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日光は古くから山岳信仰の地として親しまれて参りました。今日はその日光の山々のお話。
日光夏山[ニッコウナツヤマ](2578)といえば白根山。西の端(2484)、雄大にそびえ立つは 男体山。夫婦ゲンカで女房女峰は西を無視(2464)。それに拍車をかけるのはお隣さんの赤薙山。「20日や10日(2010)は口聞くな。」と余計な事を申します。男体、女峰の長男太郎、どうしているかとたずねたら、「兄さん牢屋(2368)。」とゆう返事。
おだやかでない日光の山々。どうやら太郎が原因か?と、心やさしき弟たち、これが泣かずにいられましょうか。太郎に向かって大真名子、大きなまなこを見開いて、「兄さん、泣こう(2375)!」と申します。末の弟小真名子は、小さなまなこをまたたいて、「兄さん、兄さん(2323)!」呼びかけます。
美しきかな兄弟愛。太郎はすっかり改心し、それを見ていた女峰山。心をぐぐっと動かされ、今では男体山との距離をぐっとちじめて2483m。1mは夫を立てて、良妻賢母と相成りました。
現在、日光の山々仲むつまじく、おだやかにしております。
これが「日光連山標高物語」でございます。
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/ \ 白根山 / \ /\
/男体山 \ 2578 太郎山 / \ /\
2484 \ 2368 / 女峰山\/ \
\ /\ /\/ 2483 / 赤薙山\
/ \ / \ (2464) 2010
大真名子 小真名子
2375 2323
原作: 室井 正松
編者: チロリン村
http://chirorin.dohome.net/
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