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米国時間1月20日、第44代米国大統領に移民2世のアフリカ系アメリカ人のバラク・フセイン・オバマ氏が大統領に就任した。
私は、オバマ大統領の就任演説を聴いているうちに、「預言者」(神から、より良く生きる工夫についてのメッセージを預かった人)とは、このような人物なのではないかと感じた。そう思いながら演説を聴いたせいか、物静かに、米国を築いてきた先達たちの努力の尊さを語り、われわれもそれを引き継ぎ次世代に責任を持とうと呼びかける姿は、大統領選挙の時とは異なる姿に見えた。 それが特徴的に示されている部分が、「リスクを厭わず行動し、創造する人々こそが長く厳しい道のりのなか、われわれを繁栄と自由へと運んでくれたのであり、そのうち一部は世に知られる事となったが、多くの場合は目立たない仕事に従事している人々であった」という件である。そうした人々の努力が米国の礎となっているとオバマ大統領は語った。 また、演説の終わりには米国の黎明期のエピソードを紹介し、「我々が試練に直面しても、この旅を終えることを拒み、背を向けたりたじろぐことなく自由という偉大な贈り物を堅持し、無事に未来の世代に伝えたということを我々の子孫たちの世代が語れるようにしよう」と結んでいる。 同氏の就任演説は人間の持っている集団性を再生させる一方、個人を勇気づけるものである。この演説を受けて、多くの米国人は現在直面している問題の大きさを再確認し、数々の難問打開に向けて歩む覚悟ができたのではないだろうか。また、米国以外では、自国の政治指導者にこのような演説ができる人がいればとの思いを抱いた人は多かったのではないだろうか。 ※演説の邦訳は外務省による仮訳を引用した。 |
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2009年01月22日
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