cielo日記

岡山県津山市のイタリア料理店 シエロのあれこれブログ♪ ※2011年に店舗移転しました。

全体表示

[ リスト ]

 
やって来ましたエトナ火山! そのエトナふもとの北側地域、 素晴らしいワインの造り手がひしめいている、ランダッツオ‼‼ 
 
シチリアワイン、、、といえば。。太陽の恵みをたっぷり受けた
「濃くて重いワイン!」 というイメージかもしれませんが、、、
 
この標高の高いエトナ山のぶどう畑はシチリアの中では非常に冷涼な気候で、昼と夜の寒暖差が激しく
火山性の土壌が、ワインに素晴らしいミネラルを与えます。
しかもブドウ栽培の歴史は古く、樹齢100年オーバーのブドウの木がたくさん見られます
 
偉大なブルゴーニュに匹敵する素晴らしい地域。。
実際に足を踏み入れるのは初めてで楽しみです 
 
そのエトナ界隈の中でも私の大好きな造り手
 
Calabretta  カラブレッタ  
 
 
4世代に渡りぶどうを栽培していたカラブレッタ家。1997年より自家ボトリング。
現当主はこちら、実直で聡明な   Massimiliano マッシミリアーノ‼‼
   
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
創業当初から、化学肥料や農薬を一切使用せず、ぶどう栽培をしていて、ワインも伝統的な造りです。
新樽ではなく、何年か使用したものを大樽をメインで使用。
パオロスカヴィーノで使用された樽も使用しているそうです!  わお 
 
 
 
 
 
イメージ 2
醸造施設を案内していただきながら、早速テイスティング
 
 
イメージ 3
 
白ぶどう品種はこの辺りならではの土着のぶどう品種です。
◎Minnella ミンネッラ。2012
フレッシュな柑橘系の香り。味わいも果実味と少しミネラル感。
ハンドキャリーで日本に持ち帰った 2011ミンネッラはもう少しシャープな感じ(こちらまだ当店にあるので気になる方はグラスで是非!)
 
ミンネッラの単一ブドウのワインを飲んだのは初めてです
 
◎Carricante カッリカンテ2012、
こちらは5〜80年の樹齢のものをブレンドしているそう。2012年は収穫がやや早かったそうで、ミンネッラより酸、ミネラル、骨格があり、まだ色々な要素多く、がまとまっていないですが、こんなに複雑&ミネラリーなカッリカンテって
 
そして赤ワインです。
ぶどうはやはりネレッロ・マスカレーゼ! ピノノワールの亜種ともいわれている、この辺りを代表する品種です。
イメージ 4
 
風も強く、夏はとても乾燥するそうで、厳しい気象条件のせいか 他の産地の同じように高い樹齢の木よりしまっていてアスリートのような感じですね。。樹齢の高いぶどう達、、
 
 
 
仕立て方は伝統的な アルベレッロやスパリエーラという株仕立て。 
この厳しい気象条件にマッチした仕立て方で、トラクターなどが入れないので手作業なのです
 
ワインにする過程で圧搾されたぶどうの搾りかすはこのように、畑の葡萄の間に。。自然にかえしてあげるのですね。。
私たちがこの写真を撮っていたら、何故かマッシミリアーノも撮っていました
カルデラーラ、物凄く石の多い火山岩土壌。。
 
イメージ 5
さてそしてテイスティングはフラッグシップの 
◎Calderara  カルデラーラ 2012 (エトナロッソ、もしくはシチリアロッソの名前でリリースされています)
赤はしっかりと熟成させてから販売するカラブレッタ。。 若々しいコレは初めてかもです
やはりクローズ。でも素晴らしくポテンシャルがあり、色々な要素が詰まりに詰まっています。。
舌が痺れるような収斂性、凝縮感。。長い熟成を経てまた出会いたい、、
 
他にこのカルデラーラは垂直にて 
2008、2007、2006、2005、2004と テイスティーーング ! 
各々の年ごとのキャラクターが出ていて素晴らしく楽しい!
疲れをいやしてくれそうな 2005年、、、、偉大な2004年は記念日にレストランで飲みたい・・・
 
そして驚いたのが   
◎ Pino nero ピノネロ! 
・・・凄い、、2011は ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしい区画の当たり年ワインの様な骨格、長熟しそうな酸、細やかで複雑なタンニンが素晴らしいです。。ウットリ   
「ブルゴーニュ要らないね 
つい出てしまった一言に、マッシミリアーノも得意顔 
Pino nero 2012 はミネラルと果実味と細やかなタンニンがミュジニーGC!?って程感動。。
マッシミリアーノいわく、1800年代にはこの辺りにピノネロがあったそうです。。驚き
イメージ 7
こちらはグイヨ仕立て
樹齢は22年  アリエのバリック熟成のモノも試飲しましたが、全く味わいが違って驚きました!
 
こちらも日本未入荷ですが、やはりハンドキャリー 2011有りまっす 
 
 
そして
◎Sollicchiata ソリッキアータ 2012
こちらはこの後訪問する フランクコーネリッセンさんの辺りで、しかも以前はフランクのフラッグシップワイン、「マグマ」に貸していた畑だそうです  (このワインも持ち帰り有!!)
同じネレッロマスカレーゼとは思えない程、ソリッキアータは透明感あり、エレガントで余韻は長く、終始綺麗。。
 
2012 平行試飲 あと。。。
◎Piede franco  ピエデ・フランコ  
自根のフィロキセラフリーのもの  このワインは造り始めて7年目
イメージ 6
ピエデフランコとマッシミリアーノ
 
◎GaioGaio  ガイオガイオ こちらは2011を。。
カルデラーラの樹齢の若いものを混ぜたキュヴェ 
ガイオ はお父様の小さい頃の呼び名でもあるそうで、この地方で 「飲め飲め」という意
 
シチリア、2012年ヴィンテージは、すでにまとまってきているキュヴェもあり、やや早く飲めるのかなという印象です。 非常に果実味が前に出ていて、日本に入ってくるのが個人的に楽しみです! (大人買いしそうで怖いですが)
2011年は骨格と酸がしっかりとあり、より熟成が期待できそうな予感です。。私見ですが。。。
 
そしてスペシャルなワインも飲ませていただきました!(たぶん予定より、かなりスペシャルなワインを色々飲ませていただいているような気が滅茶苦茶していますが、、、) 
 
◎Nerello Cappuccio  ネレッロカップッチョ !!
ネレッロマスカレ―ゼの補助として使われるぶどうですが、こちらは単一 @カルデラーラ
マスカレーゼより濃く深い色合い。。樹齢4年  今年初めてワインにしたそうですが美味!
果実味がぎゅっと詰まっていて若々しいタンニンが心地よい、果実の凝縮感はありつつ良い意味で余韻はタイト。。 マッシミリアーノもすごく満足のようです。。
偉大な土壌では樹齢が若くても、良い若々しさの素晴らしいワインができるのか、、、‼?
カラブレッタのワイン、エトナロッソ  などは、ネレッロマスカレーゼにカップッチョが少し混ざっていますが、コレというのはマスカレーゼのぶどうの樹の間に、昔から植えられているカプッチョ、(同じ区画)を一緒に収穫し、醸しているだけなので、割合は大体でヴィンテージによっても異なるそうです。。  なるほど
 
 
そしてそして
◎Nonna Concetta 2012  ノンナ コンチェッタ  
実はこの日、到着してすぐ、マッシミリアーノから   「今日 ノンナ(お祖母さん)が亡くなったんだ」 と、、、
・・・言葉を失いました。。
知らなかったとはいえ、こんな日に来てしまって、、、と申し訳ない気持ちと、もし色々大変ならさくっと終わっても良いよ・・・・?  とマッシミリアーノに聞いたのですが、大丈夫、問題ないと、、
ノンナ・コンチェッタ、、   あばあちゃんに捧げるワイン。
コントラーダ(区画)はパッソピッシャーロ 他より石が少なく赤土。生産量600本  複雑、骨格あり。  
おばあちゃんは、ワインの畑をいくつか購入してくれたそうで、感謝しているとマッシミリアーノ。。
ノンナ・コンチェッタを試飲しながら、一緒におばあちゃんを想い、ご冥福をお祈りしました。
どんなおばあちゃんだったんでしょう。色々な思い出がマッシミリアーノの頭をよぎっていたんだろうな。。
 
余談ですが、マッシミリアーノは親日家なのか(勝手に判断)  
「ドウモアリガットゴザイマス!」
「切腹! 」
「コンニチハ〜〜」
と、日本語をたくさん知ってます。。  いつか日本に来たいとのことで、楽しみです。
イメージ 8
                                                           Ci Vediamo!!!!
 
 
 
 
 

この記事に


.


みんなの更新記事