子育て支援 | 智頭病院 小児科|2013年度末までの内容

ホームページの重量が増したので、過去のQ&A内容を、ブログに移行します。♪ 徐々に、着実に・・・

全体表示

[ リスト ]

Q. 水いぼってよく聞きますが、どんな病気?
♪ 「水いぼ」は「伝染性軟属腫」の俗称です。
 〔メルクマニュアル「家庭版」〕の記事をどうぞ!


[ メルクマニュアル「家庭版」 ]にある解説から抜粋 
 伝染性軟属腫はポックスウイルスによる皮膚感染症で水いぼともいい、周囲の皮膚と同色または白色の、なめらかな表面をもったいぼができる病気です。
  この感染症でできるいぼは直径約6mm以下で、いぼの中央部に小さいくぼみがあります。原因となるウイルスは伝染性で、皮膚が直接接触することでうつり、子どもに多い病気です。
  軟属腫は全身のどこの皮膚にもできます。痛みもかゆみもないため、医師の診察を受けたときに偶然見つかることもよくあります。ただし、体内でこのウイルスを排除しようとする反応が起きると、いぼがおできのように炎症を起こしたりかゆくなったりします。この炎症反応がみられたら、いぼが消える前触れです。
  軟属腫はほとんどの場合、1〜2年で自然治癒しますので、外観の点で気にならない限り特に治療する必要はありません。いぼを取り除くには、凍結療法か、針か鋭利なひっかき器具(キューレット)でいぼのしんを取り除く方法があります。


Q.水イボの治療は?
♪ 私は小児科医です。過去、一度も、水イボを治療したことがありません。根拠は、自然治癒することが分かっているからです。
 上記〔メルクマニュアル「家庭版」〕の記事をどうぞ!
Q.保育園児です。プール活動は?
♪ 園医・校医として、プール活動は止めていません。ただし、以下の留意事項を守ることを前提としてのことです。


= 留意事項 =
◎ 入水前に水道水シャワーで洗い流しておくこと
◎ プール活動終了時には、水道水シャワーで塩素を十二分に洗い流しておくこと
◎ 上がりのタオルを共用しないこと
◎ ビート板など、皮膚がこすれる器具類を共有しないこと
◎ プール学習後は下着を着替えましょう。

= 根拠など =
♪ 暑い日には、保育園児は体を寄せ合い、遊んでいる状況があります。このことでも原因ウイルスの授受が成立します。
♪ プール水は塩素消毒がなされています。プール水を介した感染は、直接肌を寄せ合う場合より減ります。
♪ 入水前は、塩素消毒の効果を保つべく、皮膚の汚れを水道水で洗い流しておくことが基本です。
♪ 入水後に、水道水での洗浄が不十分な場合は、蒸発することでプール水に含まれる塩素が濃縮し、これが皮膚に化学的な炎症をもたらし、正常でない皮膚の場合はとくに、発赤が強くなり、痒みが増すなどの弊害が出ます。正常でない皮膚とは、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の場合、あせも(汗疹)、膿痂疹などです。
♪ 暑い日には、保育園児は汗をかきます。汗が痒みをもたらし、皮膚を掻くことで新たに病巣が広がり得ます。
♪ 何れにせよ、汗ばんだままでいることは、皮膚の健康を維持・増進する上でマイナスです。
♪ 保護者・保育士が、どうしても躊躇する場合は、プール外で、水道水のシャワー遊びなどで工夫することも一案でしょう。
♪ 園児が皆と異なる活動を強いられることでの疎外感にも配慮すべきす。

Q. 季節性は?
♪ 夏季に多いのですが、冬季にも見られます。(〜 冬季の解説は後記
♪ 夏季は皮膚を傷つける機会が多くなります。それは、汗をかいて、皮膚を汚すなどで痒みを感じた際に、手指の爪で引っ掻き、また、虫が皮膚を刺した際の傷などもあります。
冬は過剰な暖房があり、一方で皮膚が乾燥し易くなります。このことで、痒みを生じ、手指の爪で皮膚を傷つけ易くなります。
Q.皮膚のケア
♪ とくに、アトピー性皮膚炎や乾燥肌のお子様、あせも(汗疹)など、肌が健康ではない状態にある子どもさんの場合には、留意してください。
♪ 冬季の水いぼ(軟属腫)は、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の乳幼児が、室内暖房・乾燥により、痒みを生じて、皮膚を引っ掻くことで生じ易くなります。
♪ 室内暖房、衣服の調整を丁寧に行うとともに、ローションケアを適切に行うことが、とても大切になります。


この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事