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TPPがいよいよ浮上をしてきているけれど
少々見逃せない言い方があるので触れたい
いわゆる兼業農家のこと。
兼業農家のことを
片手間に農業をやっている
中途半端な存在のような受け止め方(言い方)を
されておられる方が少なくない
これ大きな間違い
ひとつは、農業ー米つくりは片手間でできるようなものではないということ
もうひとつ、結局日本農業の構造そのものが
専業では成り立たない構図になっていると言うこと
これだけ狭い国土の中で、
それも山間地を列島の真ん中に抱えている国土で
どうやって専業農家が育てられると言うのか
兼業であるからこそ、日本農業は維持されているのではないか
大規模経営にすればいいという方もおられるけれど
客観的に大規模経営にできうる地域はさほどにはない
その上、広大な土地を背景とするアメリカや、その他の外国と
競合できるような大規模経営の成立のしようがこの国にはない
そもそも大規模経営で農民人口を更に縮減させると言うことは
限界集落のいっそうの亢進
地方都市の人口減を招く
それはつまりただでさえシャッター商店街が広がる地方都市の疲弊を
いや疲弊で済むならばいいけれど、消滅さえも引き起こしかねない
貿易立国を唱えることに反対する気はないけれど
いざと言う時、自動車も コンピューターも食べることはできない
いざと言う時とは必ずしも”戦争”だけではない
天変地異、それよりももっと確実に訪れるのは
人口爆発、中国をはじめとした国々の消費爆発。
その時慌てて田んぼを復活させようとしてもそうはいかない
狭い土地を、切りきりと人の力で守り育てることに
兼業と言うスタイルがどれだけ役立っていることか
この国のありようを揺るがすTPPをについて、
それぞれの事業の損得から語っていいのだろうか
サザンの桑田さんは、震災後、仙台での公演を組むにあたり
”ニッポン”と言うフレーズではなく
”ふるさと”と言うフレーズを選んだと聞く
そう、この国に生きるすべての人の”ふるrさと”を
どう考えていったらいいのかこそ、必要な視点ではなかろうか
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