人工光合成

人工光合成の完成・発達によって人類は動物がもつ「生きる=他の生命の殺し」という宿命から自己解放できる。

社会評論

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]

   <車道の雪で歩行者の邪魔をする県・市の除雪政策>

  雪が降ると、県・市当局は、車道をまず整備して、経済活動に支障をきたさないように務める。主要道路に大型ブルドーザーが入る。私の教室がある道路も県道のうちで除雪をしっかりやってもらえるありがたい道路である。
  
  ありがたがっておれるのは車道を使う人だけ。

  一本はいるわき道は全く除雪されない。歩行者はうまく歩けない。電動車椅子の人、シルバーカーの人にはまさに生き地獄のようなもの。10センチ足らずの雪でも3日間以上外出できないことがある。

  もっとひどいのは県道にかかる押しボタン式信号機のあるところ。
  
  ブルドーザーで路肩に寄せられた堅い雪がまともに横断歩道の両側に積み重ねられる。5センチぐらいの積雪でも、運の悪いときには2,30センチの壁になる。

  スコップを持っていって除雪をするにも力が要る。

  その前に県の土木部、市の土木部の無策振りに愛想が尽きる。

  私たちは、高い税金を払って歩く道をわざわざ歩けない道にしてもらっているのだ。

  県知事さん、市長さん、土木部の部長さん、あなた方は、私たちの税金を使って、わざわざ雪道をもっとひどい道に改悪されていらっしゃるのですよ。
  
  胸が痛みませんか。

  

  <歩行者が見えない車を運転する人々>

  数年前大雪が積もった。

  日曜に英語検定があって忙しくて、「一斉に雪かき」にお付き合いできなかった。

  それが根雪になって私の家の前のT字路は、雪の難所になってしまった。朝から昼までに3台の車が雪にはまってにっちもさっちも行かなくなった。3台の雪かき道具をもって救出に駆けつけた。市会議員さん、県会議員さんに泣きを入れたが、応援には来てくれなかった。町会長さんに電話しても予算が無い、の一言。市役所に電話してもだめ。結局、我が班だけで、臨時にお金を一戸ずつ徴収して、小さなブルドーザーを頼むことになった。

  その反省から、恒常的に予算を積み立てようということで班だけの「豪雪対策」の会合が開かれた。

  現職の市会議員さん、元大学教授、元会社社長さん、の錚々たる人々が集まって、我が班の人材の豊富なのに改めて嬉しくなった。残念なのは現職のお医者さん、元高校の理科の先生でプロ並の写真の腕前の写真家の方が見えない、ことだった。
 
  会議は現職の小学校の先生が議長で始まった。

  議題は無事に進行し、定額を集めて、積みたて班長の判断でブルドーザーを頼むことになった。

  実に建設的な意見でまとまった。

  ここで、もう1歩先を見たくて私は2点の提案をした。

  1.他の都市では市や町がもっと積極的に除雪をやっている。我々も市に要求はすべきだと思う。
  
  2.除雪するとき、歩行者が歩きやすいように、車の幅両側に1メートルずつ拡大して除雪する、という項目を入れて欲しい。幼児とお年寄り、車椅子の方でも歩ける町のしましょうよ。

   2点ともあっさり否決された。余裕がない、が理由である。

   みなさん、どなたも車に乗られる方ばかり。開いた口がふさがらなかった。

   それ以来、私は、4メートルの幅の道路を全部雪除けしている。我が家の前のT字路、隣の田んぼの前、向こうのT字路を空けている。

   幼児・小・中・高校生、お年寄りは人生で、誰でもが2度通る弱者の時代。この人々の絶対に安心できる社会を築かないで豊かな社会とは言えない。自力で歩くのが困難な方々の社会的弱者を守る社会を築かなければならない。

  <道路を1人占めして走る人々>

  雪が多いと朝早く床から抜け出し除雪をする。

  遠くに車を見かけると、通過時間を見計らって道路の脇によって、車様のお通りをお迎えし、お見送りする。除雪道具を立てて、直立姿勢で待つ。

  こうしていて、会釈していく人は2割から3割。
  ほとんど人は顔をあわさないように向こうを向いている。
  見事なしかとである。
  雪かきという労働の手を休めさせたことに対する、人間としてのすまない気持ちが感じられない。
  勿論車に乗っている人のために除雪しているわけではないが、人間が人間同士の連帯責任として自分の持分の仕事を果たしているときお互いにご苦労さんと声をかけるのが礼儀である。
  車の窓を空ける暇は無くとも軽く頭を下げて会釈するのが礼儀である。、

  今は車に乗っていたとしても自分が歩行者になって、除雪がしっかりされた道路を通るときには、雪道の不安を感じなくて大地を踏み固めて歩くことの喜びを考えて、除雪する人に自然と頭が下がるものである。そして、声には出さなくてもありがとうという気持ちがこみ上げてくるはずである。

  想像力が枯渇して、人間を横の連帯として考えられない悲しい人々の群れが車を使っている。文明の利器を使う人々が文明とは何かを考える精神的力を喪失している。

  朝、歩いているとどんな小道でも自動車に遭遇する。
  若者が多い。男女問わず細い道をあまり速度を落とさず走っていく。危ないから道路の脇で直立して立って通過を待つ。そのとき運転者の顔を確かめてぞっとする。男性より女性が多い気がするが、顔を洗っていなくて、髪もとかさず、眠気顔が多い。怖くなって、もう1歩下がってしまう。目を空けているかどうかも分からない人に轢かれたらたまったものではない。

  車が通る毎に道の脇に寄っていて、どこかで見たことがある風景である、と連想する。

  江戸時代の武士が馬上豊かに街道を闊歩する姿である。
  これらの顔も洗っていない寝ぼけまなこが武士で、私は農民か町民、ということになる。
  
  いや、この若者たちの方がずっとえらい。
  何しろ昔の武士が乗っていたのは馬1頭。
  今この子らは武士の2倍も3倍もの道路幅を1人占めして無感動に進んでいく。

  恐れ入った社会が現出したものである。  

  
  <歩道の除雪をしない国立大学附属小・中・高校>

  数年前大雪が降った。
  歩道の除雪がほったらかしになっているので1メートルの幅で除雪を1人でやっていった。

  国立大学附属学校の前まで来て中を見たら、敷地内は全く雪がない。構内は国家予算でブルドーザーが入ったらしいことは一目瞭然。先生や生徒が自らスコップ見渡す限り雪が見えない。

  車道も車が通行できる幅は雪が無い。
  車道は県道である。県の道路管理が契約した建設会社の大型ブルドーザーが入ってきれいに車分は空けていく。毎日、早朝に除雪する。しかし道路の脇に寄せただけなので不断よりは道幅はかなり狭くなっている。

  歩道には雪がうずたかく積もっていて歩けない。
  子供たちは車道を歩くしかない。
  道が狭くなった分、車道を歩くのはきわめて危険である。


  歩道は両方から漏れて、先生方の処置に任されることになった。どの先生も生徒の実情なんかお構いなしと言うことだ。
  あまりにも子供が無視されていることに驚いて学校へ出向いて歩道の除雪を説得する。高校の教頭先生以下数名の先生がスコップを握られた。4,5名出てこられたのでアット言う間に終わった。

  夕刻、校長先生が私の教室に来られて一言。
「いつも車で通勤していますので、生徒の通学路がどうなっているかまで気が回りませんでした」

  国立大学の教授にしてこの状態。最悪の車目線の一例。

  車社会が定着し車の速度と位置で日常生活を見てしまっている人が圧倒的に多くなってしまった。

  そう言う人を知らず知らずのうちに健常者が中心で、車を運転する立場から人・物・自然・宇宙を見てしまっているのではないでしょうか。

  一見とても正常に見えますが、ちょっと思索を尽くすと、とても恐ろしい視点と感性で世界を見てしまっていないでしょうか。
  
  きわめて異常で恐ろしいことがその間に進行していることを一つ一つ指摘していきたい。

  そう言う車を日常的に使う人が身につけたものの見方を車目線の物の見方といいます。

  それに対して車を乗るまでに成長していない幼児・小・中・高校生の年齢の子供たち。車を卒業して人生の真の晩年を控え、ゆっくりゆっくり道を歩いている人々。またさまざまな理由で車を使えず、車椅子の生活をする方々。介護犬と共に歩かざるをえない目の不自由な方々。
  こういう社会的弱者の方々が身につけたものの見方を歩行者目線の物の見方といいます。

  車目線のみなさん。ぜひ1日に一度は、歩行者目線で物を考えて見てください。

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
chi*ih*ma20*5
chi*ih*ma20*5
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事