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それぞれの山頂ものがたり
自分らしく歩く!

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平成30年5月31日、日本大学アメリカンフットボール部における反則行為に係る第三者委員会が設置され、6月29日、中間報告が発表された。テレビでその模様が放映され、さて誰が委員長かと見ていると、広島高等検察庁検事長で退官した勝丸充啓さんであった。
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東京地方検察庁刑事部の副部長から呼び出しを受けた上司は、理不尽な要求をむざむざと呑んで戻ってきた。それは現場にとっては現実を無視したあり得ない要求であり、今の時代で言う過労死を招きかねない過酷な業務運営を強いられることが明白な内容だったので、それを覆そうと部下が単身、談判しに行った。

「努力が足りないから君らは仕事ができないんだ。」というようなことをお話しになられたが、上司が丸呑みした要求は半分押し返して双方が妥協するような内容で落ち着いた。今から考えれば強大な組織に属する権力者による吹けば飛ぶような弱小の組織の者に対するパワハラ以上の要求であったが、妥協したのは予算を掌握する立場になられたときの影響を考慮した結果であった。

パワハラなどというものは、日本大学アメリカンフットボール部に限らず少し前まではどこにでも普遍的に存在していたのではないか。否、今でも立派に存在している。オウム真理教が地下鉄にサリンをまいたその日の朝、地下鉄に乗ってとある場所に向かい、とある会議室に入り、感情を爆発させた検事に怒鳴られ机をけ飛ばされたのは、まったくどうでもないことだったのだなと、今しみじみ思うのである。(2018/6/30)

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