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みなさん こんばんは
余韻といいつつ 長らく お待たせしてしまいました。
< 真実 9>
2人が 笑顔で 戻ってきた。
笑顔をみて 部屋で待っていた全員が 察した。
「よかったですね。妃君」
「はい、おばあさま。」
スジニが両親の間に座った。
「ママどうしたの?」
「・・・だって もう何が何だか、さっぱりだわ。」
「お姉ちゃんはおねえちゃんだよ。変わってないよ。うちに来た時とおんなじだよ。」
「!! ああ、 あのとき、 親王殿下の写真を見てチェ、妃殿下が・・・」
「はい、あの時は つい 口に出してしまって・・」
「あの時 写真を見つめて すごく悲しそうな表情をされたから、どうしてかしらと思ったんです。
それが こういうことだったんですね。」
納得しました と ヘインが言った。
「それでは 私どもは そろそろ・・・。明後日 マカオに戻ります。
皇太后さま 親王殿下、妃殿下 どうぞ お元気でお過ごしくださいませ。
数々の非礼、お許しください。」
「カン氏 こちらこそ そちらの都合も伺わず この場を設けたこと許してくださいね」
「いいえいいえ、もったいないお言葉です」
そんなやり取りを 聞き流し チェギョンとスジニは アドレスの交換や
チェギョンが用意したプレゼントを渡していた。
「じゃ、お姉ちゃん 元気でね。メールするから!」
「うん、待ってるわ。わたしも メールするからね」
そんな約束をして カン氏たちを 乗せた車が 走りだして行った。
大きく手をふるチェギョン。
「さてと。僕らも 戻りますか?おばあさま」
「そうですね。妃君もようやく肩の荷が下りたことでしょう。」
皇太后が 後ろに控えていたソ氏に言った。
「今日は ありがとう。」
「皇太后さま いえ、私は 主の命に従っただけでございます。」
「お元気で。」
「ありがとうございます。」
「チェギョン 帰るぞ。そうだ おばあさま ドライブしながら帰りませんか?」
「ドライブ!!!ええ、ええ、 そうしましょう!!!」
「おばあさま どこに行きたいですか?
運転手さん、おばあさまの行きたいところに案内してちょうだい!!」
「おまえ、またすぐ調子に乗るんだから!!
ま、いいか。さて 出発しますよ。早く乗ってください。おばあさまだけ!!」
「ちょ、ちょっと!!」
「お前も乗りたきゃ 乗れ!」
「もう!!待ってください運転手さまぁ。私も 乗せてくださいまし。」
あわてて 車に乗り込む チェギョンだった。
シン君たちは 皇太后が普段見られないところを ドライブした。
たとえば、 シン君の大学。もちろん 車を降りることはできないが皇太后は 大満足した。
そして 改めて 覚えている限りのチェギョンと結婚する前のシンを思い出していた。
そう目の前にいる 孫でありながら 皇太子としての重圧に耐えていたシン。
父であるまえに皇帝として接していたがゆえの 親子の対立。
祖母として手を差し伸べられる範囲は限られていた。
はがゆくてもそれが 皇室のしきたりと 法度だと周りから 何かにつけて止められた。
いつだったか ヘミョンが言った。“アイス・プリンス”。
自分と話をする時のシンと皇族で集まった時にシンの顔は全く別だった。
とげとげしい言葉を並べて、大人を 言い負かすことを常に考えていた。
今、目の前にいるシンは 幼いころに見せていた笑顔。
あの頃とは違う。つらい思いもしたことが シンを大きく成長させた。
チェギョンという宝物をまもりますます 成長し行くことだろう。
シンの笑顔を見るとまさに“アイスクリーム・プリンス”
その甘い笑顔をいつまでも見続けたいと 願わずにはいられない。
「おばあさま どうかされました?」
「ハヌママ 車に酔ったの?」
「いいえ、違いますよ。楽しくて、うれしくて仕方無いのです。」
「おばあさま、戻る前に おやつを買って帰りませんか?」
「おやつ? もう尚宮が用意して・・・」
「ハヌママ、チェギョンの言うことを聞いておいたほうがいいですよ。食べ物の恨みは怖いから。」
「なんですって!!」
「まあまあ では 買って帰りましょう、妃君。」
「はい!ありがとうございます。じゃ、 運転手さん いつもの店に寄ってちょうだい。」
「はいはい、妃君ママ」
車は あま〜〜いにおいのする店前へと吸寄せられて行った。
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これで 告白は 終わりです。
長くかかったしまい申し訳ありません。
では 次回から 新しい話に なります。
お時間よろしければ お付き合いくださいね。
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