人工光合成

人工光合成の完成・発達によって人類は動物がもつ「生きる=他の生命の殺し」という宿命から自己解放できる。

労働論

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  人間労働は飛躍的発展して余剰生産物が発生する。

  この余剰生産物の発生と共に人類史のおける一大転換点が訪れる。

  戦争の発生である。

  人類の最初の戦争は、部族間のあるいはある集団間の余剰生産物を巡っての武力対立に他なりません。

  他の部族・集団が保持している余剰生産物を奪い取ることによって、荒地を開墾し、畑を耕し、種をまき、草を取り、水を遣り、風水害に気を配り、虫や鳥・野獣から守り、人間の泥棒から守り、収穫する。この長い苦労する過程を一挙に省略して生活物資を手に入れる過程が戦争である。

  その上、家畜を奪える、その他の金銀財宝を奪える。あわよくば女性を強姦して性欲を満たせる。

  生産する労働力である男性・女性を捕まえてきて自分の労働力にすることによって牛馬以上の富の生産者を自分の物にできる。

  奴隷の獲得は「ジャックと豆の木」の金の卵を生む鳥以上の魔法の戦利品である。

  ジャックの鳥は金の卵しか生まないが、人間の奴隷は、自分に代わってつらい労働をやってくれて富を生み出すだけでなく、掃除・洗濯・料理・子守りあらゆる煩雑な仕事をやってくれる。

  頭のよい奴隷は建築家として神殿も建てれば家も建てる、医者として病気も治してくれる、そろばんをするだけでなく子供に算数も教えてくれる。

  余剰生産物の発生と共に「戦争」を発明した人類は、この「戦争」のうまみを忘れることができず、肉体を鍛え、戦闘訓練に励み、武器の開発に邁進してきたのである。

  うまい戦利品にありつけることを考えれば、自分の命をかけてまでやる価値は十分にある。

  いや、巧妙な指導者、上官は決して自分の命はかけるような危ない真似はしない。はるか後方にあって自分の身を安全にしてから部下に危ない戦闘をさせるのである。ただし、うまい汁は1人占めすることを画策する。

  私は日露戦争の203高地の戦いにおける将軍のやり方がどうしても許せないのはこの観点からである。

  現代の戦争のほとんどすべてがこの動機に基づいていることは間違い無いのではないだろうか。

  


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