chopiberry's cafe

よろしければお付き合いくださいませ

『宮』その後5

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

では 公式テレビインタビュー後の余韻でお楽しみくださいね。
早速 アップしますね。


<公式インタビュー 12>

玄関口に出ると、記者たちも写真を撮ろうと待ち構えていた。
沿道にも人があふれていた。

いったん立ち止まり 手を振り応える2人。車に乗り込む。

「振り切りますのでしばらく ご辛抱ください。」

車が発進した。チェギョンがシン君のほうに揺られてきた。しっかりと抱きとめた。
チェギョンの肩に手をまわした。

「疲れたか?」

 「ううん、大丈夫。シン君こそ、大丈夫?」

「オレは大丈夫だ。」  

 「・・・ほんと、そうみたいね。」

「どういうことだ?」  

 「だって 放送中は『僕』だけど今『オレ』って言ってるもん。」

「・・・・やっと終わったな。」 

 「うん、よかったかな?」

「沿道の人垣を見たろ?みんな 笑ってた。わかってくれたってことだよ。」

 「そう・・・そうよね。よかった・・・・。」

流れゆく街の明かりを見ながら シン君が言った。

「こんどさ 夜にドライブしような。」 

 「ほんと?・・・・・約束よ」

「ああ、約束する・・・。」

 「・・・・ねえ、どこに行く?私ね 漢河のほとりで花火がしたいわ。」

「おい・・・妃君まま ドラマの見すぎじゃないか?」 

 「いいじゃない。してみたいんだもん」

「しょうがないな。」  

 「・・・・約束よ・・」

シン君はチェギョンの肩を抱き、チェギョンはシン君の肩にもたれかかったままの会話。


PUPUPUPUPU!!  車内のテレビ連絡電話が鳴る。勝手にスイッチが入る。
コン内官が映った。パッと離れる シン君たち。コン内官も一瞬 バツが悪そうである。

「殿下、妃殿下お疲れ様でございました。
おもどり次第 皇太后さまのお部屋にとのことでしたが、明日の朝でよいとのことです。
今日は このまま 東宮にお戻りいただきお休みください。失礼いたしました。」

勝手に切れた。

再びチェギョンが肩にもたれかかってきた。

「眠いのか?」   
  
 「ううん、なんとなくこうしてたいから。」

「そうか・・・・・。」 

しばらくして車は 正門をくぐり宮中へと入って行った。
車が止まる。コン内官とチェ尚宮らが 出迎えた。

東宮に戻り、2人の着替えを解くとコン内官たちも そそっと 挨拶をして下がっていった。

「シン君、お茶飲む?」

「ああ、 冷たいのがいいな。」

「わかった。」

チェギョンがミニキッチンに行くと、冷蔵庫ににリボンのついたメモがあった。
メモを読み冷凍庫を開けると 中いっぱいにアイスクリームが入ってあり、
一つ一つにチェギョンの名前が書かれてあった。

「お姉さまったら・・・・。」

冷蔵庫から 冷たい コーン茶を入れて部屋に持っていった。シン君が今日の書類に目を通していた。

「ハイ、お待たせ!」  

「なんか いいものが入ってたのか?」

書類から目を離さずに問いかけるシン君。

「わかる? うん、いいことあった!」

「もう少しかかりそうだから 先に入っていいぞ。」

「え?・・・ああ、お風呂?用意してるって言ってたね。じゃ、お先に・・・」

と言いながら立ち上がり  ふと見るとシン君が背中を向けて立っていた。
正確には たったまま 書類を読んでただけなのだが・・・。
チェギョンは 大好きな背中に 抱きついた。

「ん?どうした?」

 「・・・シン君、・・・・好き。」

「ん?なに?」
 
 「・・・・・・大好き、ううん、愛してる」

「・・・チェギョン。・・・・知ってる。」

 「・・・・絶対に離れない。・・・離さないでね。」

「もうどこにも行かせないって言ったろ?」

そう言いながら 胸はプックン、プックンと鳴る。書類を机に置くと、手が何かを求める。
そして、背中に抱きついてるチェギョンに聞いた。

「・・・チェギョン、 今日・・・・・」

背中越しにうなづく チェギョン。

「待ってるから・・・・・。」

そういうと シン君の背中から離れていった。シン君の背中にはチェギョンのぬくもりが残った。

しばらくして、シン君は電気を消して、チェギョンが待つ部屋へ向かった。

では 続きです。今日も シン君に熱い言葉を言ってもらいました。
早速・・・・。

<公式インタビュー11>

司会者が 進行表を見て、すこし顔を曇らせた。

「まだまだ お聞きしたいことがあるのに 時間は 過ぎゆきますね。
仲のよいお2人に 今回の内装工事でドアが と 先ほどおっしゃってましたが。
ドアとは どういうことですか?」

少し 返答に 間が空いた。

「・・・・実は いままで その お互いの部屋がガラス扉だったので、それを その・・・・
木製の扉に変えたということです。」

「そうですか。 いままで ガラス扉だったところを木製に・・。
そうですね、ガラスと言うのは きれいですが 少し冷たい感じもしますね。
お互いの姿を確認するのなら見えてるほうが いいかもしれませんが・・・。
たとえば ケンカをしたなら 謝るチャンスを見計らうならガラスもいいですが。
殿下、妃殿下はケンカなんてなさらないでしょう?」

「いいえ、結婚したてのころはよくぶつかりました。
結婚して間もないころは やはり育った環境の違いが原因になったことが多かったです。
妃君は いきなり皇室の生活に慣れなきゃならない、生活の変化が急激でしたから。
僕にとっては 普通のことが 理解できず、誤解もあったりしました。
宮中内で 妃君が頼れるのは 僕だけだったのに 僕がその配慮に欠けてしまい、
妃君にさみしい思いをさせてしまいました。」

「・・・殿下 そのお言葉は 前回のインタビューのことですね。
いま 私の脳裏に鮮明に浮かんでまいりました。おそらく テレビの前の皆さんも同じだと思います。」

「殿下 愚問ですが今もあの時のおっしゃった妃殿下に対する気持ちは?」

「変わりません、あのときも あのときよりも妃君に対する気持ちは変わりません。」

「では・・・・その・・・・」

「・・・・・愛してます。あのときも いまも。そして これから先も 妃君を愛します。」

「で、殿下・・・。ありがとうございます。妃殿下 お幸せですね。」

「・・・・はい・・・・。私も 殿下のそばを二度と離れません・・・。」

「妃殿下 ・・・・・。」

司会者が ハンカチを出し 目を押さえた。

「では いよいよ時間も押し迫り 最後の質問です。
仲の良いお2人ですが、国民の関心は次に移ってます。
それは お2人の2世のことです。前回は 高校生でした。今現在は大学生。
まだ学生生活を送られるようですが、お子様についてはどうお考えですか?」

「そうですね。こればっかりは 今は・・・・。自然に任せますとしかお答えできません。
ただ懐妊騒動も含め、妃君にプレッシャーがかかる事態は避けたいと思ってます。」

「皇太后さまが熱望されてると・・・」

「(苦笑して)ええ、 まだかまだかと思われてます。ですが こればかりは どうにもなりません。
天が僕たちに与えてくれる天使ですから。
天が僕たちを見て 天使を与えてもよいと思われたなら授かるでしょうし・・」

チェギョンを見るシン君。チェギョンのほほがみるみる変化していく。

「天使ですか、とてもやさしい響きで素敵な言葉ですね。
私個人としてもできれば早くかわいい2世、いえ天使を抱くお2人の姿がみたいと
熱望しております。」

「お知らせできる日はまだ未定ですが。その日を待っててください。」

チェギョンは ほほをピンクに染めている。

「早いもので もう放送時間が終わりに近づいてまいりました。
殿下・妃殿下 2時間の放送でお疲れになったでしょう。」

「いいえ、今日は 僕たちも話したいことを話せて うれしく思ってます。
特に今日 朝から 妃君はとても緊張してました。
みなさんに間接的ではありますが話ができてよかったと思います。
僕たちは まだ未熟です。どうか 温かい目で見守ってください。
よろしくお願いします。」

「殿下・妃殿下、お名残り惜しいです。まだまだ お聞きしたいことはありますが、
今日は もう時間が来てしまいました。本当に本日はありがとうございました。
これからも 勉学に公務にお忙しいでしょうがどうぞお健やかに日々過ごされますよう願っております。」

「ありがとうございます。
それと・・・また良いお知らせができるよう僕たちも日々を大切に過ごしていきます。」

チェギョンもうなづく。

「ありがとうございました、親王殿下・妃殿下。では みなさん ごきげんよう。」

スタジオ内 パチパチと拍手が起きた。

放送が終了した。

司会者が深々と頭を下げた。

「殿下・妃殿下、数々の放送中の非礼をお詫びいたします。本当に今日はありがとうございました。」

「こちらこそお世話になりました。」

「また喜ばしいニュースをお待ちしております。」と、また 頭を下げた。

「殿下、妃殿下。玄関が混雑してきております。早くお車のほうにお願いいたします」

スタジオ内にいた 護衛が伝えにきた。

「(うなづいて)では、失礼します。」

「あ、あの今日はありがとうございました。」チェギョンが一礼した。

スタジオを後にした。
テレビ局の廊下に歩く途中 テレビ局のスタッフらが みな お辞儀をした。
女性スタッフはお辞儀もそこそこにシン君を見つめて、みんな 目が ハートのようだ。
その中を 会釈を何度かしながらも チェギョンの手をしっかりとつないで足早に歩くシン君。
エレベーターに乗り込み 扉が閉まる。
ふ〜〜っと 息をつく。チェギョンをみてシン君が笑顔を見せた。
チェギョンも笑顔で答えた。
エレベーターが 玄関口につき 扉が開く・・・・。


*******************************
長い長い インタビューも終わりました。
あと 余韻の部分を すこし続けます。
今日は ここで 止めますね。では、みなさんが 楽しんでいただけますように・・・。

では 続きです。
早速 いきますね。

<公式インタビュー 10>
司会者が 進行表を見ながら 次の質問を問いかけてくる。

「わたくし、今 進行表を見ておりますが 時間内にできるかどうか不安になってきております。
不安になってる時ではないですね。続けましょう。
では 次ですが 妃殿下が戻られてから お住まいにも大きな変化があったとお聞きしてます。
毎年の予算案の中に皇室予算が計上されるのですが、予算外の工事として、
東宮工事が入ったと聞いております。」

シン君の表情が少し変わった。

「ええ、東宮内を、部屋の部分を変える工事はしました。ですが、大きく形を変えてはしてません。
どのように伝わってるかは知りませんが、内装を変えただけです。
無駄なものをとり必要なものを取り付けました。」

「無駄なものと必要なものですか?」

「ええ、そうです。東宮を今まで それぞれの部屋でそれぞれが別々に使っていたものを
一つにしたり、プライベートの尊重でいままで見えていたものを隠すようにしただけです。
スペースを有効に使用できるようにしただけです。それと、先ほどからおっしゃる予算についてですが。
・・・内需司から予算委員会のほうに工事前と 工事後にきちんと報告書類が提出されてます。
なんなら、いまからでもお調べください。」

「いえいえ、報告書の提出などに関しましてはこちらでも確認しております。
今までになく 短期間の工事で、その報告書にあるだけの工事ができたのか?ということが
疑問になっておりまして・・・、それで・・・」

言葉に詰まる 司会者だった。

その様相と“短期間”のキーワードでシン君とチェギョンが吹き出してしまった。

チェギョンは肩を震わせている。シン君は一息、吐き出してから話し出した。

「工事が短期間で済んだのは僕たちの新しい住まいのためにある方がずっと工事中
工事の様子を見守っていてくださったからだと聞いてます。
僕たちは工事の邪魔になってはいけないと思い、温陽宮と・・・・夏の別荘のほうに行ってましたから。
お聞きになりたいのは 工事内容でしょ?」

ちょっといたずらっぽく司会者に問うシン君。司会者は ドキッとした様子だった。

「は、はい。見守られた方と内容を差し支えなければ・・」

「見守ってくれてたのは 祖母である皇太后です。
変えたところは ドアを変えたのとバスルームをミニキッチンにかえ、あと、妃君の机を入れたこと。
執務室、いえ、リビングダイニングに模様替えしたというところでしょうか。」

「皇太后さまがですか。皇太后様ご自身がですか?
皇室といえば違う世界のように思いますが祖母と孫の関係は 変りないようですね。
いま、ミニキッチンとおっしゃってましたが 妃殿下はお料理をなさるんですか?」

「マカオでは自炊でしたので 尚宮に習ったり。学校に通ってた時に家庭科実習がありましたし。」

「殿下は 妃殿下のお料理を召し上がったことは?」

「あります!」

「いかがでしたか?」

「おいしかったです。夏の別荘に行った時は妃君が作ってくれました。」

「それはそれは。では 東宮でもお料理をなさるのでしょうか?」

「いいえ、 名前の通りミニですから。料理をするためというよりはお茶を飲めたらと思って希望しました。」

「お茶?」

「はい、こちらに戻ってから 殿下は遅くまで勉強されたりいろんな資料に目を通されたりする姿を
そばで見ています。そんなときにちょっとお茶でも入れて差し上げたいと思って。」

シン君がチェギョンの耳元に言う。

「うまいこと言うな。ほんとは シンラーメンのためっていってもいいぞ」

シン君の横腹をちょこっと小突いて、いじわるね という顔をするチェギョン。

シン君は笑ってる。

「ないしょ話ですか?」司会者が 突っ込む。

「はい、殿下がいじわるを言うので・・・。」

「宮中内では お茶に関してもいろんなたしなみ方や季節のお茶など 
妃君がまだ知らないお茶に関するさまざまな作法や趣があります。
その勉強や 練習をするにもよい環境になったと思ってます。」

お茶関連の話は本当だがチェギョンの勉強のためにキッチン作った名目ができあがった。

チェギョンは いつもながら 頭の回転の速いシン君に驚きを隠せない。
同時に 自分にとって頼れる存在の人、改めて すごいと思うところでもある。

「そうですか。皇室に嫁がれて 1年。長い伝統ある皇室に嫁ぐということは
皇室伝統の作法や趣も含め その伝統を後世に伝えるという役目も果たさなければならないと
いうことですね。」

司会者は 納得しているようである。

「そうです。では せっかくですから僕たちの秘密をひとつお教えしましょうか?」

「秘密ですか?」

「ええ、みなさんの家庭において普通にあるものが宮中内で僕たちの部屋にだけあるものがあります。」

「え?! それは何ですか?」

「冷蔵庫です。」

「冷蔵庫?!」

「ええ、そうです。これは ヘミョン女王の口添えで予定外でしたが設置してくださいました。
女王はじめ宮中内に住む皇族たちの口に入るものはスラッカン、
・・・・いや、台所係のほうがわかりやすいですね。
台所係の仕事です。もちろんお茶も含めてです。ですが、今回 妃君が キッチンを希望したことで
僕たちの部屋に冷蔵庫を置くことになりました。」

「そうなんですか。我々は 冷蔵庫やキッチンなどあって当たり前なんですが。」
部屋にキッチンがあるのは 東宮だけということですね。」

「ええ、これでこっそり 夜中に アイスクリームを食べることができます。」

シン君が茶目っ気たっぷりに言った。

「妃君には 太るから食べないように言いますけどね。」

「ははっは、 失礼しました。殿下がこんなジョークを言われるとは いやはや どう対処いたしましょうか?」

「私がアイスクリームを冷蔵庫に入れる時には 必ず 名前を書いて入れておきます。」

「これまた 妃殿下まで!!インタビューとは言え 楽しいですね。」

にこにこの司会者に シン君とチェギョンも笑みを返す。

「ここまでにも 本当に仲睦まじいお2人を拝見いたしますと、ほんとうに妃殿下がお戻りになられて
よかったと 改めて 思います。」

「ありがとうございます。」  シン君が答える。チェギョンは 頭を下げる。



**********
いかがでしょうか?
そろそろ 番組も・・・・です。
もう少し お付き合いくださいね。

公式インタビュー 9

ではまた 続きです。番組ももう少しで・・・・。
ここでちょっとテレビの向こう側というかみているほうに行ってみましょう。
皇室とチェギョンの実家です。

いつもですが 不規則投稿でごめんなさい。

<公式インタビュー9>
宮中内でも なごやかに時間が過ぎていた。


「おどろいたでしょ?」

いたずらっ子のように笑うヘミョン女王。

「ヘミョン、いつまでも・・・・」とミン妃がたしなめるように口を開いた。

「まあまあ 、ヘミョンよくやったな。」ヒョン殿下が口を開く。

「ふふ、おほめいただきありがとうございます。
でも まさか この時間内に解決するとは思わなかったわ。予想外ね。
早くても1週間くらいはって思ってたもの。」

「わかってたのですか?」皇太后が口をはさむ。

「いいえ。ただ 2人の気持ちが国民に届けばといいと思ってたし。
何より国民たちが 知りたいという気持ちをなくしてくれたら・・・結果はそうでしょ?
マスコミ関係者は みんなが知りたがるから 調べようとするし、報道しようとするでしょ?」

「うむ、そう通りだよ。」

「だから、国民たちにゆだねたのよ。
でも どう展開していってっていうのは私も全くわからなかったし。」

「では シンが?」

「始まってすぐに謝ったのは あの子たちの計算じゃなく本当にそうしたかったから 
あの行動に出たんでしょうし。このインタビューの関してはこちらが受け口になってたけど。
あの子ね、私に言ったのよ。《何を聞かれようとちゃんと答える》って
チェギョンを もうどこにも行かせたくないってことが もう 見え見えで!!」

クスクスと笑いながら言うヘミョン。続けて

「あの子ね 一時期、≪アイス・プリンス≫って呼ばれてたの知ってる?」

「あ、 ≪アイス・プリンス≫?」

「なににも動じない、完璧な王子ってことらしいの。言われたら そうよね〜。
年頃の女の子なら 誰もが憧れてたシン皇太子さまだもん。写真写りに手の振り方さえ完璧で!
それが 今じゃ ・・・≪アイス・クリーム・プリンス≫よね!!」

「あ、≪アイス・クリーム≫??」

皇太后が口に運ぼうとしていたアイス・クリームを見ながら言った。

「そうよ。だって 今のあの子を見て!今じゃ 冷た〜いアイスじゃなく 
あま〜〜く とろとろとけていく≪アイス・クリーム≫みたいでしょ?
と・く・に チェギョンといる時なんて!!!ねぇ・・・!!」

「ぷっ、ほほほほほほほ、ヘミョン。ほほほほ」

「ぷっ、そうだな、まさにアイスクリームだ。はははははは」

「ヘミョンたら ふふふふふふ」

「あの子は もう立派な大人だわ。
結婚があの子を いいえ チェギョンが成長させたのね。」

それぞれの孫であり 息子であり 弟であるシン君が 一人の男として
自分の愛する者へ 愛情を注ぐ様子を見守る皇室一家だった。

そんな事を話題にされてるとは知らないシン君・・・・。
画面では ちょうど 空港に迎えに行った時の話をしていた。


いっぽう チェギョンの家では・・・・・。

「そうだったな〜〜、シンが空港から まっすぐここに連れてきてくれた。」

「ほんと、あの子だってそうよ。ほんの数か月 外国に行っただけなのに
こんなに成長するのかと思ったわ。約束なんてすぐ 忘れちゃうような娘だったのに。」

「そりゃ、もう いつ戻ってこれるか。それこそおれたちが生きてるうちに会えるかどうかも
わからなかった。」

「ガンヒョン達のおかげよね。」

「いやいや シンだってここに来た時言ってたじゃないか。自分がしっかりしたところを見せたら
チェギョンが戻れるかもって。」

「オレ、オレだって 署名したし、学校でもオレがまわしてかいてもらったんだぜ。
オレだって頑張ったんだから〜〜、だから アイ・フォン買ってくれよ」

バシン!!!頭をたたかれた。

「何言ってんのよ、もうちょっと成績上げなきゃ 大学いけないじゃない!!!」

「だって、 ほしいんだよ!!」

「ったく、これでも食っとけ!!」

「うぐぐぐう、」

ぶどうを口にねじ込まれた・・・。

「でも チェギョン、きれいになって。」

「オレの娘だからな」

「何言ってんのよ!! 女はね  愛する人と一緒にいれるだけでどんどんきれいになるのよ。
戻ってきた日より 数段 きれいになってるし、輝いてるわ・・・。」

「それを言うなら 外国に行くって決めたっオレらに言ったときからだろ。
皇太子妃としてって言ってたじゃないか。あれは 皇室のため 、シンのためってことだろ?」

「そうね・・・。いつの間にか 大人の考えを持つようになって・・・・。
・・・・・もう少し 手元に置きたかったわ。早くに嫁に出すのも考えものね。
早く 大人になってしまう・・・・・・。」

皮をむいたリンゴがテーブルにドンと置かれた。
それをだまったまま それぞれがそれぞれの口に運ぶチェギョン一家だった。



***************

いかがでしょうか?
文中の ≪アイス≫は ≪氷≫のほうです。念のため・・・。≪キラー≫とも考えましたが、
さすがに≪キラー≫はね、≪キラースマイル≫の方、近頃 CMご出演中の方の代名詞ですよね。
≪キラー≫と言えば ちなみに私が付けた ≪キラキラジフニ≫というのはありますが・・・・。
これは関係ない事でした。えへへへ・・・。

公式インタビュー 8

では また 続きです。
書きながら 今回もシン君。言っちゃってます。チェギョンへの思いを語らせてしまいました。
みなさんも シン君の言葉にとろけちゃってくださるとうれしいです。

<公式インタビュー 8>
これでいままで隠してきたことがなくなった。安堵する2人だった。

テレビ局のアシスタントが司会者にメモを渡しにきた。
メモに目を通す司会者。そして、

「番組をご覧のみなさん、失礼いたしました。殿下、少々ご確認したいことがあります。」

「何でしょう?」

「先ほど 私どもマスコミ関係一同は 連判状を提出いたしましたが、いやその・・・
先ほどの話は妃殿下が、その 反省と申しましょうかそのおひとりで行かれてた時のことについての
報道に関することであって、 もし!もし 今後に 殿下、妃殿下、または ご夫妻で
再び マカオを訪問されるときは その 同行取材や報道はしてもよろしいのでしょうか?
再度 しっかりと確認するようにと今 知らせが来たものですから・・・」

「(ふっと笑って) 僕に決定権はありません。もし その日が来たなら どうぞ
皇室広報司に一報ください。そちらから 返答が行くと思います。」

「じゃ、じゃあ 広報司のほうにですね。わかりました!その日が来たなら ちゃんと許可を得たなら
突撃取材で行きますよ!!ありがとうございます!殿下!!」

「ぷっ!!(噴き出して) そうなったら お手柔らかに願います。なあ。」

チェギョンに聞くシン君。チェギョンは ニコニコしている。

「はあ〜、なんとか安心いたしました、先ほどのニュースと言い 生放送中は 大変です。
みなさん 大変お待たせいたしました。インタビューを続けましょう。
さきほど結婚式の話が出てまいりました。お2人の指にはめていらっしゃるのは結婚指輪ということですね。」

「そうです。でも もともとは 僕たちのではありません。」

「と、いうと?」

「ハイ、この指輪は 聖祖皇帝が 皇太后に愛のあかしに贈られた指輪だそうです。
皇太后は僕たちの結婚の始まりが約束によるものだからと心配されていたそうです。
僕たちがお互いを慈しむようになったときに僕たちに贈ろうと思っていたと話されました。
それで、マカオで・・・・・渡してくださいました。」

『何をペラペラと喋ってるんだ?ハヌママの思い出まで・・・。
僕たちの話で進めないとハヌママに迷惑がかかるじゃないか・・・。』

「思い出のお品なのですね。聖祖皇帝は厳しいところもおありでしたが、こまやかなご配慮も
され、お優しい方だったと聞いております。そうですか・・・皇太后さまに・・・・。」

司会者はそれ以上は 話してこなかった。

「次にお伺いしたいのが、妃殿下のお戻りになられたことについてです。
ある1社のみが 独占報道いたしましたし、それまで 妃殿下がお戻りまでのこと
お戻りの時のことに関しては何もわかっておりません。それについては?」

シン君がチェギョンを見る。チェギョンが うなづいて 話しだした。

「はい、帰国が許されてからお世話くださった方の協力を得て 向こうで私が関わっていたことを
円満に終えることができました。向こうで出会った方々も別れを惜しんでくださり
今でも感謝の気持ちでいっぱいです。」

「そうですか・・・。ではお戻りの時ですが、飛行機は乗られたんですよね?」

「はい、一般客として・・・・」

「一般客? 普通に?チケットを買い ゲートをくぐりということですか?」

「(笑いながら)はい。そうです。同行していた 尚宮と一緒に乗りました。」

「気付かれたりしなかったですか?」

「そうですね、尚宮と一緒でしたから姉妹に見えたんじゃないでしょうか?
乗ってからも 普通に過ごして 一般の方と普通に一緒に降り立ちました。」

「殿下は お戻りの日を当然 ご存じだったんでしょう?」

「ええ、僕も 普通に空港まで迎えにいきました。」

“普通に” の言葉に顔を見合せて笑う2人。

「では お戻りの日に殿下は空港にいらっしゃったということですか?普通に?」

「ええ、みなさんが自分の彼女を迎えに来るスタイルと一緒で、僕も花を抱えて普通に
妃君、いえ 彼女が出てくるのを待ってました。」

「殿下が花束を持って空港にですか?」

「ええ、他にも同じような方がいました。みなさん 花束を抱え 到着ボードを見てました。
もちろん 僕もです。」

「・・・・いやはや びっくりです。妃殿下が一般客と一緒というだけでも驚きですが。
殿下が 花束をもって空港に立ってらっしゃるなんて・・・」

「おかしいでしょうか? 妻を迎えに行く、普通のことだと思いますが?」

「普通のことです。でも 殿下がと思うと・・不思議な感じです。」

「迎えの車を出すことは簡単です。でも、僕が迎えに行きたかったからそうしただけです。
自分の妻ですから。」

「素敵なことですね。殿下のお言葉を聞いて 世の奥様が 妃殿下をおうらやましく思ったでしょう。」


《妻》という言葉を聞いて 昔は 自分のものだと所有権を主張するシン君に嫌悪さえ抱いていた
チェギョン。でも今は シン君が 《妻》と言うたびに うれしく感じるチェギョンだった。

《自分の妻》というシン君、≪シン君の妻≫・・・チェギョンが 下を向いて 恥じらっていた。


*********
ときどき 読みなおすと やはり言い回しおかしいかなと思うところが出てくると ついつい修正ボタンを
ぽちっとしてしまう。結構 補足が多いですが・・・・。みなさま そこは 許してくださいね。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.
chopichopi
chopichopi
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(3)
  • hyo*jyu*333*
  • mamci
  • nat*****
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事