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2月16日(土)、偶然、中東調査会勤務時代に御指導を賜った故 甲斐静馬 氏(『中東戦争』の著者)との思い出の地に立ち寄る機会を得た。
また、本日より、人生の師であった故 牟田口義郎 氏(元 地中海学会会長、元 中近東文化センター理事長)が著書『地中海のほとり』に書き記したチュニジアを訪問する。
1月にはアルジェリアでの人質事件があり、最近では2月18日のイラクでの爆撃テロ、同月16日のパキスタンのクウェッタでの自動車爆弾テロ、同16日のナイジェリアでの外国人誘拐事件など中東・イスラム圏での治安状況が悪化している。
その中での北アフリカ訪問となる。
チュニジアで火がついた市民による政変「アラブの春」から2年。その地の現状を自分の目で見ておこうと考えた。
チュニジアも、依然として失業問題、物価上昇という問題を抱えたままである上、観光業の低迷により経済的改善への道はまだ遠そうだ。
2月6日に野党「民主愛国党」の指導者ショクリ・ベライド氏が自宅前で暗殺され、8日から9日にはチュニスでは大規模抗議デモが発生している。
(今回のチュニス訪問で宿泊予定だったホテルは仏大使館に近く、通りが封鎖される可能性もあるため急きょ変更した。)
チュニジアの市民の多くは、わずか2年で、25年に及ぶベン・アリ政権の負の遺産を改善できるとは考えていないだろう。
しかし、明日への不安を誰しも胸に抱きつつの生活を送っていることが想像できる。
二人の恩師の教えを今一度、心に刻んで出発します。
またチュニジアの状況について報告したいと思います。
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2013年02月19日
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