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お隣の国の「史劇」を本で読んだのは初めてでした。 値段が高くなってしまうかもしれませんが、「相関図」や役職名など「用語解説」が書いてあるようなちょっと厚めの・・、「しおり」として使えるようなものが附いていたら、私のような史劇初心者はうれしいかな^^・・などと思います。 (以下、単に私の感想です^^) 「1」冒頭のホンドの独白の中の二人称に気を使われた・・というお話をちらっと伺いましたが、実は伺う前、そこを読んでいた時に、その「あやつ」で「あら〜!」っと止まったのです。 ドラマでユンボクは思い人だった・・ということを既に知っていたので、「あやつ」だと、どうもお年の方が憎々しげに人を指す言葉に聞こえて・・。 思い人だったなら、「あいつ」?!。 なぜ、「あやつ」なんだろう・・?と、これから読み進める楽しみにワクワク^^。 風のように去って行ってしまったユンボク・・。 ホンドが年老いてしまっても尚、これほどまでに長きにわたって自分の心を虜にしたユンボク・・。 そんな憎しみがこもるほどの思い人であった故の、自分の心の矛盾を込めた二人称として敢えて「あやつ」と、呼んだ・・。 少し飛躍しすぎかもしれませんが、「2」の最後で私にはそう思えて、冒頭の「あら〜!」が、ラストできっちり勝手にスト〜ンと心に落ちました。 なかなかホンドの「心情」は小説にもドラマにも出てくる機会が少なかったようですが、小説の、この「エピローグ」と「プロローグ」は、ホンドの心がぎゅっと凝縮されていて小説が引き締まっていたように思います。 仕事を始めたての、主に帰りの長い電車の中で読むことが多かったこの本。 失敗や反省だらけでグルグル回ってしまっていた頭の中を、ロッテリアのアイスカフェラテ(この夏、何何杯飲んだことか・・!!)・・と共に、流れるような展開に没頭することで、降りる駅までにきっちり頭をリセットして帰らせてくれた・・(網棚のおかずは失ったけど〜〜(^^ゞ)。 ・・そんな想い出のついた本となりました。 この一年・・、一年半近くずっと、いろいろなところに「ざっくり」と心を持っていかれてしまった「風の絵師」です。 持っていかれたら、あちこちが「空き部屋」になってしまって、ドラマも終わってしまったし、ここ何日かの秋めいた風も手伝ってか・・・。
ちょっと寂しいな〜! |

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。ならば話は早い・・!と「風の絵師」のストーリーを説明して挿絵を見せたところ



