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みなさま こんばんは
うまくまとまらなくって すみません。
では
<兆し 2>
いつだったか そう あれは 2人してお忍びで出かけた時に見かけた幼稚園の運動会。
元気に走り回る園児たち、笑顔がまぶしい園児たち。
その園児たちを必死に応援する保護者たちの姿。
「思い出すわ。私も必死になって走ったりしたっけ。シン君は?」
「う〜〜ん、俺の場合 必死に走ったりしなくても余裕だったな。
・・でもユルと一緒に走る時は 絶対に(ユルを)追い越しちゃいけないって。
なんか 子ども心にそんなこと思ってたな」
「ふ〜〜ん、 ユル君も同じ幼稚園だったの?」
「いや、あいつは宮から出れない身分だろ
でも、外の世界のことも知らなきゃならない。だから、運動会の時だけ来たんだ。」
俺が通ってるってことで特別に。」
「勝っちゃいけないって やっぱり気を使っててことよね?」
「まあな、負けると ユルのやつ 機嫌が悪くなるんだ。
ユルが怒ると周りがピリピリして、運動会が台無しになるし、
それに あいつ 俺に負けると特に 手がつけられなくなるし。。」
「へ〜〜、あのユル君が? 信じられないわ」
「負けず嫌いもほどほどにって そんときに悟ったな・・」
「幼稚園で〜〜?シン君どんだけ ませてんの?」
「・・・まあ それだけ 複雑な世界で生きてきたってことだ。
そろそろ行くか」
「うん」
手をつなぎ 幼稚園を後にした。
しばらくしてシン君が口を開いた。
「なあ、チェギョン・・・。その・・・」
「どうしたの?」
「あの子たちを見てどう思う?」
「あの子たち? ああ 幼稚園の子?」
「うん」
「かわいいじゃない。」
「あの・・あの子たちよりももっと小さい子はどう思う?」
「ちいさい? う〜〜ん 赤ちゃん?」
「そ、そう。あ、 赤ちゃんだな。そ、そう 赤ちゃん」
「可愛いに決まってるじゃない」
シン君の手がキュウッと 力強くなった。
「・・・チェギョン。。その 卒業もしたし。そろそろ いいと思わないか?」
「え、え。え?」
「そ、、その 俺たちの・・・。」
察したチェギョンノ声も上ずる。
「そ。。。そ。。。そうね・・・。そろそろ いいんじゃない?
わ。わ・・たしもそろそろ・・と、 ね。。。」
「か、帰ろう・・・。」
「うん。。。」
いまでも はっきりとあの時の会話は覚えている。
子供を 世間で言う お世継ぎ。
チェギョンも考えないわけではなかったし、ただ 自分で決めた進路での勉強を
おろそかにしたくなかった。
世間を騒がせた妃君である以上 何事にも責任を持ちたかった。
子供が嫌いなわけではない。ただ 学業を選択した以上は学業を中断したくない。
ただそれだけだった。
シン君もそれを察してか 皇太后を説き伏せたのだった。
子供に関しても 卒業してからというもの 実家の父母からも何かと世継ぎという言葉を
遠まわしに聞かされていた。でも、自分から言うのは・・・。
シン君と約束したこと。
子供は 自然にまかせる。 2人とも健康状態は良好だし持病もない。
ならば 自然に仲よくしていれば授かるはず。
そうは思っていても スケジュールの関係で いまだ 果たせないこととなっていた。
「一緒にいる時間が前より少ないのよね。」
生姜茶を飲みながら 独り言をいうチェギョンだった。
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