沖縄の西表島と心の旅

西表との出会いと移住を決めるまでのできごとと想いをつづります。

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石垣島から高速船に乗って45分ほどで西表島の船浦港に到着。
人と一緒に石垣島から運ばれた荷物もどんどん降ろされる。
宿からの迎えがない場合は、高速船の会社が運航している白い小さなバスに乗り込む。
運転手さんは「こっちですよー」などとは言わないので、勝手に乗り込む。
ここで、乗るのをためらって歩こうなんてことは考えてはいけない。
港からは結構アップダウンの厳しい道が続いていて、夏の西表島だったら宿に着くまでに日干しになること請け合いだ。

船浦港からわりときれいに舗装された道路を進んでいくと、ところどころに「イリオモテヤマネコに注意!」の看板が見える。
せっかく来たのだからイリオモテヤマネコをぜひ見てみたい、と思うが、島の人でもなかなか見られないらしい。

バスは船浦〜上原〜中野〜浦内と進み、浦内橋を超えるときには大きな川とマングローブの景色が目の前に広がる。
私がとても大好きな景色だ。
小さな展望台があるので、レンタカーの人は寄ってみるといい。
私はたまにここでお弁当を食べている。

私が最初に降り立ったのは、干立村だった。
干立村は昔からの植物が並木道のように育ち、石造りの塀、赤がわらの家が残る、のどかな村だ。
その中に、私が泊まった宿「南ぬ風」はある。
海の前が本館で、うっそうとした木々に囲まれた平屋のバンガローが別館だ。

別館の玄関を入ると大きな板の間がフリースペースのようになっており、すぐ左手に畳の大部屋がドバーンとある。
左奥はベットの洋室で、右奥にトイレと4人ぐらい一緒には入れるお風呂がある。
木陰からの風が吹きぬけてとても気持ちがいい。
庭には木からブランコがぶら下げてあり、見た目には涼しげだが、一度乗ったとき、やぶ蚊の猛攻撃にあい、足がボコボコになった。


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