タイ語の勉強 & 山と旅と俳句

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「世情愴然」

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素晴らしき北朝鮮のサッカーチーム。
 
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昨日のなでしことの試合を見ていて、北朝鮮サッカーチームの素晴らしさに改めて感動する。先日戦った男子チームも同様に素晴らしかった。
 
戦前の予想では、北のチームはドーピング検査で有力選手5人が出場停止で、現有メンバーは二十歳以下の若い選手主体、とのことだった。なでしこより平均年齢が4歳も年下で、経験不足は明か。なでしこはU-20,U-18クラスの低いレベルの相手と戦うかと楽観していた。
 
処が、いざ実際試合が始まってみると、なでしこが試合をリードしたのは最初の10分位で、後は、殆どが押し込まれる試合展開で、漸く相手方の攻撃を凌ぐのが精いっぱいの状況だった。これが二十歳以下の、日本で言えばジュニアクラスのチームかと、実際目を疑いたくなるような試合運びで、球のパス、布陣、カット、シュート、どれをとっても一流のチームに思えた。
 
散々苦戦したなでしこも後半も半ば過ぎた頃、漸く1点が入り、念願の点が取れていよいよ延長戦になり、漸く勝利が見えてきた瞬間、残り後1分のところで、北の見事なシュートで1点取られ、結局1−1の引き分けで終わってしまった。
 
正直なところ、僕は胸をなでおろした。このまま日本が1−0で勝利していれば、帰国後、北のチームはどのような制裁を受けるのか。特にオウンゴールに近いような形で点を取られたあの選手は帰国後にどのような処罰が待っているのか、他人事ながら心配になった。
 
それを終了寸前に1点もぎ取り、世界選手権者のなでしこと1対1、対等に渡り合えた、との結果は、彼女達にとって起死回生の栄誉で、又、民族の誇りに結びつくものだった。この対等に渡り合えた一事をもってしても、彼女達は国の英雄になるに違いない。
 
次の対戦はタイ。勝ちは事前に分かっているから、今度のロンドンオリンピック出場は、日本と北朝鮮に確定されたようなものだ。次のオリンピックの場で、北朝鮮グループの更なる活躍を期待したいものだが、いずれにしても彼女達の頑張りは、世界の人々の目を引き付けることであろう。
 
処で、先般の対男子戦に於いて、国内では食うや食わずの貧しい経済状況の中で、如何にして、この様な強力なチームを作り上げたのか、不思議に思ったが、このブログにコメントを頂くInaさんなどによれば、選手の何人かは日本を含めての外国で活躍している選手もいて、北独自の強化チームではない、とのことだった。しかし、昨日の女子に関しては、純国産で、国内で選抜された選手で構成されていた。
 
一にスポーツは心技体、心と技の集積と言われている。監督コーチ共に純国産の北朝鮮人で構成されているチームの技術力は他国よりは多少劣るかも知れないが、その心、精神力の素晴らしさには圧倒された。それが僅か二十歳にも満たない少女達によって達成されている。どれ程過酷な練習、指導、仕置きがあったかは知らない。しかし、指導方法によってはチームをここまで精神的に高める可能があることを彼女達は世界に示した。
 
つい最近、大西瀧治郎を主題にした「特攻の真意」を読んだ。二十歳前後の若者が特攻隊員として自らの命を爆弾に代え敵艦に向かっていった。彼女達の戦いぶりとこれ等特攻隊員。試合を見ていて何か二重写しに見えもした。しかし、今回は最後の1点で起死回生し、彼女達は救われた。素直に喜んでやりたい。
 
 
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先週末米国国債が史上初の格下げを受け、昨日、月曜日の東証開始前にG7財務相電話会議が行われたが、その甲斐もなく、東証始め、アジア各国の市場は軒並み安。続いて開いたヨーロッパ市場も、スペイン、イタリアなど寄付きはプラスで始まったものの、直ぐにマイナスに転じ、ドイツDaxは5%超の下落、ロンドン、パリ、その他各国市場は大幅安で終わった。
 
最後の砦、NYが起死回生の挽回を果たすかと世界の注目を浴びていたが、Openingから売りが殺到。寄付きは250ドルマイナスでスタートし、時々刻々下げ幅を拡大して行った。先週の金曜日、一時240ドルまで下げ、その後Closingに掛けて戻し、60ドルのUpで終了したので、市場関係者の多くは、格下げ問題は既に金曜日の段階で織り込まれたとみていたが、それ以上に多くの投資家は、国債格下げによる米国の先行き経済に強い不安感を持っていた表れだった。
 
結局、NYダウは630ドルのDown,史上6番目の大きな下げで、3年前のリーマンショック以来のことだった。その流れを受け、今日の東証は200円を越える下げでスタート、昼前には400円を越えて下げ、当方の信用率も一時50万を越えるマイナスに陥った。この間、豪ドルも極端に弱化、とうとう76円台まで下がり、当方が持っていた10枚はすべてLCされて、80万以上の損害を被った。全く想定外のことだった。
 
しかし昼過ぎ、政府日銀が株買い支えのPKOを行い、マイナス幅は縮小。一時豪州市場などプラスに転じ、10%を越えていた韓国市場もマイナス幅を縮小。こうしたアジア諸国の流れもあった、今日の東証は漸く153円安、8944円で終了した。
 
さて、こうした昨日、今日の嵐のような市場動静の中で、野田財務大臣が今日遂に総理立候補を表明した。彼は元々本命と目されていたが、菅総理の退任時期がはっきりしない中で、彼の派閥の元陣笠、馬淵澄夫が1週間前に立候補を表明し、彼自身も含め、誰も馬淵氏が次の総理に選任されるとも思っていなく、単に陽動戦術とみていたが、遂に今日本命の野田氏が立候補することとなった。
 
彼はマネタリストである。財務省の操り人形かどうかは知らないが、財政規律を重んじる考えの人である。だから財務大臣は適格だった。
 
これからの日本経済、緊縮財政では立ち行かなくなる、と多くの経済学者が声高に叫んでいる。一方で900兆円を越える国の借金。予算の半分を赤字国債で補填していることが正常な国家運営かどうかは、誰に聞かなくても、堪えは明白である。だから一方では、これ以上の借金を増やさない為に、支出を減らすべきだ、と主張する学者も多数いる。そうした中で、インフレを人為的に作ることにより、国の借金を将来的には棒引きする、と。バーナンキさんなどが主張するインフレターゲット論者だ。
 
野田財務がマネタリストであることは間違いないが、さて彼は、どの経済論に組するか。ただ金曜日の円高介入、今日の株価テコ入れ、所謂PKO,など見ていると、一概に緊縮だけを取り柄にしている人でもなさそうだ。
 
彼を次期総理とするのは、丁度今日の今日、自公民三党幹事長が特例公債法(赤字国債発行法)についての合意を見、今週中には法案成立、又、再生エネルギー法にしても来週中には成立の見込みであり、いよいよ菅氏の辞任がカウントダウンとなったからである。遅くとも今会期内に総理はチェンジする。
 
何故野田氏かと言うと、彼以外に有力な対抗馬がいないことであり、又敢えて現今の火中の栗を拾うような政治が名乗りを上げることもせず、必然的に彼に収まるものであり、現在のパンク寸前の国家財政の状況下、財務に精通した彼こそ、適した人材であると言えるからである。
 
そうと決まれば、菅さんの謂う法案3条件を速やかに成立させ、又、総理交代を速やかに行うべきである。1日の遅れは、日本の大きな損失に直結するものである。
 
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先ごろの中国・温州郊外の新幹線事故の当局の対応に首を傾げたくなる。そもそもこの温州は、ミカンの故郷温州とは違って、杭州の近くの町の名前のようだが、紛らわしい。この杭州にしても中国人は「くい(杭)の州」と言って、同じ名前の広州は「広い州」と言い方を変えて区別している。
 
その温州の新幹線事故、40数名の乗客が亡くなったが、原因はATMが正常に働かず、後続車がそのままのスピードで、前に停止中の車両に乗り上げたもので、マスコミ等は原因の究明などと騒いでいるが、原因は至って単純で、システムの欠陥にあった。
 
だから鉄道省当局が1日も早い復旧を目指し、事故車両の先頭部分を含め、車両全体を地中に埋め込む作業は、そこから得られるデータは末端部分のものであり、本質の問題ではないので、至極当然のことであり、埋めたからと言って、何等批難されることでもなかった。
 
処がテレビ映像を見ていた国民、諸外国のマスコミ等から一斉の批難を浴びた党及び当局は、埋めた車両を直ぐにも掘り出して、車両基地まで搬入して、事故原因を解明するという。しかし、事故車両から得られるデータとすれば、後続車が緊急停止の操作をしたのかどうか、したとすればどの地点で、どの程度の強さかだった、程度であり、それはシステムと言う本質的欠陥の解明からは殆ど関係ない部分である。
 
こうしたことが最初から分かっていたが、中国政府は余りにも強い国民の反感を抑える為、敢えて温首相を現場に派遣したり、鉄道省幹部の厳重な処分を表明している。これは正にネットの力とも言えるもので、ネットがさしも強大な中国政府を動かしている証左でもある。福沢先生が150年前、ペンは剣より強し、と言った言葉は、今そのペンがネットに置き換わって、強大な権力に対抗し得るものとなっている。
 
しかし吾人が「おかしな中国」と言っているのは、このことではなく、今から半世紀前までの中国では人の命など鴻毛の毛程の価値しかなく、毛沢東の粛清時代、2000万人との言われる人民が無惨に殺され、数多の遺体が揚子江に漂っていた。
 
この大虐殺時代から見れば、今回の犠牲者40数人はものの数にも当たらないが、今は時代が変わっている。鉄道省幹部は、そうした30−40年前までの常識だった人命軽視の下に今回の事故処理を行ったに違いないが、古い体質の中で生き抜いてきた老幹部連中にとっては、当然のことだった。
 
しかし彼等には既に時代が変わっていることが理解できなかった。旧世代のように大家族の中の、子供が8人、10人もいた時代と違って、今は一人っ子政策が定着し、各家族は一人、又は二人程度の子供しかいない。国全体で言えば14億の民がいるが、各家庭で見れば、人の命は格段に上がっていて、子沢山の時代から比べれば、8倍、10倍も貴重なものとなっている。いや、それは単純計算だから、希少価値からすれば、100倍、1000倍の高さになっているだろう。
 
だから今回40人の死亡は、40年前に置き換えれば4000人、4万人に匹敵する人的価値の喪失と見なければならない。中央政府はそうした価値観の違いを十分考慮した上で、今回の対応をしたに違いない。
 
今回の中国の二転三転の対応は、こうした価値観の違いが背景にありことを理解し、又、ネットの力を抗すべきものでないと理解している中央政府の判断により行われたものであり、対応がくるくる変わるからと言って、嗤うべきことではないだろう。
 
これからの世界経済、米国に陰りが見えだしている中、牽引車としての中国の存在感は弥増し、共産党中央政府の更なる的確なコントロールが求められるところである。
 
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夜10時から、総理記者会見が行われる。NHK総合でなでしこJapanのサッカー中継を行わなかったので、この放送を見ることになったのだが、改めて菅さんのバカさ加減か、さもなくば、天才的詐欺師のいずれかを露呈した会見となった。
 
近々総理の座を退くと宣言した総理が、その退任時期も明確にしないまま、内閣改造をするなどおこの沙汰で、前代未聞であるが、新内閣は、現職総理が速やかに退任した後に、新総理の下で行うべきこと、との憲政の常識すら弁えていない。
 
信認された閣僚も、いつ総理が辞めるか分からない宙ぶらりんの状態で、一体、どんな政策を打ち出せるというのか。菅内閣が総辞職すれば、それら新閣僚も一緒に辞職せざる得ないことは、中学生にも分かる道理だ。めちゃくちゃな内閣布陣と言わざるを得ない。
 
菅さんは一体、この国をどうしようとしているのか! この国の復興を遅滞させ、国を滅ぼそうとしているのか! 常識的に見たら、そうとしか考えられない。
 
菅さんのバカさ加減は、この期に及んで、浜田とかいう自民党参院議員を引っこ抜いて、自陣の政務官にしたことだが、閣内、民主党幹部の誰にも相談せずに、亀井さんと二人で決めたことのようだ。当然ながら、閣内、民主党議員に相談すれば大反対が起こり、こんなドタバタは起こり得ようもなかった筈だが、誰にも相談せず、亀井さんの口車に乗せられたようだが、当の本人は、カツオの一本釣りじゃないが、一人しか釣れなかったので、副総理との菅さんからの強い要請を固辞し、単に補佐官に収まった。
 
亀井さんとしても10人からの自民参院議員を引っこ抜いて、国民新党に鞍替えさせた上で、副総理を狙っていたかも知れないが、常識ある自民党議員であれば、誰が好き好んで、こんな沈没間近の船に乗船などするものか。
 
政治家のクセに、政治音痴の菅さんと亀井さんの二人で組んだ田舎芝居だったが、うまく引っかかったのは、Positionに釣られた浜田議員だけ。日本の政治に汚点を残す情けない三人だ。そうした中、亀井さんのみ、早くも離脱したのは、やや政治風の吹く方向、吹き加減を弁えた上での判断だったのか。
 
菅さんがこんなていたらくをした為、自民からの猛反発、暴風雨は避けがたく、又政治の停滞が目に見えているが、そういったことが全く理解できない菅さんにはリーダーとしての資質はないし、資格もない。
 
その資格であるが、いよいよ昨日、総理退任の3条件を打ち出したが、これは全くずるい言い方だ。記者の、この3条件が達成されない場合、総理の座に居続けるのか?との質問をはぐらかし、「自分は、この3条件が達成されるまで全力を尽くす」とのみ答え、尚、退任時期を明確にしない。
 
一方で、民主幹部は7月中の退任、岡田幹事長からは8月いっぱい、等の話しも出ているが、昨日の菅さんの記者に対する回答を言葉通りに捉えれば、果たしていつになるかは分からない。
 
6月2日、党大会直前の鳩山さんとの合意、口約束は、速やかな退任の筈だったが、既に3週間も経過している。この間、政治は空転し、外交は遅滞している。駐留軍に関する4者協議は行われたものの、外国からの要人訪問は途絶えてない。これは一に菅さん自身の責任である。日本が国際外交の場から、日々取り残されていく。国際協調の中で生きるべき日本の国是からしたら大いなるマイナスだ。
 
菅さんがこれ等のことを全く理解せず、内閣改造をしたり、自民からの引き抜きをしたとすれば、「本当のバカ」だし、これ等を分かった上で確信的にやっているとすれば、真からの天才詐欺師だ。政治詐欺、日本を手玉にとっての政治詐欺は許せないが、菅さんもそんな頭が良いとは思えない。矢張り、政治バカに違いない。いずれにしても、1日も早く総理を退任すべきだし、民主党内からも、身内の浄化を図らなければならない。
 
政治家は日本を代表する職業人であるから、国益、を先ず最優先に考え、その為には一日も早い、菅さんの退任を皆が揃って図らなければならない。
 
 
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菅さん「人間ウソをついてはイケマセン」「ペテン師」と呼ばれますよ!
 
 
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一昨日から昨日にかけての菅総理辞任劇のドタバタは、実に日本的な茶番劇。世界中の笑いものになっている。
 
前日の水曜日夜までの段階で、民主党議員80名以上の離反が確実視され、翌木曜日衆院本会議で菅総理不信任案は可決される見込みとなっていた。
処が当日の昼、本会議開催前に急遽開かれた民主党代議士会で、菅さんは実に神妙な面持ちで、「自分の不徳、至らなさの為に、こうした国難のさ中に不信任が提出された。震災、復興に一定の目途がたった段階で若い人に道を譲る(退任する)。」との発言。それを受けて、最初に質問に立った鳩山さんが、この代議士会の直前、菅総理と面談したことを披露しつつ、総理は震災、原発、2次補正の目途がたった段階で退任する。」との裏書き発言をし、満場の拍手を浴びた。
 
議員の多くが総理のこの退任発言を待ち望んでいたものであり、膠着した政局を打開する唯一の解決策と感じていたことの表れだった。この総会直前まで多くの民主党議員が不本意ながら自民党の提出する総理不信任案に賛成する意向であったが、この総理退任表明を聞き、打って変わって、反対する側に回った。それでも尚且つ同意できなかったのは小沢系列の30数名で、結果、本会議では圧倒的多数で総理不信任が否決されたのだった。
 
処が問題はその直後の岡田幹事長発言で、「総理辞任は2次補正予算成立が条件になっていない。」と辞任の時期を明確にしない記者会見。それを聞いた鳩山さん、正に「鳩に豆鉄砲」の面持ちで、総会前の4者会談(菅、鳩山、岡田、平野)での内幕を公表し、更にその際に取り交わした確認書も公表した。その文書には「退任」の文字こそないものの、「2次補正予算の早期編成にめどをつけること」と書かれていて、これは即ち4者で合意されたDead Lineに他ならない。だから岡田幹事長の会見を聞いた鳩山さんが「人間ウソをついたらいけません。」と、1年前の自身の行状を知る国民からみたら唖然とするようなことを言ったが、自分自身のことはさて置き棚に置き、鳩山さんからすれば咄嗟に出た真実の言葉だった。
 
現首相と前首相、日本を代表する両首脳が口頭で約束したことを、紙に書いてないからと言って、国会が終了し、総理続投が決まった途端、恰もそんな近々に退任するという約束事は無かったがごとき発言を一方の当事者菅氏がするのであれば、鳩山氏からすれば怒り心頭、「ズルい人だ」「ペテン師だ」呼ばわりするのは当然のことだろう。
 
前首相にそこまで言わせた背景は当日夜の菅総理記者会見の場で、総理在任は原発問題が収拾するステージ2、即ち来年1月ごろまでを考えているかのごとき発言をし、この先更に総理在職に意欲を持っているかのごとき発言で、昼間の幹事長発言で燃えたぎっている鳩山前総理の火に更に油を注ぐことになったからだった。
 
前総理が現総理を「ペテン師」呼ばわりするのは前代未聞、未曾有のことで、これが今の日本の政治の現状かと仰天するが、よくよく考えれば自身の行状を棚に上げ、目糞鼻糞を謗るの感もなきにしもあらずだが、しかしこのお坊ちゃん総理にこうまで言わしめた幹事長、菅総理の責任は重大である。
 
菅さんはズルい。敢えて鳩山さんに汚い言葉を吐かせるまでもなく、一昨日、昨日のテレビ中継を見ていた国民の多くがそう感じただろう。保身としか映らなかった。彼が幾ら高邁な精神、意欲、責任感をアピールしようが、国民の多くは又口から出まかせのその場限りの場当たり発言、又口先だけの嘘っぱちと受け取ったに違いない。彼自らが言うように「不徳」であるから、国民からそう受け取られるのもやむを得ない。
 
そして迎えた昨日金曜日の参院予算委員会。民主舟山議員の後に立った自民先鋒の山本一太議員。舌鋒鋭い山本議員の質問に菅さん、全くナメクジに塩、青菜の漬物みたいにヨレヨレで全く精彩なく、語気鋭く繰り返し質問する「総理退任の表明をしたのではないのか!辞任はいつか! 退任表明した総理は1日も早く職を辞任すべきだ!」には真正面から答えようとせず、この期に及んでも退任、辞任の言葉は一言も発せず、単に民主党議員会の発言要旨を説明するだけ。あまつさえ夜の記者会見で発言した1月末を目途、については言い訳に終始し、全くみっともない姿を露呈していた。
 
次に続いた西田議員の韓国人違法献金問題に関しては、もう殆ど立ち往生。これが日本を代表する総理かと思うと、見ていて情けなるやら、もう本当に一日も早く退陣せよ、と怒りたくもなった。本来、この大震災が無ければ、その直前に行われた参院委で、西田議員から当該違法献金問題を追及され、同様問題で外相を辞任した前原さん同様、総理辞任に追い込まれる寸前だったのが、大震災に救われたのだった。
 
国民のかなりは、菅さんがこの大震災をはしゃいでいる、と見た。千載一遇、起死回生の大震災、本来末期となるべき総理のポジションがこの大震災により救われた。だから、常識的に考えても震災の翌日には行くべきでない現地視察を、周囲が差し止めたにも拘わらず、ヘリコプターを飛ばし、何の意味があったか知らないが、福島原発サイトまで着陸させている。これを彼一流のパフォーマンスと言わずして、何と言おうか。被災地の困難さを思うのではなく、彼自身の売名行為で、この様な常識外れの翌日視察を行っている。
 
それからほぼ1か月後の4月6日、今度は突然に中電浜岡原発の即時停止を中電に要請し、会社としても総理からの要請であれば断れない、として、現在運転中の原子炉を緊急停止した。停止の理由は浜岡が地震の巣の真上にあり、この地域でもM8クラスの地震発生の確率がこの10年以内に70数%ある、との気象庁の予測を挙げている。
 
福島原発が大変なさ中、この先どう収拾に向かうのか全く予測ができない、国中が不安に陥っている真っ最中に、浜岡だけをやり玉に挙げて、即時停止を要請する。即時停止することがどういう影響、結果を齎すのか、後先も考えず、又、本来原子力行政は経産省の所管であり、経産大臣と事前の協議をすべきところ、PRになることは何でも「俺が、俺が」の発想で、国民多数の向こう受けを狙った、最大のパフォーマンスに打って出た。
 
浜岡は地震の巣窟の上に建設された原発だけあって、福島原発とは比べ物にならない程強固な地震対策、高潮対策が講じられているが、今回の福島事故を踏まえ、更により強固な対策を今後3年以内に構築する工事がスタートしたばかりの時点で、即時停止、とは、一体、どういう根拠で、どういった状況の際に、何が危険になるから今すぐ停止する必要がある、との検証を全くせずに、ただ単に気象庁の地震の確率だけに依拠して停止要請するなど、もっての他と言わざるを得ない。
 
斯く言う当方は原発反対で、自然エネルギーに転換していくべきだ、との論者であるが、現在の日本のエネルギー事情を考えれば、今直ぐ即時原発停止、という主張はしていない。それは将来的な国のエネルギー政策の中で順次変更していくべきことと考えている。それを総理は、一国の総理が、より良い国造りをリードしていくべき総理が、ただ自身の人気取りだけの意味合いで、浜岡即時停止をアピールし、喝采を浴びている。言っては失礼になるが、気象庁が嘗て大地震を当てたことはなかった。現に今回の宮城沖大地震も全く考慮されていなかった。その気象庁の予測を鵜呑みにして、もしも今後3年以内に駿河地方でM8クラスの地震が起きなかったとすれば、総理はどういう責任を取る積りだったのか!元々言うだけ言って、責任を取らない総理と言われている人だから、そんな責任問題など最初から顧慮していなかったに違いない。
 
当方ブログによくコメントを頂く伊東在住の竜司さんという方がおられる。彼は以前は鳩山びいきで、今は絶大な菅びいきだ。だから菅さんが何をしても許されるし、当方がブログで菅批判をすると必ず反論をコメントしてくる。竜司さんの主張としては、菅さんほど真面目に熱心にこの国難に立ち向かっている政治家はいない。皆が皆、菅さんはダメだと言うが、菅さん以外の誰がやったとしても、彼以上のことをできる人はいない筈だ。悪口言うのは止めましょう。というのが、彼の主張だが、彼は一面しか見ていない。と言うか、菅総理の向こう受けを狙ったパフォーマンスに騙されている。口先だけの総理ということが分かっていない。口先だけのパフォーマンスで実行が伴わない。
 
竜司さんの為に幾つか実例を挙げておく。彼は現在民主党の総裁であり、総理でもある。半年前に小沢さんと総理の座を争った。前回総選挙における民主党の公約は、大半が反故にされている。重要な案件は全くと言ってよいほど実現されていない。むしろ後退している。具体的には公務員削減、子供手当、高速道路無料化、年金問題。消費税引き上げに関してはまだ論議の状況で、マニフェスト違反にはなっていない。探せばまだ他にもいろいろあるに違いない。総理兼民主党の代表として、公約を変更せざるを得ない状況になるとすれば、再度、総選挙を行い、改めて国民に約束して、審判を仰がなければならない。それが近代的民主国家の姿であるべきなのに、菅さん、菅内閣は無し崩しに約束破りをしようとしている。震災があろうがなかろうが、それが菅さんの実像であり、今回の鳩山さんとの紳士協定、彼らが果たして紳士と言えるかどうかは別にして、二人の暗黙の了解をいとも簡単に反故にしようとした行動を見れば、言わずもがな、語るに落ちた、と言わざるを得ない。
 
昨日のNHK国会中継をみていて、あれ程惨めな、濡れ雑巾の姿が映像として世界に配信されることを考えたら、一日の猶予もなく、菅さんは総理を退任すべきである。前総理からいつまでも「ペテン師」と呼ばれるような総理は日本には必要ない。
 
 
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