寺島実郎
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寺島 実郎(てらしま じつろう、1947年8月11日 - )は、三井物産戦略研究所所長、三井物産常務執行役員、財団法人日本総合研究所会長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。
北海道雨竜郡沼田町生まれ。北海道札幌旭丘高校卒業(同級生に横路民雄)、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産に入社。ニューヨーク本店業務部情報・企画担当課長、ワシントン事務所長などを経て、1999年から現職。
著書『新経済主義宣言』で第15回石橋湛山賞を受賞。
政治経済における東アジア統合を唱えている。リベラルハト派、護憲派としても知られる。報道番組などでしばしば反米(反ブッシュ政権)のコメントをするも、基本的な考えは「親米入亜」(雑誌『潮』)である。
エネルギー戦略の観点から外交・安全保障・経済政策などを論ずることが多い。日本のエネルギー戦略の脆弱さを指摘して、「日本人は原発をもっと引き受ける覚悟が必要ではないか」(NHK-BS1「世界潮流2006」)と発言したこともあり、旧来の革新リベラルとは一線を画している。
社会的活動
文部科学省中央教育審議会委員(第1期〜第4期)
同 国立大学法人評価委員会委員(第1期〜第2期)
著書
単著
『地球儀を手に考えるアメリカ――21世紀・日米関係への構想』(東洋経済新報社, 1991年)
『ふたつの「FORTUNE」――1936年の日米関係に何を学ぶか』(ダイヤモンド社, 1993年)
『新経済主義宣言』(新潮社, 1994年)
『ワシントン戦略読本――ホワイトハウスの見える窓から』(新潮社, 1997年)
『国家の論理と企業の論理――時代認識と未来構想を求めて』(中央公論社[中公新書], 1998年)
『団塊の世代 わが責任と使命――戦後なるものの再建』(PHP研究所, 1999年)
『1900年への旅――あるいは道に迷わば年輪を見よ』(新潮社, 2000年)
『「正義の経済学」ふたたび――日本再生の基軸』(日本経済新聞社, 2001年)
『時代の深層底流を読む――寺島実郎の発言』(東洋経済新報社, 2002年)
『歴史を深く吸い込み、未来を想う――1900年への旅 アメリカの世紀、アジアの自尊』(新潮社, 2002年)
『脅威のアメリカ 希望のアメリカ――この国とどう向きあうか』(岩波書店, 2003年)
『脳力のレッスン――正気の時代のために』(岩波書店, 2004年)
『われら戦後世代の「坂の上の雲」』(PHP研究所[PHP新書], 2006年)
共編著
(小杉泰・藤原帰一)『「イラク戦争」検証と展望』(岩波書店, 2003年)
(渡辺利夫・朱建栄)『大中華圏――その実像と虚像』(岩波書店, 2004年)
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