるのを忘れたのが運のつき。これまでになくもちもち、しこしこ、ふわふわしたトーストに仕上がりました。味のほうも大好評。2種類の小麦粉をブレンドしましたので・・・
次回は、五穀粉もちゃんと入れて、同じぐらいおいしく五穀トーストができるかどうか実験してみます。
白いトーストですが、台湾の華語では、英語のtoastから「白吐司」といいますが、一方台湾語(台湾式?南語)では、戦前の日本語の影響で、今でも「しょっぱん」といっています。そういえば、日本でも「食パン」っていいますもんね。台湾語では「しょっぱん」は「安いパン」という意味にも取れますが、確かに菓子パンと比べたら安いですからね。
ところで、中国の普通語や、福建省アモイ市の?南語では、食パンのことを何というのか、僕にはわかりません。フィリピンの福建語では、確かパン全体を「みーぱう」といっていたような気がします。華語からの借用ですね。台湾語では日本語の借用で「ぱん」なのですが、スペイン語からの借用語がいっぱい入っているフィリピン福建語で、スペイン語のように「パン」と言わないのは面白いですね。
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台湾語でおしゃべり
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台湾語(台湾閩南語)に関する記事になるので、苦手な方はスルーしちゃってください。
私の奥さんの家族は台北市の後港墘の地元民です。このあたりの人は、みんな祖先が福建省の同安から来た人たちです。彼らの話す台湾語は、同安訛りの台湾語です。
台湾全国に同安人はいると思いますが、いまだに同安訛りの台湾語を話しているのは、淡水、蘆洲、台北市の後港墘、社子などに代々住んでいる人ぐらいでしょう。
台湾の閩南語は、大きく分けて「台湾普通訛り」と「泉州訛り」の2種類があって、台湾の教育部は最近、小学生に教える教材は前者を使うべきだ、と決めました。台湾のテレビで聞こえてくる「台語」はほとんどがこれです。どちらかというと高雄や屏東、台東の訛りに近いです。広い範囲で、ほとんど話し方が同じです。今の普通の台湾人が聞いて、「標準的な台湾語だなあ」と感じるのがこれでしょう。
後者は内部にいろいろ種類が分かれていて、日本で売っている台湾語の教科書は、ほとんどこの中の「台北訛り」を使っています。台北訛りは、中国福建省アモイ市の閩南語とほとんどまったく同じです。キリスト教の牧師が、聖書を閩南語に訳したり辞書を作るときに使ったのがアモイ訛りです。昔の外国人はほとんどこの聖書を使って台湾語を勉強したので、日本の教科書も台北訛りなのでしょう。
ちなみに、現代の、専門家でない一般の台湾人はこういうことをあまりくわしく知らないので、台湾普通訛り以外の台湾語、つまり聞きなれない訛りを聞くと、すぐ「宜蘭訛り」だとか「鹿港訛り」だとかでたらめを言いますが、真に受けないでください。参考のために言っておくと、台湾で一番漳州の特徴を保持しているのが宜蘭訛りで、一番泉州の特徴を保持しているのが鹿港訛りです。
ではここで、私が住んでいる台北市後港墘の台湾語(同安訛り)が、台湾普通訛りと違うところを記しておきましょう。
同安訛りは泉州系なので、泉州系の特徴は一応全部備えています。たとえば「あなたはどこへ行きますか?」は、台湾普通なまりでは
「りべきとー?」ですが、
同安訛りでは
「るべくとー?」
になります。同じ原理で、豚も、お箸も、「てぃー」ではなく「とぅー」になります。
鶏は「けー」ではなくて「こえ」
火は「ほえ」ではなくて「へー」
本は「つぇー」ではなくて「つう」です。
数字の2は「じー」や「ぎー」ではなく、「りー」です。
次は、同安訛り独特の発音です。
普通、台湾語では、普通訛りでも、泉州訛りでも、「高い」とか、「県」というときは「こあん」といいますが、同安訛りでは「こぁぃん〜」と鼻にかけていいます。すごく変でしょう。
だから、「台北県」は「たいぱっこぁぃん〜」です。こんな言い方をする台湾人がいたら、間違いなく同安人です。
あとは、借りたものを「返す」というのを、普通台湾人は「ひん」とか「へん」というのですが、同安訛りなら、これを「はぃん〜」と、これまた鼻にかけて言います。
「あんたに借りた本、返すね。」は、台湾普通訛りなら
「ごあかりちおえつぇ、ひんり。」ですが、
これを同安訛りで言うとどうなるんでしょうか?
「ごあかるちおえつう、はぃん〜る。」
これが言えれば、あなたも今日から「在地人」!
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「台湾語」ができる方、香港やマカオで「台湾語」(正しくは台湾?罨南語または台湾ホーロー語)で現地人の悪口を言わないほうがいいですよ。「広東語」(正しくは広州語)や英語ばかり話しているからと言っても、?罨南語がわかる?罨南人は香港にもいっぱいいるのです。僕なんか、香港人の親友が福建系なので、香港にいるときのほうが、台北にいるときよりよっぽどよく?罨南語を使いますよ! |
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台湾人全員に通じる言葉は残念ながらない。では、今台湾でもっともつぶしが利く言葉はと言えば、戦後学校教育言語になった「国語」、つまり台湾華語である。(これを日本語世代の台湾人や、彼らに影響された日本人は「北京語」と読んでいるが、もちろん北京の方言とは似て非なるものである。)戦後学校に行った台湾人は、上手、下手の差はあれ、華語を話せるか、少なくとも聞いてわかる。戦後中国大陸から台湾に移った人の子孫、都会の若い世代の台湾人、そしてマレー・ポリネシア系台湾原住民の若い世代は、この華語が第一言語になっている人も多い。台湾華語は、中国の標準語「普通話」にとても似ているので、お互いにかなり通じる。 |
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知ってました?台湾語って、国際言語なんですよ。 |






