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シリアでは、「貫徹の金曜日」と名付けられた4月15日、主要地方都市に加えダマスカスでも数千人の抗議デモが実施された。デモにおいては、アサドの退陣を要求するスローガンも叫ばれていたと報じられている。
この15日の情勢に対応するように、アサド大統領は16日、サフィル首相(前農相)の新内閣に対し、方針演説を行った。同大統領は、その中で、1963年以来続いている非常事態法の解除、汚職の改善、小規模起業家支援、新政党法の草案作成の検討などについて言及した。
さて、先に本ブログで書いた、治安部隊と市民の双方に対し発砲した「集団」について、4月13日付のアル・ハヤート紙が「シャビーハ」という名前を報じている。
シャビーハは密輸などを行っている犯罪組織で、アラウィー派を中心に形成されており(1万人程度)、レバノンのヒズボラやイランとの結びつきがあるとの報道も見られる。こうした組織が、市民の抗議デモの鎮圧に使われていることが注目される。
シリアでは、革命記念日である4月17日、前日のアサド大統領の演説にもかかわらず、南部のスウェイダでデモ行進が行われているとロイター通信が報じている。
欧米諸国は、こうした市民活動に対し、シリア政府が暴力による取り締まりを行っていることを非難するにとどまっている。リビアへの対応との違いが際立っている。
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2011年04月17日
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