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2011年の中東地域の一番の話題は、チュニジア、エジプト、リビアとドミノ倒しのように長期政権が崩壊したことである。
そして、11月23日にはイエメンのサレハ大統領が権限を副大統領に移譲する文書に署名し退任の意向を示した。
さらに、シリアではアサド政権に対する市民の抵抗運動が9か月以上を経た現在も続いている。
こうした政治変化以外にも、5月1日には米国の特殊部隊シールズがパキスタンでアルカイダの指導者オサマ・ビンラディンを殺害したことも大きな出来事である。
アルカイダは、ビンラディンの後任の指導者としてエジプト人のザワヒリ容疑者を選択した。現在、アルカイダの力は衰えたとの分析が主流ではあるが、イエメンに拠点を置くアラビア半島のアルカイダ、アルジェリアなどのマグレブ(北アフリカ)のアルカイダなどの活動が依然として見られている。また、カダフィ後のリビアでアルカイダが拠点づくりを進めているとの報道がある。さらに、米軍撤退に合わせてイラクでもテロ活動を活発化させているようだ。
2012年は、この2つに、イラク、アフガニスタンの平和維持の動向、対イラン制裁の動向などが加わり、中東地域の不安定性が増す蓋然性は高い。
したがって、本ブログでも気を引き締めて、これらの情勢に関する情報、見方などを掲載できればと思っている。
本年は、東日本大震災の被災地支援活動の関係などもあり、かなり長期にブログを休みました。ここにお詫び申し上げます。
2012年が希望の年となるよう、心より祈念申し上げます。
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2011年12月31日
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