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それぞれの山頂ものがたり
自分らしく歩く!

書庫2017年 山と花

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2017/ 7/10

7月3日〜4日で、オロセ尾根から酉谷山避難小屋まで歩き、小屋のお世話になった。下山してあれこれ検索していると、この小屋を含めた奥多摩の避難小屋の利用に関する記事があったので、興味深く読んだ。

問題の所在は避難小屋を徒党を組んで利用した際の「宴会」にあるように思う。
この日同宿した男性は「鷹ノ巣避難小屋〜雲取山山頂避難小屋」を経由して酉谷山避難小屋に来たとのことで、鷹ノ巣避難小屋では傍若無人の宴会に辟易したと述べていた。静かな山を歩き静かに小屋を利用させてもらうことへの感謝の話から派生した内容だった。

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鷹ノ巣山避難小屋は一度使ったことがあるが、真冬で同宿者はいなかった。通過の際休憩に立ち寄ったときは、何人か違った方向からそれぞれ集まって昼食のところであったが、フレンドリーながら節度を持った人たちで好感が持たれた。

今回の東京都の広報は今回初めて読んだ文章ではないが、そのキーワードは
① 「宴会」
② 「先着者のスペース占有」
にあると思われる。

私も周りを無視した「宴会」は嫌いだが、仲間同士で労をねぎらいながら飲むような酒を見ると微笑ましく感じる。

早く着いてスペースを確保し、後続が来ても我関せずと微動だにしない年寄りもいる。そんなときは一声かけて率先してその年寄りの隣に割り込み、徐々にスペースを確保するように努力を惜しまない。

しかし、年寄りの隣で寝るぐらいなら野宿の方がいいときもあるので、避難小屋に「避難」しなければならない山登りをする場合は、ツェルトを持ち歩く方が本当の非常時にも、小屋が満杯のことも考えると精神的にいい。

かつて、酉谷山避難小屋では常識はずれな宴会を行った都内の山岳会の事例があったが、これは山岳会という閉ざされた社会が山の中でも通用すると思った集団の例で、それ以外に見聞きしたことはない。

岩山登郎さん(仮名)が主宰する有名山塾(仮称)が酉谷山避難小屋を宿泊場所として20人を募集したツアー企画をはじめ、この小屋の最近の人気ぶりに乗じた商行為の場所としての避難小屋の利用の動きもあったが、このごろはそのような鳴りはひそめている。北海道はツアー登山での避難小屋の使用について、集団での場所取りを行わないように求めている。

ついでに言わせてもらうと、先着者がスペースを占有していたとしても、一言声を掛けて譲ってもらえばいいことで、小学生でもあるまいし「お上」に告げ口することでもなかろうとは思うが、人それぞれである。


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