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では 公式テレビインタビュー後の余韻でお楽しみくださいね。
早速 アップしますね。
<公式インタビュー 12>
玄関口に出ると、記者たちも写真を撮ろうと待ち構えていた。
沿道にも人があふれていた。
いったん立ち止まり 手を振り応える2人。車に乗り込む。
「振り切りますのでしばらく ご辛抱ください。」
車が発進した。チェギョンがシン君のほうに揺られてきた。しっかりと抱きとめた。
チェギョンの肩に手をまわした。
「疲れたか?」
「ううん、大丈夫。シン君こそ、大丈夫?」
「オレは大丈夫だ。」
「・・・ほんと、そうみたいね。」
「どういうことだ?」
「だって 放送中は『僕』だけど今『オレ』って言ってるもん。」
「・・・・やっと終わったな。」
「うん、よかったかな?」
「沿道の人垣を見たろ?みんな 笑ってた。わかってくれたってことだよ。」
「そう・・・そうよね。よかった・・・・。」
流れゆく街の明かりを見ながら シン君が言った。
「こんどさ 夜にドライブしような。」
「ほんと?・・・・・約束よ」
「ああ、約束する・・・。」
「・・・・ねえ、どこに行く?私ね 漢河のほとりで花火がしたいわ。」
「おい・・・妃君まま ドラマの見すぎじゃないか?」
「いいじゃない。してみたいんだもん」
「しょうがないな。」
「・・・・約束よ・・」
シン君はチェギョンの肩を抱き、チェギョンはシン君の肩にもたれかかったままの会話。
PUPUPUPUPU!! 車内のテレビ連絡電話が鳴る。勝手にスイッチが入る。
コン内官が映った。パッと離れる シン君たち。コン内官も一瞬 バツが悪そうである。
「殿下、妃殿下お疲れ様でございました。
おもどり次第 皇太后さまのお部屋にとのことでしたが、明日の朝でよいとのことです。
今日は このまま 東宮にお戻りいただきお休みください。失礼いたしました。」
勝手に切れた。
再びチェギョンが肩にもたれかかってきた。
「眠いのか?」
「ううん、なんとなくこうしてたいから。」
「そうか・・・・・。」
しばらくして車は 正門をくぐり宮中へと入って行った。
車が止まる。コン内官とチェ尚宮らが 出迎えた。
東宮に戻り、2人の着替えを解くとコン内官たちも そそっと 挨拶をして下がっていった。
「シン君、お茶飲む?」
「ああ、 冷たいのがいいな。」
「わかった。」
チェギョンがミニキッチンに行くと、冷蔵庫ににリボンのついたメモがあった。
メモを読み冷凍庫を開けると 中いっぱいにアイスクリームが入ってあり、
一つ一つにチェギョンの名前が書かれてあった。
「お姉さまったら・・・・。」
冷蔵庫から 冷たい コーン茶を入れて部屋に持っていった。シン君が今日の書類に目を通していた。
「ハイ、お待たせ!」
「なんか いいものが入ってたのか?」
書類から目を離さずに問いかけるシン君。
「わかる? うん、いいことあった!」
「もう少しかかりそうだから 先に入っていいぞ。」
「え?・・・ああ、お風呂?用意してるって言ってたね。じゃ、お先に・・・」
と言いながら立ち上がり ふと見るとシン君が背中を向けて立っていた。
正確には たったまま 書類を読んでただけなのだが・・・。
チェギョンは 大好きな背中に 抱きついた。
「ん?どうした?」
「・・・シン君、・・・・好き。」
「ん?なに?」
「・・・・・・大好き、ううん、愛してる」
「・・・チェギョン。・・・・知ってる。」
「・・・・絶対に離れない。・・・離さないでね。」
「もうどこにも行かせないって言ったろ?」
そう言いながら 胸はプックン、プックンと鳴る。書類を机に置くと、手が何かを求める。
そして、背中に抱きついてるチェギョンに聞いた。
「・・・チェギョン、 今日・・・・・」
背中越しにうなづく チェギョン。
「待ってるから・・・・・。」
そういうと シン君の背中から離れていった。シン君の背中にはチェギョンのぬくもりが残った。
しばらくして、シン君は電気を消して、チェギョンが待つ部屋へ向かった。
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