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本書は、レバノン出身の国際政治学者ジルベール・アシュカル氏(フランスに移住し、パリ第8大学の教員を経て現在、ロンドンの中東・アフリカ研究スクールで教鞭をとる)の第4次中東戦争以降の論評を再編集したものである。イスラム原理主義、パレスチナとレバノン、イラクでの戦争等に関するものが収められている。2つの湾岸戦争でのアメリカの政策に対する見方など、アラブからの視点が語られており参考になる。
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書籍案内
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本書は2001年9.11米同時多発テロ後、米国心理学会の要請でテロリズムを心理・社会的アプローチから分析し、理解を深めることに貢献する目的で編纂されたものである。各執筆者のパースペクティブは様々であるが、テロ行為について理解するためには文化的多様性の理解が不可欠との認識のもとでまとめられている。9.11テロ事件はわれわれの記憶から遠のきつつあるが、アルカイダをはじめ国際テロ活動は継続している。本書は、テロとは何かを考え続けることの必要性を改めて教えてくれる1冊である。
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本書は、日本からは地理的のみならず認識の点からもまだまだ遠いマグリブについて、同地域研究の第一人者によって編まれた入門書である。前半は同地域の現状と歴史が分かりやすく記述されており、後半は暮らしと文化について大きく紙幅が割かれている。写真や図表も多く、知識の獲得とともにマグリブの人々の息遣いが感じられる良書である。
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本書は1976年の朝日選書『地中海のほとり』の復刻版である。筆者がはじめににおいて「ライターとしての私の人生の記念碑として」と述べられているように、牟田口義郎先生の地中海への深い思いが籠められている。読みやすく詩情溢れる文体の中に豊富な歴史資料が織り込まれた紀行文である。30年以上経った今でも地中海地域を旅する人に是非読んでもらいたい一冊である。
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本書はイスラム神学思想を基礎におき、今日のイスラムにかかわる諸問題について鋭い考察を行っている。また、比較宗教学の観点から自然と人間のあり方を紐解いており、異文化理解を深める上でも参考になる。
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