シネマ ハウス

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貪りあうことだけが、唯一の生の証だった・・・


http://www.geocities.jp/cinema_house2007/moji/review.gif
人の間に揺れ動く細やかな感情を描かせたら、右に出るものがない作品を作り上げるアン・リー。
その彼が『ブロークバック・マウンテン』に続いて選んだのは、敵に愛を感じるようになった女スパイの物語でした。アン・リーはこれで2度目のヴェネチア金獅子賞を受賞しました。

覚悟していたとはいえ、この中華版“ラストタンゴ・イン・パリ”におけるトニー・レオンにはさすがに驚きました。
もちろん、世の中にはもっと過激な性描写が溢れているし、トニーにしても激しいのは「ブエノスアイレス」で経験済みなのです。
だが、女性ファン多しのアジアン大スター・トニー&中国の新星タン・ウェイによる、全裸にて行われるベッド上のあれこれは、えも言わぬ臨場感がありました。
あまりの迫真ぶりにショックで寝込んだと噂される、長年の恋人カリーナ・ラウの心中お察しいたします。
だが一方で、香港公開時の無修整版と性描写ほぼカットの中国版の両方を観た人からは「中国版の方がしっくりきた。」との声も...。
もちろん、3度に渡る暴力的なまでのSEXシーンは“色と戒”をテーマにした物語ゆえ重要なものの、重苦し過ぎるのも確かなのです。

解釈に難しき、色(Lust)と戒(Caution)の塩梅でしょうか。

とはいえ、本作の“色”には“人間の感情”という意味も重ねたとのことで、42年、抗日運動に身を投じるヒロインによる、トニー演じる傀儡政権下の顔役暗殺を狙っての色仕掛けには、その度ごとに変わってゆく彼女の心の揺らめきを感じました。
トニーの行為もまた、瀬戸際に立つ者の感情の現れともいえるのではないでしょうか。
そんな二人の許されぬ色=愛が滲むこの悲壮なロマンス、色・戒が仏教用語だけに、鑑賞後に去来するのは、実に切なく“無常”の一語につきます。

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