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Lighthouse の巻末の文型解説の第1文型の解説に、 <V + to不定詞> がある。
I'm longing to see you. (ぜひお会いしたいものです)
If you have any problems, don't hesitate to come to see me. (問題がありましたらご遠慮なくお越しください)
I tend to put on weight these days. (最近太り気味です)
この3つを第1文型にする根拠はなんでしょう。英米の幼稚園児でも理解できる何かがあるはずです。これが私の原点です。英文法を大学の開かずの間の研究室の権威あるらしく装った近寄りがたく堅苦しいものから、日本の小学3年生でもわかるものに開放すべきである。
今まさに小学3年生から英語に苦しむことになるのですから。英文法の根本的改革が急務です。
英米の幼稚園児の頭はどう働いているのだろうか、と考えたらわかるような気がしてきます。
まず hesitate から、
to不定詞か、動名詞かの選択の基準に,不定詞は未来志向、動名詞は過去志向と言うのがあります。
「躊躇する」には未来志向はありません。むしろ方向を見つけ出せなくて、止まっている状態、じゃ何のために逡巡しているのかと言うと、「〜するために」。これがこの単語が第1文型になる理由である。ぴったり収まる根拠がありました。
この考えでどうでしょうか。
そういえば、stop も「立ち止まる」のときには「〜するために」だから不定詞は副詞的用法にしかならなかったですね。これと原理は同じではないでしょうか。
次に、long「熱望する」を検討して見ましょう。
私は不定詞の基本3用法の覚え方として、
I want to go to Katsuki to buy something interesting to read.
という英文をつくって覚えています。
最初の to go は wanto to an apple の an apple の代わりに入った to go だから名詞用法で「〜すること」が目印になる。
to Katsuki は本屋さんの名前で、to + 名詞だから普通の前置詞。
to buy は勝木にいく目的を表しているから「〜するために」となって副詞的用法であり、動詞のgoを修飾している。
to read は前のsomething を修飾するから形容詞的用法であり{〜するための」と訳せる、とまとめています。
want to go で名詞的用法をまとめている立場からすると、long to see が第1文型であることは驚きです。
両者とも未来志向で、不定詞にぴったりです。意味もほぼ同じ。しかし不定詞の用法として一方は第3文型で他方は第1文型ではやりきれない気がする。
でも、英米の幼稚園児が「やりきれない」と思わない原理はどこにあるのでしょうか?
ありました!
I want an apple. はあるが、I long an apple.はないのです。不定詞に行く前の二つの動詞の基本的使い方が全く違います。
多分、英米の幼稚園児の頭の中は、
I want an aple. → I want to go to a convenience store.
Lucy had always longed for a brother.(OALD7,p.1020) → I'm longing to see you.
と働いているのではないでしょうか。
tend は
Lighthouseの「単語の記憶」欄では「(〜の方へ広がる)」が出発点となっています。そこから類推すると、発展の過程は、
His views tend towards the extreme. (OALD7,p.1786) (彼の見解は極論に走りがちだ) → I tend to put on weight these days.
となったのではないでしょうか。
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