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投稿者: chopichopi 日付: 金, 2008/06/13 - 14:15
ではまたその続き
<東宮改造計画>
東宮改修工事と書かれた 冊子が戻されてきた。
「殿下、内需司から 返答でございます。女王陛下もご覧になりました。
殿下のサインをいただければ すぐにとのことです。」
「ありがとう コン内官」
冊子の開き 中を見るとドアの変更、チェギョンの部屋の仕切りは問題なく通っていた。
しかし チェギョンが望んだ いわゆる家事部屋とミニキッチンに関しては、
来年度予算にてとの注意書きがあった。
「キッチンだめだったのね」
「みたいだな。でもきっちり料理するわけじゃないだろ?」
「そりゃ・・・。でも 夜中におなかがすいたりしたときとかに・・・」
「それ以上 太る気か?まぁ 来年度の予算にって書いてるし、そんなに気を落とすことないだろ?」
「そうね。ミシンもそれだけに部屋がほしいってわけじゃないし・・」
「チェギョン オレ 今日さ」
「あ、そうね、学校に行くのね。時間?行ってらっしゃい。」
机の上の鞄を取り 出がけにチェギョンを抱きしめて言った。
「どこにも行かないよな? 帰ってきたときには ここにいろよ」
「うん。どこにも行かない。いってらっしゃい、シン君」
シン君を見送った後 チェギョンは 皇太后の部屋に行った。
「皇太后さまに」
入口に立つ クァク尚宮に言った。
「お入りなさい、妃君」
「失礼します、ま〜ま」
「どうしました? シンは?」
「シン君は学校に行きました。おばあ様 お願いがあります。」
「なんでしょう?お願いとは」
「おばあ様、おばあ様とオモニが 染色された布を見せていただけませんか?」
「布?」
「はい、どんななのか見たいと思って・・」
「いいですよ。これ 染色したものを これへ」
「妃君 東宮の改修工事のこと決まりましたか?」
「はい、日程はまだですけど さっき 内需司から 返事がきました。」
「そうですか。早く工事が済めばいいけど・・。ささ、これですよ。これが 何か?」
「いま 進路を決めかねていて。ヒントになればと思ったんです」
「妃君は 色彩に興味があるのですか?」
「はい、もともと 色彩には興味はあります。ですが それが今後活かせるかどうか。
マカオに行ってみて 文化にも興味を持ちましたけど。
外から 韓国を見ると我が国は 色彩の国だと。韓服に使われる色の多さは
どの国にも引けを取りません。見せていただいて さらに興味がわくなら
本格的に勉強してもいいかなと・・・」
「いいこと思いつきましたよ。妃君 これから 実際に染めてみましょう。
そうそう、あの時 初めて会ったとき 妃君は 五味子茶で 染めていましたね。
今日は 五味子茶やいろんなお茶で やってみましょう。用意をしておくれ。」
「ま〜ま・・・、ありがとうございます。」
早速、皇太后の一言で 楽しい 染色教室へと進み 時間が過ぎて行った。
シン君は学校に着くと いつもの3人組が待っていた。
「おい シン。インが・・」
「どうしたんだ?」
「実は 学校をやめようかなって」
「なんで?」
「どうして?」
「いや だって おれ 次男だし。おれ 医者になろうかなって。
まえ、ヒョリンが入院してた病院、知っているよな。
あそこさ 叔父さんとこ 子供がいなくてさ。
俺に あとをってはなしがきてさ・・・。俺は 次男だから。 親父も乗り気だしな」
「よく考えたの?」ファンが ようやく口をはさんだ。
「ま、本格的な勉強が始まる前にと考えてるんだ。
かといって 絶対なれるとは限ってないし。正直 少し不安かな・・・」
「遊べないじゃないか。おまえがいないと、一人でもかけたら面白くないよ。」
と、ギョンが言った。
「このあいだ 叔父さんとこに行ったら ヒョリンのお母さんが来ててさ。
ヒョリンが 心配して練習に身が入らなくなったらって 思っちゃたんだよな。」
「お前の進路だから オレには とやかく言えない。
だが ヒョリンが その理由を知ったらどう思う。ヒョリンは 喜ばないぞ。
それに次男だからとか 関係ないだろ。ヒョリンのためとか思うなら
経済界にどんと座って 芸術界をもっとひっぱりあげてやるほうがいいと思うけどな。
次男で 動ける立場なら それを十分に利用できるんじゃないか?」
「シン・・」
「おまえ、きついよ。ヒョリンが喜ばないとかさ・・」
「言える立場じゃないかもしれないけど、オレとヒョリンは考え方が似てる。
ヒョリンが世界の舞台に立てるようにバックアップしたほうがあいつは喜ぶ。
ヒョリンの母親だって ヒョリンの成功を願ってるはずだ。
母親のほうは 国内にいるんだ。いつでも 手は差し伸べられる。
ヒョリンには『オレに 母親は 任せろ、バレエに打ち込め』って
伝えるほうがいいと思うぞ。」
とシン君が言った。
インは黙ったままだった。ギョンとファンは2人を見て ハラハラしていた。
「親父と 叔父さんが乗り気な 顔を見て・・・。
そうかもな・・。ヒョリンのためにって思いあがってたか・・おれは・・・」
「ガンバッテ はやく卒業して、経済界を動かそうぜ!!さっ、行こうぜ!!」
と、インの肩に手をまわして 教室に歩き出すシン君。
「おい。置いていくなよ〜」と あとを追うギョンとファンだった。
*************
と、なつかしいエピソードをひっぱって来ました。
チェギョンが 初めて 宮廷に来た時 思わず 粗相をして お茶をこぼしちゃいましたよね。
きれいな赤色が出ていると喜んだ 皇太后さま。そこからの話です。
それと 一応 編入したシン君。たまには 学校に行かせないとね。
少し学園生活を入れてみましたが。イン。。君は いい子だ。
ほんと 幸せにしてあげたいです。
だから シン君のセリフ内『おれたちに』ではなく『おれ』で決めてみましたよ。^^
どうでしょうね。
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