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♪ 鳥取大学地域学部での講義(2014/11/26)「感染症と予防接種」の各論編(4)「百日咳」です。


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♪ 百日咳の問題性は、実は、赤ちゃん(:新生児期から乳児早期)において、もっとも問題になります。無呼吸発作を呈すること、重症化し易いためです。
♪ 発症予防は百日咳ワクチンの接種で、現在は百日咳、破傷風、ジフテリアに加えて不活化ポリオの4種混合ワクチンが定着しています。
♪ が、接種開始以前に、百日咳菌に感染すると、重症化し易いので、社会における流行を阻止することが願いになります。
♪ しかし、残念ながら、日本では小流行があります。とくに、2008年には、流行が増大しました。   
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♪ 百日咳も子どもの病気として考えられがちですが、今日では、青年層における流行が問題になっています。
♪ 2007年には、高知大学で大きな流行があり、調査がなされました。
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♪ さて、大学生など、青年層における百日咳の症状は? どのような状態であれば、百日咳を考えるのでしょうか?
♪ 症状から百日咳を考える場合の基準です。
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♪ whoop ウープ は、喉をぜばめる感じで、息を吸ってみてください。慣れると、できますが、ウーっといった、やや高調な音がするでしょう。息が吸いにくい状態です。咳が続き、止まらず、息を吸おうとしたら、吸い難い・・・。Whoop といった音がすることで、英語では「 Whooping cough 」の診断名です。日本では、3か月位、咳が続くことから「百日咳」の病名です。
♪ 赤ちゃんの場合は、咳が続いて、息が吸えない状態のままで時間が経過する状態、つまり、無呼吸発作と呼称する状態が持続します。大脳の傷害を来すのです。かつ、痰がつまり、誤嚥するなど、肺が汚くなります。肺炎です。肺炎、痰での低酸素状態も大脳細胞を傷害します。致死的・緊急状態に陥ります。
♪ 大学や職場など、集団生活における「咳エチケット」の実践・啓発です。
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♪ 実は、ティッシュで覆うといっても全く不十分です。大人の咳は、多くの呼気が瞬時に出るため、ティッシュでは防御不全を来します。
♪ 下記を提案します。実践してください。 
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♪ 上記は、智頭町では随分前から提示し、啓発しています。インフルエンザシーズンにはとくに、授業中の実践を養護教諭を核として、学校で取り組んでもらうようにしています。
♪ 2009年当時の新型インフルエンザ流行の際には、全校(当時は6小学校、1中学校)の養護教諭を集め、教育長の一括の基、質の高い実践を図りました。

♪ ところで、百日咳は、不活化ワクチンであり、幼児期に計4回接種しますが、成長とともに、抗体が低下し、いざという時に効かなくなります。今回の高知大学などでの百日咳の流行もそうでした。
♪ できれば、中学に入る前(や、高卒前など)に、追加免疫をと願いますが、実現には至っていません。
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♪ 百日咳の完全な制圧は難しいのです。油断大敵でもあります。
♪ やれることは実践し、流行を阻止し、tくに、赤ちゃんに被害が及ばないようにと願います。

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