|
おはようございます。
アップが遅くてごめんなさい。
<秘密決行? 6>
次の朝 いつもの時間に起きた。そしていつものようにいつものことを済ませた。
「もういいだろう?朝だし・・」
TUPUPUPUPUPUPU・・・
長い間 なり続ける・・・・。
「・・・。は、はいはい。」
「あ、チャンイン、」
「シン?」
「ええ、あ、あの・・」
「シン、朝は忙しいから またあとでな、な」
TUPU〜〜〜〜
「・・・・・・・・・・。」
ショックだ・・・。昨日の夜と言い 今と言い・・・。オレが何をしたんだ????
ーチェギョンの家ー
「少しかわいそうだけど・・。許せ シン。・・・・。た、卵が焦げる!!!」
失意のままシン君は学校へと向かった。
取り巻きのF3の面々、ギョン・イン・ファンらはいつになく沈んでる シン君の様子をうかがっていた。
いつもの学食の定位置に座り シン君の顔を見ていた。
「どうしたんだよ、今日は 変だぞ」
「どうしたのさ シン?何かあった?」
「昨日 置いてきぼりにしたからか?」
「・・・そ、そんな事じゃないさ。 子供じゃあるまいし」
「今日は 変だぞ。」
「・・・・・・」
「そういや オレの白鳥が言ってたけど アヒル、いま家に戻ってんだってな。」
「え!!そうなのか? ケンカしたのか?」イン
「おい、また ・・」ギョン
「それは違う。公務が立て込んできたから始まる前に 親子み、水入らず? ってのをするためだよ。」
「お前がそうしろって?」イン
「いや、ヌ、女王が言ったのさ」
「そうだろうな。いくらお前でもアヒルを勝手には動かさないか。で、なんで 落ち込んでる?」
「はっ、 落ち込む? ・・・それが昨日の夜と今朝 電話したら チャンインが出て 夜は 遅いから。
朝は忙しいって切られたんだよ。」
「なんで お父さんが出るの?」
「あいつ、携帯を持っていってないんだ!!」
「ギョンがガンヒョンと付き合いだしたころ見たいだね」と。ファン。
「ああ、似たようなこと言ってた,言ってた」イン
「親父攻撃だな。うん、うん、わかるぞ シン。俺も何度となく味わった。
父親って 娘に彼氏ができるとそうなるんだと」
「オレは 夫だ。」
「でも 断られたんだろ?」
「シン 何時ころにかけたの?」とファン。
「昨日は 10時 今朝は 7時ころかな?」
「家の電話か? そりゃ だめだ。シン」
「なんで、ふつうは まだ起きてる時間だろ? 朝にしても もう起きてるだろ?!」
「シン それは違うよ。それは 自分中心に考えてるよ。」ファンが 言いだした。
「シンは 起きてるからと言って 相手が起きてるとは限らないじゃない。
朝だって 緊急連絡以外なら 普通は 避ける時間帯だよ。」
「そ、そうか?」
ファンに諭されるように言われてしまった。
「シン ビジネス・タイムを知らないんだろ?」とイン。
「ビジネス・タイム?」
「9時から5時までをさすんだけど、もちろん絶対じゃないよ。
ただ 電話をかけるタイミングとして使われる時間さ。これは 仕事中心にだけど。
携帯が普及してから 時間帯なんて崩れつつあるけどね。」
「シンは 時間を選んでかけたりしないだろうし、今までもかけた事ないだろ?」
そういえばと 自分が電話をかけるのは個人的な用事だから 自分の携帯でかける。
それ以外はコン内官が 段取りをしてくれるから相手が出てきたら持ってくる。
「海外にかける時は 時差を考えてかけないと 大変なんだってアニキがいってたよ」
「そうだよな。相手を怒らせり、下手したら 契約取れなくなっちまう。
会社員の場合なら なおさら よく考えないと」
「携帯の便利さに甘えていろんなことがずれてきてんじゃない?」と ファンが言いだした。
それから いつの間にか ビジネスとは海外取引とは などと それぞれが自分の家のことを
持ち出しながら しばし 真剣な話が続いた。
それを 何気に聞きながら 3人が将来のことや家の仕事について理解してることがわかった。
ふと 思った。3人だけでなく 自分にも関連することだと。
そして いま 電話というものを通して自分も小さな外交(と言っても チェギョンの家とだけど)
をしているんじゃないかと。
相手にすべて合わせるではないが相手を目の前にしたときに どう立ち振る舞うか
チェギョンが 携帯を置いて行ったのは 相手の立場を考えることや時間に関してのことを教えるためか?
だいたい 携帯を置いていかせたのがヌナの命令って言うのが気になる。
それと 気になってたのがチャンインたちの態度。墓参りの時だっていつもなら誘ってくれるはずだ。
なのに、親子たってオレも家族の一員だろ?
確信はないが・・・・。確かめてみるか・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
東宮に戻ってきた。確かめてみるか?
「おかえりなさいませ。殿下。」
「ただいま。コン内官。予定を変更して悪かったかな?」
「いえ、とんでもございません。大学のほうで何かトラブルでもと思い心配しておりました。」
「ギョン達を話をしすぎたから。時間的にもう夕食の時間にかかるころだろうから遠慮したよ。」
「!!!・・妃君さまから ご心配される電話が入っておりましたが。」
「?なんて?」
「はい、今日はお越しにならないとの伝言を聞かれて お体の具合でもとおっしゃっておりました。」
「そうか。じゃ あとで かけておこう。・・・そうだな、 8時すぎなら 向こうも夕飯とかすんでるだろうから。
家の電話だから 用件だけで短く言わないと、迷惑になるな。あまり遅くならないうちにかけなきゃな。」
そう 説明がましく 聞こえるように言いながら チラッとコン内官を見た。
・・・嬉しそうに にこにこ顔である。
≪ビンゴ!!!」≫ 心の中で ガッツポーズをするシン君だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜
コン内官に話した通り 8時過ぎころチェギョンに電話をかけた。
「今日どうしたの?大丈夫?」
電話の向こうのチェギョンの声。電話の向こうからの声でも心配している様子がわかる。
横にいて聞く声とまた違った声。声だけでも相手の心がわかるようだ。
見えないからこそ感じるんだろうか。そっけない声で言ったらそのまま伝わるんだろうな。
荒げた声ならなおさら きつく聞こえるんだろう。
声のトーンひとつにもこれだけ意味が含まれるなんて 気づかなかった。
「ちょっと!!聞いてるの???!!!」
「ああ、 聞いてる。心配させてわるかったよ。・・チェギョン、ごめん。」
「!!シン君。」
「悪かったな。いろいろ気づかないことがあって。チャンインたちも巻き込んでたみたいだな。
まったく 策士のヌナには振り回され、おまえも苦労するな。」
「シン君!!!お姉さまはね! ・・・シン君?もしかして??」
やっぱり こいつもヌナの計画を知ってたのか?
実家に行く前から 何気にそっけない振りしてたし。なんかおかしいと思ってたし。
知らないのはオレだけだったか。
ただ ほぼあってるだろうが ヌナにはしっかり確認しとかないと。
************************************************************************
と、シン君に対しての秘密は “外交練習” とでもいいましょうか?
ずいぶん丸くなったシン君ですが 電話に関するおつきあいの仕方 という
マナー教室と呼ぶほうがぴったりかもですね。
ではまた。次は 逆になり チェギョンに対しての秘密です。
実家に戻った本来の目的に入ります。 チェギョンは知らないし気づいてない。
では また。
|