amazonにて海軍航空隊時計を購入。首掛け式の時計は初期には計器にねじ止めをして持ち運びが可能であり、その際には落下傘の紐を使っていたとの情報は以前から聞いていた。しかしながら、高価であり、とても手に入ることも無く、復刻版の海軍航空天測時計や一般的な軍用時計(レプリカ)で間に合わしていたのだが、急にそれらしいものが欲しくなった。中田では一式計器時計もあるが手巻き式だけであり、クオーツは売り切れである(が、店に行くと在庫有りの場合もある)。ここは安価で雰囲気だけでも楽しむかということで前述の通りと相成った。
これが購入したものだが、よく見ると基盤は黒では無く、茶とカーキが混ざったような塗装である。紐は見てわかるとおり、ミリタリー色である。ここで気になった点が一つ。写真では写っていないが、紐の結び目は12時を表示する側の上にある。と言うことは、首にかけた場合、相手には時間が判るような形になるが、自分が見る際には逆さの状態になり見にくい。そこで6時側に紐の結び目となるように紐を入れ替えた。
購入時に気になっていた点がもう二つある。一つは「海軍航空隊」という文字だ。様々な書物を見てもこの文字が記載されている実物時計の存在は見つけられなかった。錨マークは可能性からしてあったかもしれない。と言うことで、文字盤から「海軍航空隊」の文字を消そう。そして、もう一つの気になる点は、文字が夜光ではないことだ。航空天測時計レプリカは12、3、6、9の文字及び針に夜光塗料(蓄光?)が塗られている。これには針のみ塗られているので、夜光塗料も一緒に購入して改造作業を行うこととなった。
上は一緒に購入した夜光塗料。布用だったとはチェックを忘れた。ボタボタとかなり粘度が高い。大丈夫か!!
行うべき改造に着手するには、文字盤に手を加えるために蓋を外さねばならない。色々なサイトを見て、厄介なのはリューズ外しだということがわかった。裏蓋の欠けたところからドライバーを差し込むと簡単に蓋は外せた。次のプラカバーは指で挟んで、これも簡単に取り外せた。いよいよリューズ外しだが、他サイトにあったように、リューズをまずは少し引き(時計の時刻合わせ)その後押す作業をすると上下に動く部分がある。そこを爪楊枝で押しながら引いていくとリューズが外れる仕組みだった。案外簡単にリューズ外しは成功。
そこで、下の作業に入った。
見るに堪えない画像だが許して。汚く塗りつぶした文字盤が醜い。文字盤が黒一色なら問題は無かったのだが、カーキとレッドブラウンを混ぜながら塗りたくった結果であり、「海軍航空隊」の文字も盛り上がっていたために上から塗りたくっただけである。見栄えが悪いので不評なら、再度削り取るかもしれない。紐の結び目は6時の方で結んである。
文字盤は、夜光塗料を容器にドボドボと移し、筆にて塗る、というか置く感じで全数字にとりかかる。12,3,6,9だけにしようと思ったが、また蓋を外したりするのが面倒なので一気に作業。
ここで問題が発生!!上の写真を取って確認すると、「4」から「5」にかけてガラスにヒビが入っているようではないか。直ぐに時計を確認するとヒビは入っていない。すると・・・秒針が抜け落ちているだけだった。
しかし、秒針が何故落ちたのか。想像するに、夜光塗料を塗る際、秒針が邪魔していたために動かしたことか、塗装作業中に何らかの加減で引っかけてしまったかもしれない。いや、恐らく、塗装作業後に外しておいた電池を本体に装着する前に入れてしまったことだと思う。余計な力が加わり落ちたのだと思う。でも後の祭り。秒針をピンセットで摘み、押し込んで終了。リューズを入れ直し元通りにすると、時計は動いている。やった!!ん?時計を横にすると秒針が下に垂れ下がってしまう。秒針を強く押し込めばよいのか、カシメなければいけないのか、奮闘すること、リューズ外し3回。・・・・だめだ。秒針も曲りはじめ挑戦は諦めた。秒針の無い時計ではあるが、時は刻んでおり、一日たっても時間の狂いはなかったのでこれで良しとしよう。挑戦される方はお気をつけて。
フラッシュをたいた関係で夜光文字はただの白にしか見えないが、暗闇で、フラッシュをたかずに撮影したものが下の画像である。照度が低いためピンボケのようだが、夜間は少しの間見えると思う。
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