過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 「鬼に訊け」ロードショーがスタートした。
 145名のキャパシティに200名を越える方が殺到し
 ご入場いただけなかった方もいらしたとのこと
    ※ 「鬼に訊け」オフィシャル
       http://www.oninikike.com/news/
    
 昨年劇場観客人口は、2割近い減となった
 震災の影響を理由に挙げる方もおられるが
 比率で言うならばせいぜい4%前後であろうといわれる
 残りの15%は、いったい何故なのか
 
 いやそれよりも
 それでも劇場に足を運んでくださった方々のうち
 本当に映画を支える基盤と言える方は
 いったいどのくらいおられるのか
 
 600本を越える公開作品のうち
 上位50本ほどの作品が
 興行収入の圧倒的多数ー8割近くを占めるなか
 3Dとテレビ局タイアップの大宣伝映画を除けば
 あれもこれもあったはずの作品を
 いったいどれだけの方が楽しんでくださったのだろうか
 そもそも楽しめる環境にある方はいったどれほどいらっしゃるのだろうか
 
 地方の友人たちが、地域の仲間を集めて
 地方では容易に公開されない映画をピックアップし
 2月に一度ほどの例会方式の映画サークルを運営している
 
 東京みたいに映画のあふれているようなところで
 そんな活動は成立しないと思ってきたのだけれど
 
 一本の映画を見て、その感動を共有できる場
 できるならば、映画を見終えたあとも
 交流できるような場が欲しいと
 いま自分自身が切実に感じている
 
 映画の質と量の豊かさとともに
 豊かな楽しみ方のスタイルがあっていいじゃないかと
 遅まきながら思い始めている
 
 ハンバーガーショップのスタッフの注文とりかと見違えるような
 シネコンスタッフの対応にとまどい
 ガラガラの客席の中を、
 指定された座席を探して、ぽつんと座り込む
 
 映画が始まれば 
 自分の五感を叩き潰すかのような大音量に身体を竦め
 映画が終われば、
 出て行くのが当然とばかりの 
 スタッフの声に追われるように劇場を後にする
 
 さっきまではお客だったけれど
 お金を払ったらもう終わりってわけかよ...
 虚しい独り言をつぶやきながら
 今見た映画の記憶を手繰ろうとするのだけれど
 それを確かめる居場所も相手もいやしない
 
 腹が減っているなら飯を食えば済む
 気持ちをちょっと豊かにしたいと思うから
 映画館に足を運んだのだけれど
 なんだかいっそう飢餓感が募ってくるのはなんだろう
 
 そういえば、数年前まで
 六本木俳優座劇場を会場に
 『社会派で行く』などと銘打って
 集中的な企画を繰り返していたっけ
 
 あれはなんだか楽しかった
 探しに探してその日の映画にたどり着いたかのような
 そんな光景があちこちにあったっけ
 
 ........ そうか。
 そろそろ、動き出してみるか!
 

開く トラックバック(1)

 福島原発2号炉の水温が20度ほど上がったという
 再臨界はないと言いながらホウ酸注入を始めることの不気味さ
 そもそも、原子炉内部どころか
 格納容器の中さえまともに確認できない状態で
 どうして”冷温停止”を宣言できたのか
 
 帰郷を促す自治体も登場しているけれど
 安全であるとは誰も保証しえず
 危険の可能性のある地域での 
 生活の決断を迫られる方々のことを思うと
 きりきりと心が痛む
 
 福島原発周辺のミミズの放射能を測定したら
 1万ベクレルが計測されたという
 つまりは、その土地は明らかに
 放射能に汚染されているということであり
 そのミミズを食する鳥や、その他の生物には
 放射能は確実に濃縮されて蓄積されていくことになる
 
 徐染、徐染と言うけれど
 放射能は消えるわけではなく
 居場所を変えるだけ
 
 変えた場所でどんな可能性があるのかは
 少し考えればわかること
 様々な生き物を通して
 それは循環し、濃縮され
 数十年、数百年,数千年の間
 この地球のどこかをめぐっているということ
 
 ところで、
 国連科学委員会は
 地球における被曝の最大の危険性は
 原発施設ではなく
 ウラニウム鉱山から排出された鉱滓であると指摘しているらしい
 
 つまりは原発の設計や施行、設備、処理の安全性以前のところで
 人間は放射性物質をコントロールできていないということ
 
 入口から出口まで、誰も対策を持ちえていないものを
 どうして”実用化”してしまったのか
 
 ドキュメンタリー「イエロー・ケーキ」の中で
 ウラン採掘会社の経営者がインタビューに答える光景が強烈である。
 
 処理方法も見つからずボタ山と化した鉱滓瓦礫
 そしてウラニウムの精製の過程で排出される
 汚染された泥土の池
 その危険性の指摘に対しては言葉を濁し
 新しい鉱脈の発見を喜んで答える
 
 「この新しい鉱脈の発見で,わが社の株主とわが社は
 莫大な利益を得ることができる」、と。
 
 旧ソ連の核兵器生産を支えた東ドイツのウラン鉱山
 ナミビアでは被曝の危険性を感じながらも
 ようやく得られた生活を守るために働く黒人女性の姿がある
 オーストラリアでは、先祖伝来の土地を汚すなと
 闘いに立ち上がったアボリジニの女性リーダーと
 支援者の姿がある。
 
 ひとたび大地から引き剥がされたウラニウムは
 その瞬間から数万年にわたりこの地球を 
 汚染し続けるのだ
 
 人間がその作業を止めないかぎり
 それは拡大し、蓄積し続けるということなのだ
 
 孫子の代にツケをまわすな!と
 この国の総理は眦(まなじり)を決して国会で答弁をするけれど
 間違いなく孫子の代にツケを回す原発については、
 そのための不退転の決意は聞こえてこない
 
 この核エネルギーでもっとも恩恵を蒙っている関係者ではなく
 それとは遠くの位置で、生活を営んでいた人々が
 なぜ長期にわたる避難の生活を強いられ
 そしていま、何の保証もないままに
 この汚された大地に戻るか否かの決断を迫られなければならないのか
 
 それほどに核エネルギーに対する確信を抱き、
 かつまた、人類の未来がそこにあると説くのであるならば
 その確信を抱く人々こそ
 いまいる場所を避難されている方々に明け渡し
 代りに福島の大地での生活にすすむべきではないのか
 
 寒風の吹き込む仮設住宅の人々、
 長期にわたる避難の生活を強いられている人々
 彼らだけに決断を迫るような今のありようは
 何とも納得できないものと言うほかない
 
 決断を迫られるべきは、
 なによりもこのことで莫大な利益をむさぼってきた
 ”原子力村”の人々ではないだろうか
 
 
 
 
 
 

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事