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・・・心一つ手作り集会所・・・
南三陸歌津
・・・「チーム日光のキセキ」より・・・
数々の軌跡と奇跡を起こしている「チーム日光」を取材して頂きました。 有難うございました。 以下、朝日新聞栃木版 3月7日付けより 特集 東日本大震災から1年 つながる1 心一つ 手作り集会所 重なる縁「奇跡」呼ぶ 宮城県南三陸町歌津地区。 津波で100人を超す死者・不明者が出た漁師街に木造の集会所が立つ。
日光市のボランティア団体「チーム日光」が建設を進める竪穴式建造物で、すでに上棟式を済ませて外観は整い、5月完成の予定だ。
「欲のないみなさんの縁がむすびついて大きな輪になった」とチーム代表の小坂憲正さん(43)は、延べ1千人以上が加わった1年の活動を振り返る。
日光伝統の天然氷を作る山本雄一郎さん(61)の仲間らが集い、復興支援のチームが立ち上がったのが昨年3月下旬。
当初は石巻市で民家の泥出しを2泊3日の遠征で続けたが、さらに人手不足の歌津地区を知る。
5月上旬の夜、歌津の結(ゆい)組織の束ね役、千葉正海さん(56)は救援テントで初対面の小坂さんと意気投合した。
互いに目力に引かれた。
「お前、本気か」と聞く千葉さん。
「最後まで協力する」と小坂さん。
チームは山に押し流された漁網の撤去に専念した。
仮設住宅ができると住民の交流の場が必要になった。
「自然との共生こそ大切」と説く千葉さんにチームが共感。
手作りの集会所建設へと話が進んだ。
ブログで建設を知った三重県尾鷲市の自然塗料販売業の小川耕太郎さん(50)が尾鷲檜(ひのき)82本の無償提供を申し出た。
扉作家の小坂さんとは、7年前にログハウス関係の会合で知り合った。
「確実に動いている人に、自分の気持ちを託したかった」と話す。
「チームの地元が動かないのでは申し訳ない」と、檜運搬とともに、内装材の杉板などを無償提供したのは日光市の建築業、大和木材社長の福田彦一郎さん(49)。
パンクに遭いながらも、自らが大型トラックで現地に運び込んだ。
屋根に敷いた培養土230袋は今市木材開発協同組合が提供。
専務理事の沼尾公司さん(55)は「チームの懐事情も苦しいと聞いたので」と話す。
日光市の若者のサークル「RENZAN(レンザン)」は2月中旬、市内のイベントでチームへの募金を呼びかけ、10万円余を寄付した。
「被災地とつながる、生きた使い方をして欲しい」と代表の大槻雄一さん(29)。
チームの一員が行きつけの喫茶店で資金不足を嘆いたのが、募金につながった。
登山家の片柳紀雄さん(63)はチームの活動を続けつつ、昨年7月にインドの未踏峰、マリ峰(標高6585メートル)を制覇。
山頂にはチームから託され旗を掲げてきた。
「60歳を過ぎて、山以外にいいものを見つけた。
気持ちが一つになれる仲間だ」と言い切る。
チーム最年少は、高1の秋山遊歩さん(16)。
反抗期で大人をなめていたという秋山さんは、「指示待ちで棒立ちの自分に比べ、大人は工夫して動く。
自分はまだひよっこと自覚した」と話す。
活動は世代間の対話でもあった。
チームのブログは会社員の辻村方成さん(52)が更新を続ける。
アクセスは日に100を超す。
「現地で動くだけでなく、後方からの発信も肝心」。
辻村さんが名付けたブログは「チーム日光のキセキ」(http://ameblo.jp/fifasannsou/)。
「軌跡」のほか、人がつながり1人ではできない「奇跡」を起こす願いがこもっている。
(服部肇)
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