タイ語の勉強 & 山と旅と俳句

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中国悠久3000年の旅

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中国旅行最後の日の午前、青島観光の目玉、崂山へ行く。
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崂山・太清宮の前には既に多くの中国人観光客が来ている。
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崂山太清宮。
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寺院内には道士がちらほら見える。
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道教の神様。観音かも知れない。
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青島のホテルでも又、駅の案内所でも、「泰山に行くにはどうしたらよいか?」「泰山観光のツアーはあるか?」と聞いても必ず返って来る答えは「崂山?」「崂山観光ならありますよ。半日ツアーで500元、1日ツアーで800元」と答えてくる。

当方の「タイシャン(泰山)」と言う発音が余程悪いのかいつも「ラオシャン(崂山)?」で返される始末で、この町の人は余程崂山へ行かせたいのか、泰山に対抗する手前、泰山と分っていても無視して崂山というのかは不明であるが、泰山と分った途端、「汽車で行くか、バスで大安まで行って、後はそこで聞いて下さい。」と急に冷たいあしらいになる。崂山観光のお客さんを一人取り逃がしたか、の風情である。

そこで今日は中国最後の日で、幸いに飛行機が午後の便だから、午前の半日を使って、この町の人々が敬愛して已まない崂山観光へ出かけることにした。

ホテル前でタクシーを捉まえ、交渉の結果400元で崂山から空港まで送ってもらう約束を取り付け、先ずは八大関景区、香港路を回ったのはくだんの通りである。

崂山の手前のゲートで50元の入山料を支払い(泰山の時も50元取られたが、どうも中国・山東省では50元が共通しているようだ)、いよいよ山が海に迫り、ごつごつした岩肌と生えているのは風雪に耐えた松のみの海岸道路を走ること凡そ30分、太清宮の前の広い駐車場に着く。

この時間もう既に何台かの観光バス、自家用車など来ていて、人々は太清宮へ入っていく。

この崂山は道教の一大聖地で、1000年以上も前から道士がこの山で修行をしてきている言われ、山中には数え切れない程の道観、道祠、道廟が建てられている。

この太清宮はその最初の寺院であるが、境内には又幾つもの建物、庭園が造られていて、ここを回るだけでも優に1時間はかかる。

1000年の歴史を感じさせる古木の中に、同教の道士がちらほら見え、一体どういうことの修行をしているか知らん、自然の中に、自然の対応をするのがその教義かも知れない、当方の希望を快く受け入れて写真に納まり、ご本尊の撮影にも異義も言わず、早春の陽光の下、ゆっくりした所作で寺院内を移ろっていた。こういうはたから見て悩みのない生活が彼等にとっての長生きの秘訣かも知れないが・・・


空港へ行く時間もあり、余りゆっくりもしておれず、そそくさと境内を歩き、これから先にある華厳寺、明霞洞その他は、この次来るときに取っておき、空港へ急ぐ。

元の海岸道路を香港区まで戻り、そこからは高速で空港まで一本。6日前、最初に来た時は一般の道路を走るリムジーンバスで来たが、こんな立派な高速道路が市内と空港を直結しているのに又少し驚く。

思っていたより早く空港につき、運転手には気前よくチップで100元渡し、空港でのバカ高い食事(これはバンコク空港も同様)をする時間も取れたが、流石にバカ高い土産までは買う気持ちにはなれなかった。

Jalは定刻に離陸し、乗ってしまえば成田まで3時間もかからない。眼下に又々近代的なビル群の街、青島が海岸線にそって伸びている。


中国は侮れない。東海の青島は既に朝を迎え、陽光は中空にあるが、これから先中国各地で、上海、青島のような巨大で且つ近代的な都市がどんどん生まれてきて、世界の一等国になるだろう。

泰山、曲阜の古い町並み、古い宗教・伝承を大切に守り、一方で超近代化の流れを率先して作っていく。21世紀は中国の世紀、と誰かが行っていたが、この6日間、余りにも多くのものを見、聞き、体験し、それは実感としてそう思えることだった。

機内でのフリードリンクを飲みつつ、窓に顔をくっ付け、今日までの6日間を振り返ると、随分長いような幸せな気分に浸れたが、又このまま飛んで帰ってしまうのも少し残念ではあった。

あ、そうそう蛇足ではあるが、今日のスーツケース、計量したら32キロにもなり、一旦は500元、7500円のチャージを請求されたが、重たい泰山石敢當を取り出し、手荷物にするよ、と言ったら、係りの人は免除してくれた。「20キロが制限ですから、これからは困りますよ。」と小声で一言添えて。

中国は良い国だ。歴史と現代が同居している。中国人も良い人だ。3年ぶりに中国に来れたという二重の喜びの中、金色に輝く青島の海を後にした。

    
                           再見!



道士の一人。
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この人はただの観光客。
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1000年を越える巨木。
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香港区の街の直ぐ後ろに迫る崂山の一角。Twin Peaks.
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金海・青島を後にして・・・再見!
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ホテル「サンチャゴ」の直ぐ目の前には「魯迅公園」がある。今まさに東海の空から朝日が昇るところ。
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サンチャゴホテルでの朝食バイキング。青島料理も上海、北京以上に美味しい。
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サンチャゴホテルのフロントに掲げられている宿泊料金表だが、交渉すれが、半額とまでは行かないが、7掛け位にはなる。
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八大関景区にある蒋介石が宿泊していた別荘、「花石楼」。
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海岸越しに見る香港区のビル群。
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この地区には市役所、ホテル、メセナ、劇場等々文化、経済、行政が集中していて、青島の富の象徴ともなっている。
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今から十数年前、当時の福岡県知事か市長が、福岡〜釜山〜青島の3都市を結ぶトライアングル、環東アジア貿易圏構想なるものを打ち出し、地理的に近いこの3都市が人、物、文化等で結びつき、大いに交流を深めよう、とのアピールをしていたのを思い出す。

この3都市は人口も経済基盤も似たようなもので、飛行機で飛べば1時間そこそこの至近距離にある。国の垣根を越えて都市間での交流、流通を図ろうとしたものだったが、それから十数年、福岡は相変わらず100万人を少し越えた程度の人口で、殆ど停滞している状況だが、釜山は見事にアジア一の貿易港に発展し、アジア最大の港湾施設にはコンテナーが山積みにされ、市内にも高層ビル、高層アパートが林立している。

ここ青島の香港区。香港中路を中心に近代的な高層ビルが建ち並び、大阪BPO、東京の西新宿都庁周辺よりもモダンに整備され、リッチで、超近代的だ。

日本が停滞していたこの十数年、韓国・中国は大いなる経済成長を遂げ、それ等の潤沢な資金を惜しげもなく街の発展に再投資している。置いてきぼりを食った、日本、福岡から見れば、ものの見事な国家政策、都市計画と言えるものが、今日のここ青島・香港区にはあった。

今日は中国最後の日。JALは午後の便だから、午前中を香港区、崂山観光に充てるべく、ホテル前を通りかかったタクシーを止め、半日観光の交渉をする。運転手は最初500元と言っていたが、400元、6000円にまけさせ、観光が終わった後の空港送迎までも取り付ける。

ホテルをチェックアウトし、スーツケースとリュックをトランクに入れ、蒋介石以降共産党要人などもと滞在していた八大関景区を回り、この香港区に出る。

海岸の前方に開ける超近代的な都市。東海から上がる朝日に照らされ、高層ビルのガラス、壁面が光り輝いている。後方の土色の山。その前に広がるどこまでも続く白浜。映像の世界でしか見ることの出来ないような超モダンな街が目の前に開けていた。青島の夜明け。青島はもう既に朝を迎えていた。



街の直ぐ後方には崂山の端の方の山並が迫ってきている。
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早朝の海岸線を歩く観光客の一団。
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北京オリンピックの際にはヨット競技も行われたこの町では、海岸線も綺麗に整備あれている。
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旅の思い出に海岸の貝殻を拾う人々。
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日本で見るのと変わらない貝殻。
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香港区郊外の高級住宅地。田園調布などは比較にならない程の高級さ。後ろの山が崂山の一角。
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泰山駅の「五嶽独尊」の碑に見送られ、済南に向う。
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小雨混じりの済南駅前。
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昼食に、済南駅前にある「美国・加州、牛肉面大王」に入る。
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牛肉面セットで25元、約370円。
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中国でも禁煙運動は進んでいて、公共施設は全面禁煙になっている。
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泰山駅から済南までのローカル列車での約1時間の旅。3日前に丁度反対方向の列車に乗ったが、その時は山手線のラッシュアワー並みの混雑ぶりだったが、今日の列車も3日前程でないにしても、乗車率150%で、座席には座れない。しかしそれでも窓の外の景色を見ることは出来た。

丁度昼頃済南駅に着いたが、次の青島行き和楷号の出発までには2時間弱の待ち時間がある。これからタクシーを飛ばして、大明湖を回れない訳ではないが、少し時間的に窮屈。結局、駅前を少しブラついたり、お昼を食べたりして出発を待つ。

駅前で入った食堂は、「美国加州・牛肉面大王」、という全国チェーンなのか、山東省だけの店なのか、よくは知らないが、あちこちの町で見かけた看板の店に入る。

中国は農産物、畜産物の最大生産国と思っていたが、牛肉に関しては、米国・カリフォルニアより輸入しているようだ。その米国産牛肉の入った、牛肉緬、ということで、食べてみる。

あ、そうそう、以前も気がついたが、漢字で美国はアメリカのこと。加州は加利福尼亜。今の日本では国名に漢字を使うことは殆ど無いが、カタカナ、ひらがなの無い中国では、どうしても漢字表記にならざるを得ない。

あ、そうそう、面は緬の簡体字、以前の拉緬の緬を簡単な文字に変えているんだった。この中国の簡体字、だんだん元の意味から離れていって、だんだん韓国の表音文字に近くなっているようだ。和楷号の楷も本来は別のカイの簡体字を使用しているが、日本語辞書にないので、取り敢えず、この楷を使ったが、本来の文字とは違っている。

さてこの店のメイン、牛肉面は、さっぱりした緬汁に牛の細切りが載っている。ちょっとした牛肉スープ緬と言った感じ。ラーメンとは味覚が違うが悪くはない。しかしこのチェーン店、一時は狂牛問題で、売上も落ちたに違いないが、昼時の今は、もうほぼ満席に近い入り。

セット料金で25元だから、日本円にして約370円。日本の半分位の値段だが、先日同じくこの駅前の地元の食堂で入った時の緬の値段が10元程度だったから、地元民にしてみれば結構割高かも知れないが、店内は衛生的で、機能的で、明朗会計。こんな所が若い中国人には受けているのか知れない。

1時半発の和楷号。青島までの見慣れた景色が後方に流れていく。窓の外は氷雨。窓ガラスを流れていく。4時半、青島駅着。
タクシーで一旦サンチャゴホテルに戻り、チェックイン。再び、フロントの女性と再会を喜ぶ。




丁度、東京駅前に、東京中央郵便局があるのと同じ様に、中国でも主要駅の駅前には、郵便局の大きなビルが建っている。
郵便貯金も日本同様、盛んなようだ。
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青島、北京、瀋陽行きの和楷号の出発時刻表。
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済南駅での最後の別れ。
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青島一の繁華街、台東路も雨の為、人通りは少ない。
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持ち帰りのお寿司を売っている店もある。
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済南バスターミナルは、流石交通の要衝だけあって、大きくて、近代的。あちこちの方面にバスが出ている。
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済南は道路の道幅も広く、自転車、バイク用の専用車線も作られている。
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泰山の向いに建つ展望タワー。
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天外村から見る再びの泰山。
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一昨日の石を元の場所に戻す。
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ここでも又泰山の湧き水を汲む人々が。
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一昨日泰山の麓で拾ってきた見栄えの良い小石が心に引っ掛かっていた。昨日曲阜の町を歩いていた際も、持ち去ったのはドロボーと同じではないか、と、内心悔やむ気持ちが離れなかった。

泊まったホテルは幸いにバスターミナルの直ぐ横。今日の半日は大明湖の散策に当てようと思っていたが、その前に、矢張りこの石は元の場所に戻すべきだ、との結論に達し、今朝は、バスに乗って再び泰山の麓まで行く。

昨日、曲阜からは高速道を突っ走り、2時間余りで済南のターミナルまで来たが、今日のバス便は、一部高速を利位用するが、大半は一般の市道を走り、多くのバス停に停車し、乗客も乗り降りしている。丁度、市内バスと遠距離高速バスの中間型のような感じで、隣町の泰山へ行くには、丁度良い足になっている。

1時間余りで泰山のバスターミナルに到着し、タクシーで天外村の麓の公園まで行き、川原に近い元あった場所に、その石を戻す。心がすっきりした。孔子の故郷まで来て、悪いことをするのは恥ずべきことだ。聖人君子には程遠い生活をしているが、時々は悪いことを避ける気持ちもどこかに残っていたようだ。

心が晴れた思いで再び泰山を仰ぎ見、もう多分来ることもないこの山に別れを告げ、再びタクシーで泰山駅に向う。

自分にとっての「泰山鳴動して鼠一匹」とはこのことだったのか、と改めて思う。

「泰山石敢當」、自分にとってはよい意味の泰山詣でもあった。

泰山駅の待合室に掛かっている泰山の大きな写真パネルをみていて、しみじみそう思った。




泰山に最後の別れを告げ、泰山駅に向う。
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泰山駅2階の待合室。
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待合室の中には泰山の写真パネルが数多く掲げられている。南大門に向う参詣者の行列風景。
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紅葉の時期の泰山。
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泰山駅2楷の待合室から眺める霧に霞む泰山。
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霧の中の泰山。
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済南の町のシンボルタワーは夜ライトアップされ、幻想的なシルエットを見せている。
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このオブジェ一つでこの町を充分にアピールしている。
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何か宇宙からの贈り物のようにも思えた。
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夜の警備の為、出動準備する警察官。
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済南の賑やかな食堂街。
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趵突泉の前にある中央公園の真ん中に立っている、この町のシンボルタワーは、夜になると幻想的なPure Coloreのイルミネーションにライトアップされ、何か宇宙の生物、宇宙から飛来してきた超近代的な生き物を見ているがごとき幻想的な光景を浮かび上がらせている。

この近代的な中央公園と言い、哲人像と言い、更には又この夜のライトアップ。誰がデザインしコーデイネイしたかは知らないが、中国人の高い芸術性を感ずるものがった。

夜のライトアップで印象に残るのは桂林の街。街中が色取り取りのイルミネーションでライトアップされ、全くおとぎの国を歩いている感があったが、この済南も桂林ほどではないにしても、このシンボルタワー一つ取っただけでも、町全体の印象を高める効果は充分だった。

公園の横には北京の胡筒(フートン)に少し似た感じの小路が左右に延びていて、色んな料理の食堂が軒を連ね、大勢の人々が行き来している。

珍しい焼き鳥とカニ。とある1軒に入り、泰山ビールを飲み、済何の夜を楽しむ。

この町にはもう一つ、唐の頃の李白や杜甫も訪れた有名な大明胡の公園があり、夜の散策を求め行ったが、残念ながら夜間は地元の中国人しか中に入れず、外から暗闇に浮かぶそう浪亭を眺めるしかなかった。

中国人の逞しさは、こんな夜でも公園(大明胡)の外の広場では、大勢の人が音楽に合わせ、健康体操をしていることだった。



胡筒様の狭い路地には店舗(食堂)がひしめき、大勢の人で賑わっている。
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人々は芳しい臭いに誘われ、ついつい店に入り込んでいく。
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焼き鳥にカニ、香辛料が強すぎ、余り美味しいとはいえない味。
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夜は更に更けていく。
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大明湖の周辺では夜遅くまで健康体操が続けられている。健康志向の中国人。
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