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時代屋ちとせあめ
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米国Utah Radio Products社の励磁型スピーカーです。口径は10インチほど、テスターで測ったところボイスコイルの抵抗値は約9Ω、フィールドコイルは約2.5Ωでした。台座の部分に電源トランスと亜酸化銅整流器があり、それで交流電源から直流を得て励磁しています。コーン型スピーカーとしては作りが古いため1930年代くらいの製造と思われます。

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「UTAH RADIO PRODUCTS CO. CHICAGO, U.S.A.」

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サイズは高さ約30cm、フレーム直径が約29cm、重さ約5.6kgです。

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紙製コーン

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センターダンパー

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エッジとガスケットはフェルトのような材質です。

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側面

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ボイスコイル付近

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黒い部品は亜酸化銅整流器。セレン整流器が普及する前に使われていたそうです。

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台座の中には電源トランスと可変抵抗器があります。(出力トランスは欠品)


回路図
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回路はこのようになっており、電源トランスは入力100Vで出力7.7Vでした。回路としては平滑回路の省略が特徴でしょうか。まだ大容量のコンデンサーが高価だった時代に、このような構成の励磁型スピーカーが作られていたそうです。ボイスコイルとフィールドコイルの間に入っている可変抵抗器についてはハム対策だと思われますが効果の程は不明です。


サイズの比較
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パイオニアPAX-A20とのサイズの比較


動作確認
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整流器をブリッジダイオードに交換したうえで、自作の真空管ラジオに接続してみました。

UTAHスピーカーの動作確認
やはり「ブーン」というハム音が目立ちます。ただ、昔の交流ラジオもハム音が大きいため実用上の問題はなかったのでしょう。

村上研究所の「ワルツ26号」です。コイルの抵抗値は約1,200Ω、口径9インチ(約23cm)のマグネチックスピーカーです。新聞広告によると昭和6年頃の製品のようです。

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正面の布は張り替え

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サイズは横幅が約25cm、奥行き約14cm、高さ約27cm、重さ約2.5kgです。

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鉄製ケース

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本体内部

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「Waltz」

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内部のスピーカー

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コーン

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厚手の紙で作られています。

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コーンとの接続部

正面の布の張り替え
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入手時には正面の布が無くなっていました。

オリジナルの状態
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朝日新聞 昭和6年1月31日の紙面より

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今回は本体に青色の布地が残っていたので、青色の古い着物の端切れを使いました。

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一度は組み立てたものの雰囲気が合いません…。

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仕方ないのでコーヒー染めで誤魔化します。

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模様が無いため少々寂しいですが違和感は少なくなったと思います。
近い布地が見つかるまでの繋ぎとしては十分でしょう。

真空管ラジオ用のマグネチックスピーカーです。メーカー名などは書かれていませんが、形状から三共電機工業株式会社のシンガーラジオに付属したものだと思います。金属キャビネットのエリミネーター受信機が流行した昭和5年頃の製造のようです。

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サイズは横幅が約25cm、奥行き約16cm、高さ約28.5cm、重さ約2.5kgです。

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裏蓋の布は張り替え

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裏蓋を外した状態

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内部

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口径9インチ(約23cm)

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コーンは普通の厚紙のようです。

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コーンとの接続部

修理中の写真
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分解

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接着が剥がれていました。

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コーン紙の様子

断線したコイルの巻き直し
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0.08~0.09mmの銅線を5300回ほど巻いてありましたが、今回は手持ちの関係で0.07mmのUEW線を5000回巻きました。巻き直し後の抵抗値は約1.3kΩです。

組み立て
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可動鉄片をボビンに入れます。(ボビンの一部を補修しています)

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ボビンにヨークを被せ、U字型磁石に挟みます。

イメージ 14振動板に振動を伝える棒と可動鉄片をハンダ付けした後、調節ネジで鉄片とヨークの隙間を調節して完成です。

日本ビクター株式会社の「LCB-1C」です。米国RCA社のLC-1Aを日本でライセンス生産したもので、発売されたのは昭和31年のようです。インピーダンス16Ω、口径16インチ(約40cm)の同軸2wayスピーカーです。

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重量約8.7kg

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マグネットカバーを外した状態

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ネットワークのコンデンサーは4uF

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MK-5磁石

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コニカルドーム付きウーハー

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ツイーターは口径2インチ

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布製ダンパー

サイズの比較
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フレームの直径は約44cmです。(右はパイオニアPAX-A20)

エンクロージャー
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サランネットは張り替え

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サイズは横幅が約69cm、奥行き約40cm、高さ約102cmです。

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「Victor Audiola」

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結線図

日本コロムビア株式会社の真空管ラジオ用スピーカーです。型式は「DS-74」、フィールドコイル1,500Ω、ボイスコイルインピーダンス2Ω、口径7インチ(約18cm)の励磁型です。昭和20年代中頃くらいの製造だと思われます。

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重量約1.8kg

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「Columbia DYNAMIC SPEAKER」

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高さ約10cm

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コイルに貼られたラベル

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コーン

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ベークライト製ダンパー

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ダンパーの様子

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