精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。 孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める……。 この映画を観ているうちに、1972年アラン・ドロン主演サスペンス映画『ショック療法』(アラン・ジェシュア監督)を思い出しました。 この作品では、療養所の実態が暴露されるクライマックスで披露される寸鉄での猟奇性を示すカットが、実は、大きなアクセントになっていました。あの僅かな描写だけでも充分な効果を生み出していた70年代のサスペンス作品でしたが、今回『シャッター アイランド』を観て、今思えば本当に新鮮だったんだなぁと再実感しました。 さて『シャッター アイランド』ですが、映画の舞台は50年代, シャッターアイランドと呼ばれる島には犯罪者で精神を病んだ者たち, 他では手に負えない強者たちが収容されていました。一人の囚人が, もしくは患者が脱走したというので, 捜索のために連邦保安官テディとチャックが呼ばれたのですが…..。 シックス・センス(1999、M・ナイト・シャマラン監督)同様、映画の冒頭で、「この映画の結末はこの映画を観られる方には話さないでください。」の断り書きがありましたので、内容は深く語れません。 ただ結末が二種類あります。..どちらを選びようがないのですが…妄想と真実、それは反転してまた反転し、悲しい事実だけが残る作品でした。 巨匠マーティン・スコセッシの采配はもちろん、成長を感じるレオナルド・ディカプリオの演技力をもって、このサスペンスは成立していると思います。 前半より掲出されたヒント、「4の法則」に注目することで、後半、明らかになる真実が捉えやすくなりますが、加えて、超日本語吹替版で観ることで、ディテールまで伝わるのでオススメです。 ■監督 : マーティン・スコセッシ ■原作 : デニス・ルヘイン ■出演 : レオナルド・ディカプリオ 、 マーク・ラファロ 、 ベン・キンズレー ■上映時間 : 138分 ■ジャンル : スリラー/サスペンス http://www.youtube-nocookie.com/v/ubmaNJdfzwM&hl=ja_JP&fs=1&rel=0&color1=0x402061&color2=0x9461ca&border=1 ◎●公式サイト「シャッター アイランド」は こちら ◎● |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー


