沖縄の西表島と心の旅

西表との出会いと移住を決めるまでのできごとと想いをつづります。

心の旅

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やりたいことがわからないうちは、まだましだ

迷路をさまよっているような気になるときもあるけれど

あいまいな時間が淡々と過ぎていく

笑うでも悲しむでもなく


本当に笑えなくなるのは

やりたいことがわかったのに踏み出せないとき


なんとかその気持ちをごまかそうと

その近くをぐるぐると回ってみるけれど

満たされない


からっぽの心はいつもより揺さぶられやすくて

人の笑顔にさえ痛めつけられる


自分をしばっているものが重い

人より恵まれている、と言われてきたはずなのに

何も持っていない人がうらやましい

やりたいことをやれる人がうらやましい

自分が決断しないせいなのに

人のせいにしたくなる


存在していることの意味がわからなくなって

目は何も見えないガラス玉になる

重い体をひきずるようにして

生きる屍のような毎日

先には真っ黒い暗闇

鉄のおもりを足につけたまま歩く自分が見える


耐え切れずに

ついに倒れた


そこまで自分を大切にしないでいいのか

やっと巡り合ったものから目をそむけ

これから何を思って生きるのか


悩んで

悩んで

やりたいことをやるしかないんだと


自分に期待している人を悲しませても

まわりにあったものが無くなってしまうとしても

やるしかないんだと


決めたら

目の前がぱあっと開けて

心に翼が生えた




−−− そんな風に、私は西表島に来ることを決心した。


西表島に来る人にはいろんな理由やきっかけがある。

たとえば私の場合には今まで書いてきたようなことがあって、
心は大きく西表島に引き寄せられていたけれど、
捨てることになるものも大きかったから、
考えに考え抜いた結論だった。

だから、親や友人が心配しても、大丈夫だよ、って答えられる。

実際の生活は大変なことも多くて、
「それは大丈夫じゃないよ」って思う人もいるだろうけれど、
私の中では大丈夫の範囲なんだよね。

最初に期待しすぎてしまうと失望することも多いだろうけれど、
「ここで私は暮らすんだ」
とキッチリ覚悟をしてくれば、
ある程度のことはなんとかなるもんである。

それは、西表島でなくても、新しい土地で暮らし始めるなら同じことだろう。

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いつもの砂浜 
いつもの夕日
遠くから風が吹き 
波が鳴る

軽トラの荷台でヤマネコは 
ガタゴト揺られて 
背丈より高い草っぱらを行く

マングローブの泥のなか 
ガザミとったり 
シジミ掘ったり

電柱の上にはカンムリワシ
遠い森からアカショウビンがキョロロロロロン

よじ登ったテレビ塔からは 干立と祖内が見渡せた

雲のすきまからさしこむ太陽が 
海に白い輪っかを作っていた

「どうか島よ 変わらないで」
島人の唄にこめた想いが 
胸にひびく

だけど少しずつ変わっていく 
私が島を訪れてたった1年の間にも

せつない気持ちで 
帰途についた

羽田空港の上空で飛行機が旋回したら
目の前が 
空の青から一転して 
灰色のビル群になった
宇宙ステーションに来てしまったのかと思った

緑に染まっていた目が 
あっという間に灰色に慣れていく
ここが自分の暮らしている土地なのだと 
改めて驚いた

やっぱり島のためになにかしたいな 
なにが自分にできるかな

今は島人の活動を手伝いながら 
島を 
自然を 
大切に想う気持ちを伝えていきましょう

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