人工光合成

人工光合成の完成・発達によって人類は動物がもつ「生きる=他の生命の殺し」という宿命から自己解放できる。

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  お釈迦様

  でも日本の宗教界は世界の宗教界とずいぶんちがっている側面がありますね。

  日蓮が他宗派を厳しく批判しました。

  ところがどの宗派も宗派闘争に武器を持ちこまなかった。

  キリスト教とイスラム教は十字軍戦争を初めとしてすざまじい戦いを展開してきました。まさに血みどろの戦いです。

  イスラム教はすぐ相手の肉体的抹殺を目指します。ジハードといいつつ。

  キリスト教徒も同じ土俵で戦ってきました。

  しかし日本の宗教家は宗派闘争において武器を持ち込んでいません。これは素晴らしいことです。

  日本の新左翼は60年代以降、党派闘争にゲバ棒を持ちこみバールまで行き着き自滅していきました。赤軍派は銃を日本の運動の中に持ちこみ、惨めな殺し合いの内部分裂と、海外での機関銃発射による無差別テロを始めて自滅していきました。

  暴力革命を容認して20世紀に世界中に革命の嵐を起こしたマルクス主義は今やほとんど壊滅しています。残る中国、北朝鮮はとても社会主義と言うにはあまりにもおぞましいものに転落しています。キューパはカストロの引退と共に余命幾ばくもないありさまです。

  
  

  
  <人口光合成完成後の食生活>
  
  科学が発達したときの未来像がよく発表されます。

  その典型例がチューブ入りに食品です。今まさに宇宙飛行士が無重力状態で食べるあれです。

  しかし、あれはまさに無重力状態という特殊状態だから起こることです。

  いわゆる未来論に欠けている物は、いかに人間的な未来を構築するかという立場です。

  食事は人間的活動の最も大切なものです。

  無重力や特殊に歯を全てなくしてしまった人々とか、喉の吸引する筋肉が弱まった方々のような特殊例に使われるのがチューブ入り食品です。

  私が考える未来の食品はこうです。

  まず人工光合成の食品は植物・動物のまま提供されます。
  ほうれん草は自然に栽培された最もおいしいものと同じ製品が市場に並びます。
  牛肉は神戸の六甲山の北にある三田地方の牛が1番おいしいそうですね。その三田の牛の最高級品と同じ筋肉・神経細胞・血管・血液を持った動物としてしあがった製品が市場に出てそれを肉屋さんが切り刻んで消費者に提供します。

  そう言うものになるまで人工光合成はありえないのです。しては行けないのです。

  実際の農場はそのままあります。但し規模は100分の1以下でいいでしょう。アメリカの農法では1万分の1以下でいいのでしょう。

  そこでは最高級品を毎年育てます。そして1番おいしい生産物と同じ人工品が工場で大量に作られて市場に出荷されます。それが小売商店に並びます。

  それを持ちかえり家庭では家族全員でごますりから大根おろしを手でおろす事まで行い、作ることの喜びを味わい、全員が共に食卓を囲みそれぞれの提供する話題で会話に花を咲かせます。味噌も醤油も大豆から手作りです。あらゆるソースも。家庭の団欒をなにより大切にした家庭が復帰します。

  各レストランでは料理人が腕によりをかけて調理します。盛り付けには芸術的感性を存分に発揮します。
  できあがった料理は立派な歯が成長し、衰えない堅さと粘りがあります。人間のおいしさの感覚をなによりも大切にしたものでなければならないのです。

  今までの未来論といっても私はSFものを全く読みません。
  時々アメリカの「スタートレック」を見ますがいつでも失望し、疲れます。

  何千年後かの世界を描きながら今だなお宇宙間戦争に明け暮れているのです。のんきで馬鹿げており幼稚過ぎます。人類がここ百年を生き延びるためにも戦争から脱却しなければなりません。

  野球やサッカーやゴルフというスポーツ、囲碁や将棋というゲームで優れている人がほかの人よりも数十倍から数千倍の収入をえる格差社会を克服しない限り人間社会の正常な発展はありえません。

  スポーツやゲームを離れた人間社会は数字でその人の働きは表せません。数学の先生が1週間徹夜して素晴らしい教材を作っても給料にすぐ反映されません。縁の下の力持ちの人々の生活を無視した今のテレビ・新聞報道のスポーツ偏重は度を越しています。

  ここまでマスコミがおかしくなると、まじめに働く人々がおかしくなるのです。まじめな人生観をもって携わった職業にいながら魔が差して、これくらいのことならいいだろう、これくらいのことならゆるされるだろう、と思ってよからぬことをしでかしてしまうのではないでしょうか。

  <人間の歴史は自然破壊の歴史>

  人間は森を伐採しつづけてきた。

  アメリカの西部開拓の歴史は大森林の大破壊の歴史であります。何百万頭と生息していた野牛を捕えて殺し尽くした歴史であります。

  日本列島には1800年前には59万人しか人口がいなかったと推測されています。(人口から読む日本の歴史 (講談社学術文庫 (1430)) 鬼頭宏著) 船橋市の人口が58万6千人です。2008年1月1日現在。

  まさにひっそり閑と静まりかえった島だったでしょう。大森林が栄え、野生生物が自由に動き回っていたことでしょう。

  我々日本人の祖先がこの日本列島をたったの1800年でここまで自然破壊をし尽くしてきたのです。この厳然たる事実をしっかり見ることから始めなければなりません。

  人間が繁栄するということは自然を壊すということなのです。何のためか?その理由は食べるための糖の確保です。あらゆる糖を取り尽くし捕え尽くしてきたのです。

  人工光合成が達成できたら、森林伐採の必要はなく、畑地・田んぼは原生林に復帰するでしょう。野生の動植物が反映するでしょう。そのころは燃料電池が各家庭に設置されて化石燃料の必要がなくなります。
  石油も石炭も人工光合成の成果として人工的に可能でしょう。

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