人工光合成

人工光合成の完成・発達によって人類は動物がもつ「生きる=他の生命の殺し」という宿命から自己解放できる。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

PBL 2問題にもとづく学習

PBL, Problem Based Learning

解説:池田光穂

問題にもとづく学習(PBL)

【定義】

学習者じしんが中心となり、反省的反復の作業をともないながら、実践される少人数グループの教育手法ことを、「問題にもとづく学習」とよぶ。PBLとは, Problem Based Learningのアクロニム(頭文字による略記法)である。

問題にもとづく学習は、一種のブランドあるいは確立された手法として理解されることが多いので、英語によるアクロニム(頭文字による略記法)により、PBL(ぴー・びー・える)と簡略ないしは、ジャーゴン(内輪で流通する語彙)でよばれることがある。

PBLという教育手法をよきものとして唱道する人たちは、PBLに対比的な教育手法のことを「系統的学習」と呼び、批判的ニュアンスをこめて解説することがある。後者、すなわち系統的学習とは、これまでの教育の現場で長年採用されてきた手法のことである。(→別項で、「状況的学習」に対する「古典的学習」の対比を説明しているので、参照してください)

PBLによる教育の牙城であるマックマスター大学ではPBLを次のように定義している。

PBL is any learning environment in which the problem drives the learning. That is, before students learn some knowledge they are given a problem. The problem is posed so that the students discover that they need to learn some new knowledge before they can solve the problem. [出典 2006年11月28日]

また、同ページでは、PBLによる教育の主要な3つの特徴として、小グループ・自発性・自己評価による問題にもとづいた学習(Small group, self-directed, self-assessed PBL)という点をあげている。マックマスター大学における学生中心の学習法が、SGL、SDL、PBL(小グループ学習・自発的学習・問題にもとづく学習)という三本柱からなりたっていると言っても過言ではない。

マックマスター大学で編纂された教科書(ウッズ 2001)には、PBLと系統的学習の対比の例が面白おかしく描かれている。

すなわち、「ここに故障したトースターがあります、これを直してください。でなければ、少しばかり要求を譲歩して、ちょっとでも使えるようにしてね」という問題提起が、PBLであるとすると。系統学習ないしは系統的学習では、物理の授業で、電気に関する一般的説明があり、それが熱エネルギーにどのように変換されるかの学習をして、電気一般の勉強のあとに、実用的な電気機器に関する説明があり、家庭の電気製品がどのような規格化されているのか、またテスターのメーターの読み方の講釈があり・・・という、体系的な勉強の総決算の延長上に故障したトースターの修理の問題――それも例題ないしは勉強の応用問題として――が出てくると考えるわけだ。

ここまでくると、PBLがなぜ日本の多くの大学で、とくに医学教育においてもっとも最初に取り入れられたのかがよくわかる。しかしながらPBLが重要視されるのは、人間の病気をトースターの比喩で見るという不遜にあるのではなく、医学教育におけるより深刻な問題に直面しているからである。

【PBLが必要になる社会的背景】

医学教育においてPBLが重要視されるようになった背景にあるのは、EBM(証拠にもとづく医療)にみられる医学的実践の科学化や正確化への社会的要求と、社会と患者のニーズに適切に応えることという内部的な制度的要求という、医学・医療に求められている2つの重要な要求がある。ではなぜ、PBLが具体的に重要になるのであろうか。

生物医学的知見の急速な変容(イノベーション)により、臨床医学的実践には常に新しい知識と技法がもとめられるようになったこと。これにより、医療者に対する期待される人間像は、家父長的権威者でも、また実験的科学者でもなく、つねに学習と研鑽を積む一方で患者との良好なコミュニケーションをもちうる患者の対話者になったということだ。

このような医療者になるための資質とはなんであろうか。それはまず(1)現役であるかぎり、患者の本復と幸福を願いつつ、そのための情報収集に勤しみ、かつ生物医学の知識に精通し、それを前向きに学習しつづけること。そして(2)現代医療の現場が完全にチームで動くことを必然としたために、個人がもつ技量をより適切にチーム全体の資質の向上に振り向けるコミュニケーション能力をもつことである。(3)よき医療者としてチームのために果たすためには、チームのための滅私奉公的な発想から距離を置き、[近代人として]プライバシーもち人間として円熟するための自己反省能力が必要になる。

このように、PBLが現代人としての我々に投げかけるものは、専門家として社会に寄与しうる期待される新しい人間像にほかならない。

【PBLの今後】

それが当事者ないしは人間社会に十全のすばらしきものであるかどうかは、疑問の余地がある。しかし、我々が抱える最大の問題は、そのようなテーマすらPBLの学習課題になるというパラドックスなのだ。つまりPBLは、現代において[少なくともそのフレームの内側においては]無敵の学習法であるということになる。

また、他方で、問題解決に取り組んでいる現場ではつねに、PBLでおこなうことが実践されているというふうに解釈することもできる。従って、PBLについてそれほど反省的意識をもたない人は「PBL、PBLと叫んでも進取なことはない、当たり前のことさ」と、意外と臨床の現場で起こりつつある地殻変動に対して鈍感な人がいることも故なしとはいえない。(→現場力に関する議論を参照のこと)

他方、PBLの弱点は以下のようなことにある。

1.チューターなどのマンパワーが必要(意外とPBLの教育現場は労働集約的なところがある)。

2.系統学習に比べると学習者へのプレッシャーをかけないので、学習集団に対して均質な学習効果を予想することが困難。

3.学習者がもっている価値観や文化的背景がグループ学習の形成や運営にどのような効果を及ぼすかが不透明(もちろん、それはチューターがおこなうべきであるので、質の高いチュートリアルの開発が急務)

これ以降の発展的議論は、池田光穂「問題にもとづく学習(PBL)の研究」を参照してください。



--------------------------------------------------------------------------------


文献その他

ウッズ、ドナルド・R(Donald R. Woods) 2001[1994]『判断能力を高める主体的学習』新道幸恵 訳、東京:医学書院

グリーネ、ゴードン(Gordon M. Greene)編 2005 『臨床能力をきたえるハワイ大学式PBLマニュアル』黒川清監修 徳田安春ほか編訳、東京:羊土社

吉田一郎・大西弘高 編著 2004 『実践 PBL チュートリアルガイド』東京:南山堂

What Is PBL?

Student-centered; faculty-facilitated

Problem-based learning is a pedagogical strategy for posing significant, contextualized, real world situations, and providing resources, guidance, and instruction to learners as they develop content knowledge and problem-solving skills (Mayo, Donnelly, Nash, & Schwartz, 1993). In problem based learning, students collaborate to study the issues of a problem as they strive to create viable solutions. Unlike traditional instruction, which is often conducted in lecture format, teaching in problem based learning normally occurs within small discussion groups of students facilitated by a faculty tutor (Aspy, Aspy, & Quimby, 1993, Bridges & Hallinger, 1991).

Because the amount of direct instructon is reduced in problem based learning, students assume greater responsibility for their own learning (Bridges & Hallinger, 1991). The instructor's role becomes one of subject matter expert, resource guide, and task group consultant. This arrangement promotes group processing of information rather than an imparting of information by faculty (Vernon & Blake, 1993). The instructor's role is to encourage student participation, provide appropriate information to keep students on track, avoid negative feedback, and assume the role of fellow learner (Aspy et al., 1993).

Evolution of Problem Based Learning

Although the roots of problem based learning can be traced back through inquiry training, John Dewey, and apprenticeships , recent evolution of the pedagogy was pioneered at Case Western Reserve University in the early 1950s. The structure developed by this university now serves as the basis of the curriculum at many secondary, post-secondary, and graduate schools including Harvard Medical School (Savery, 1994). In fact, over 80% of medical schools use the problem based learning methodology to teach students about clinical cases, either real or hypothetical (Vernon & Blake, 1993, Bridges & Hallinger, 1991).

Going Beyond Content

The ability to solve problems is more than just accumulating knowledge and rules; it is the development of flexible, cognitive strategies that help analyze unanticipated, ill-structured situations to produce meaningful solutions. Even though many of today's complex issues are within the realm of student understanding, the skills needed to tackle these problems are often missing from instruction. Typical problem solving taught in schools often tends to be situation specific with well-defined problem parameters that lead to predetermined outcomes with one correct answer. In these situations, it is often the procedures required to solve the problem that are the focus of instruction. Unfortunately, students skilled in this method are not adequately prepared when they encounter problems in which they need to transfer their learning to new domains , a skill required to function effectively in society (Reich, 1993).

Real-life problems seldom parallel well-structured problems; hence, the ability to solve traditional school-based problems does little to increase relevant, critical thinking skills students need to interact with life beyond classroom walls. Well-structured problems with their sterile environments in which there is only one right answer simply teach students about problem solving, not how to problem solve. In real life, we seldom repeat exactly the same steps to solve problems; therefore, the lockstep solution sequence taught in well-structured classroom problems is seldom transferable . Instead, real-life problems present an ever-changing variety of goals, contexts, contents, obstacles, and unknowns which influence how each problem should be approached. To be successful in their chosen career, students need practice solving ill-structured problems that reflect life beyond the classroom. This skill is the goal of problem based learning.

PBL 1

PBL(Problem Based Learning)は30年ほど前にカナダで始められた授業形態で「問題解決型授業」のことです。最近、欧米の大学で急速に普及しています。教員はまず学生に課題を出します。このと き幾つかのインストラクションはしますが、あくまで学生が自主的に学習して授業の 準備をします。1つのテーマに対して、幾つかのグループに分かれて作業を分担し、 授業を行いますが、主に学生同士の質疑応答で授業は進行します。教員の発言は10 %以下にするというのが原則です。

ハーバード大学医学部では大部分の講義形態をPBLにするという試みがなされているといいます。他の大学でも、サブの授業として小人数授業にPBLを積極的に取り 入れています。

KJ法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

KJ法(ほう)とは、文化人類学者川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法である。データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。KJとは、考案者のイニシャルに因んでいる。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に効果があるとされる。

概要
川喜田は文化人類学のフィールドワークを行った後で、集まった膨大な情報をいかにまとめるか、試行錯誤を行った結果、カードを使ってまとめてゆく方法を考え、KJ法と名付けた。またチームワークで研究を進めてゆくのに効果的な方法だと考え、研修方法をまとめ、『発想法』(1967年)を刊行した。それ以降、川喜田が企業研修や琵琶湖移動大学などで指導を行い、普及を図った。
次第にKJ法の名称も一般化し、企業研修や学校教育、各種のワークショップなど様々な場面で広く用いられるようになった。(大学で経営工学などを専攻するとカリキュラムの中で集中的に取り上げられることもある)
フィールドワークで多くのデータを集めた後、あるいはブレインストーミングにより様々なアイディア出しを行った後の段階で、それらの雑多なデータやアイディアを統合し、新たな発想を生み出すためにKJ法が行われるのが一般的である。
多くの断片的なデータを統合して、創造的なアイディアを生み出したり、問題の解決の糸口を探ってゆく。プロセスそのものは川喜田二郎の著作に明確に記されており、一見シンプルで容易にみえる。しかし、プロセスの随所で細かい注意が必要であり、実際に使いこなすためには訓練が必要である。

KJ法の進め方
KJ法は4ステップからなる。

カードの作成
1つのデータを1枚のカードに要約して記述する。
グループ編成
数多くのカードの中から似通ったものをいくつかのグループにまとめ、それぞれのグループに見出しをつける。
図解化(KJ法A型)
叙述化(KJ法B型)
様々な用途に合わせて色々なサイズのカードが用意されている。

注意点
上記のようにKJ法は様々な場面で用いられており、正しく学んだことがない人が教育・指導していることも多いと言われる。インターネット上にあるKJ法の解説にも不正確なものが散見される。

「KJ法」は(株)川喜田研究所が商標登録し、正規の教育・コンサルティングを行なうための認定を行っている。また、コンピュータで使えるソフトウエアで、KJ法を使えると称したものが配布・販売されているが、名称の許諾をKJ法本部(川喜田研究所)[1]から受けていないものは不当に使用していることになる。

BBDO

From Wikipedia, the free encyclopedia

BBDO (Batten, Barton, Durstine & Osborn)

Type Subsidiary of Omnicom Group
Founded 1928

Headquarters New York,

No. of locations 287 offices in 77 countries

Area served World Wide

Key people Founders:

George Batten
Bruce Fairchild Barton
Roy Sarles Durstine
Alex Faickney Osborn

Industry Advertising, Marketing

Employees 17,200 employees

Website http://www.bbdo.com

BBDO is a worldwide advertising agency network, with its headquarters in New York. Formed through a merger of BDO (Barton, Durstine & Osborn) and Batten Co. in 1928, BBDO Worldwide has been named the "Most Awarded Agency Network in the World" by The Gunn Report in 2007, for the second year running.

BBDO, with 17,200 employees in 287 offices in 77 countries, is the largest of three global networks (BBDO, TBWA, DDB) of agencies in Omnicom's portfolio.[1] BBDO was named Agency of the Year in 2005 by ADWEEK, Advertising Age, and Campaign Magazine.

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
chi*ih*ma20*5
chi*ih*ma20*5
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事