調布地域猫の会 公式ブログ

殺処分ゼロへ!人と猫とが共生出来る街づくり=美しい街作りの実現を!

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今日(3月15日)は、1月28日に亡くなったごくう君の四十九日ですね。
ごくう君とは、、、
富士見町2丁目でご家族と一緒に暮らしていた黒白の飼い猫さんです。
もともとは、調布小学校のあたりで生まれたようですが、
心ある飼い主様に拾われて、幸せに20歳まで暮らしていました。
とても親孝行のいい子で、お客様がきてもみんなに愛想を振りまき、
みんなから愛されていたそうです。
今年1月のある寒い日、おうちから何かの拍子に脱走してしまい、
その日から、お外を1週間放浪することになってしまいました。
20年間の家猫生活で、慣れない外の世界は、そこらじゅうに車が
走っていて危険ばかり。ご飯も、きれいなお水もどこにもありません。
とても寒さが厳しくなった時期で、過酷な一週間だったと思います。
その間、雪も降りました。
どれほど過酷だったかは、ついに力尽きて、行き倒れになった
ところを保護された時、病院で、木の皮と泥水を吐いたこと、、
肋骨を折っており、脱水症状でもう急性腎不全のような状態で
動けなくなってしまっていたこと、などからも、伺えます。
富士見町2丁目で迷子になってから、大沢4丁目で保護されるまで、
1週間で1キロ以上も、歩いたのです。20才を越した老猫さんがです!
必死におうちを探し求めて、さまよい歩き続け、ついに、力尽きて、
倒れてしまったのですね。。。


私は、この猫さんのことを忘れません。

来る日も来る日も、雪が降る中、血眼になりながら、必死になって
探し回っていたご家族の思い、
それを感じていたかのように、また、ごくう君も同じくらい、血眼に
なって、早く家族に会いたい、帰りたい一心で、空腹と体の限界を
感じながらも、さまよい歩いていたのでしょう。
最期は絶対に家族に会えることを、信じていたのだと思います。

そして、偶然心ある人に保護され、病院にかつぎこまれました。
その方からの通報により、会に依頼のあった捜索中の猫だと分かり、
翌朝、1週間ぶりに奇跡の再会を果たすことができました。
ご家族のおかあさん、お姉さんの姿を見た瞬間、ごくう君は、一瞬
「うおー!」と、大きな唸り声をあげ、横たえていた体を起こそうと
したのでした。みんなで、「起きなくていいんだよ・・」と、
慌てて、ごくう君に声をかけました。
ビックリしました。残っている体の中のすべての力の出し切るような
声でした。

その後、レントゲンを撮ったり、点滴をしながら、しばらく様子を
見ることになり、ご家族はいったん帰りました。

私は、そのあと、たまたま夕方から2件の里親希望の方と病院に
預けている子猫達のお見合いがあって、再び病院に行きました。
ごくう君は、入院患者用のステンレスケージの中で、タオルの枕を
して、常駐点滴をつけて、安静に横になっていました。
何だか、もう、完全に動けなくなっている感じに見えました。

ごくう君の下のケージに入っている子猫たちのお見合いだったので、
ごくう君のことを、なんとなく見ながらのお見合いでした。
午後4時頃〜6時頃までいました。

ごくう君、もう、目の前に手をかざしてみても、瞳はどこか遠くを
見ていて動きませんでした。瞳の奥には、温かい家族のいるおうちに
早く帰りたくて、懐かしいおうちの光景が映っていたのでしょう。
体を触ってみると、ちょっと冷たいように感じました。
看護師さんが、おかゆのような白い物を口に含ませようとしましたが、
唇も、舌も、反応しませんでした。

私はそれを見て、『もしかして、もう???』
「先生!!ごくう君、もしかして、もう・・」と言うと、
先生がいらして、「でも、心臓は動いてるんですよ」と。
先生は、「点滴ははずせません」とおっしゃってました。
点滴をはずしたら、もう、心臓もとまるということでしょうか。

そのあと、数時間、先生も悩まれたようです。
先生も、ついに、最期は家族のもとで、と決断され、
ご家族に迎えにきていただくように連絡されたようです。

ご家族が夜迎えにいらして、ごくう君は、おうちに帰ったそうです。
おうちで、いつもいたソファーに温かい毛布を敷いてもらい、
そこで数時間後の、28日3時、静かに息を引き取ったそうです。
ご家族に会えて、懐かしい我が家に帰れて、やっと、ホッとできた
んでしょうね。
会えてよかった、さよならを言えて、よかったなって。。。

もう、体がほとんど動かせなくなっても、心はずっと、家族と一緒に
帰れる日を夢見ていたんですね。
腎臓も、肝臓も、胃も、腸も、みんなもう力尽きようとしていた
ように思います。でも、心臓だけは最期まで頑張り、動くのを
やめようとしませんでした。
ごくう君の心がそうさせていたのでしょう。

最期の日、病院で、家族を待って、何時間もじっと見開いていた目が
忘れられません。
閉じたら、終わりだって、思っていたんだと思います。
ひたすら、静かに、強く強く、家族が迎えにきてくれるのを
ただひたすらに信じて待っていたごくう君の瞳、その姿を、
畏敬の念を持たずには思い出せません。

心から哀悼の意をささげます。


本当に、奇跡の猫君でしたね。m(__)m

こんなに立派な最期を姿を見せてくれた猫君がいるでしょうか。
猫栄誉賞、というのが、あったら、捧げたいです。

ごくう君(享年20歳5か月)

ごくう君のことは、捜索中やその後の状況を、「緊急告知」、
また、その後の状況を、以下の「富士見町の猫事情」でも掲載しておりました。ご参照下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/chofuneko/31731256.html


写真は、ごくう君、10歳頃。おうちの中で。(ご家族様提供)
      なんて、可愛らしいマント猫にゃんでしょう!!(*^_^*)

ごくう君のお母様(飼い主様)がごくう君のことを書かれた手記を、
下記「『悟空』君へのメッセージ」へ掲載いたしました。
ぜひ、愛あるご家族の手記ご覧下さい♪
http://blogs.yahoo.co.jp/chofuneko/folder/1725069.html

お母様のブログは、コチラ♪⇒ http://d.hatena.ne.jp/yukigeshiki/

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